手相を見るのは右手左手其の２

理由の三つめは、昔、西洋では左手の方が心臓に近いという理由から男女を問わず左手を主として見てきたようです。日本では左手で過去を見て、右手で現在から将来を見る考え方です。また現代は男女を問わず先天的才能は左手に、後天的才能は右手に現れていると言います。

手相を見るとき、先に右手を出してきたり、左手を出してきたりします、それは、いつか見てもらったとき右、左の説明を受けたのだろうと思いますがまちまちです。

理由の四つめは右利き、左利き、関係なく、手を組んで親指と親指が重なるとき、右手の親指が上になるか、左手の親指が上になるか、で簡単に言うとこれで決まる方法です。

つまり親指が下になる方の手が積極的な手、親指が上になる方が消極的な手、と言うことになり、手相を見る場合、積極的な手の方を中心に見てゆき、消極的な手も補足的に見て、右左の手を比較して判断する方法。

理由五つめは、右脳、左脳の原理で見る考え方、脳を左右両半球を分断した場合、脳の左半球は右手を支配し、脳の右半球は左手を支配しているという事実です。たとえば、右脳が障害を受けると左半身に、マヒが起こることからもわかるとおりです。　

またこれもよく言われているように、左脳は、分析したり、計算したり、意識したり、集中したり、また書いたり、読んだり、話したり、順序だてする脳。　　一方右脳は、見たり、聞いたり、感じたり、想像したり、知覚したり、本能的、直感的、に反応する脳なのです。

つまり、左右の脳が　もっいる役割が、左手、右手に微妙に反映され、その性格、形態が、手相として現れているという見方です。すなわち、分析、意識的性格は右手にあらわれ、本能、直感的性格は左手に現れると言うことです。　 私はこの考え方で両手を見て判断しています。