「歩くZ旗」みね姉のひとりごと ~矜持 国を護るということ~

私たちを護ってくれている自衛隊を、私が護りたい!そんな気持ちで書いてきました。今は、自衛隊との日々の大切な記録です

はるゆきくんとの再会~艦内編~

2013年09月19日 | 海上自衛隊
さて、佐世保音楽隊に親しんだのち、


私はふと、思った・・・。


今月は護衛艦と会っていないじゃないか!と…。


やっぱり、これは寂しいよねってことで、


「そうだ!佐世保行こう」と思い立ちました。


ちょうど、「はるゆき」7月体験航海の時の記事が出来上がったので、


記事を掲載している「からっちゅ9月号」をお届けに行こう!


と、いう事で、早速はるゆきの方に連絡


すると、ちょうど、この3連休がはるゆきの一般公開とのこと。


じゃあ、ってことで、佐世保まで行って参りました~





JR伊万里線で伊万里 ⇒
images (1)
 


⇒ 伊万里からMR鉄道で有田
 images.jpg
  


⇒ 有田からハウステンボス号で佐世保へ
  images (2)


と、約2時間半の行程…ですが、いろんな列車を乗り継ぐので結構楽しい


ちょっとした旅です


有田での乗り継ぎ待ち時間に、はるゆきの方へ、


1330時到着予定です」と打電(笑)


30分ほどで佐世保駅に到着し、改札を出ますと、


はるゆきの副長さん&船務長さんのイケメンコンビがお迎えに来てくださってました~


とってもありがたいのですが、お休みの日なのに、申し訳ない…


(だけど、いい気分です(笑))


あ、なのでもちろん私服ですよ?さすがに制服お迎えではありません


駅から3人でてくてく歩いて、基地に向かうと、


港が見えてきました。


5月以来、


人生で、ひと夏にこんなに各地の港に行ったことはないというくらい


この夏は港へ行きましたが、


港って、本当に各地各地で様相が違いますね。


田舎の田園風景や、街中の風景はどこも同じですが、


港は表情や雰囲気が本当に違います。


呉と佐世保も全くちがうので、こうなると、やっぱり、


基地めぐりしたいな~とか思ったりするよね


これまでは、ほとんど近づくこと自体なかったのが、港という場所だったのですけどね~。


映画館に行く頻度より、港に行く頻度の方が多くなった2013年の夏…(笑)










ところで、佐世保は海上自衛隊の基地の近くに、


海上保安庁もあり、こちらも巡視船などがたくさん停泊していました。


すると、副長さんが、


「あの船、見えます?扉のところ、塗装がはげているところがありますよね?」


と、指差した方を見ると、


確かに、ところどころ塗装がはげているのが見えました。


「あれ、撃たれた跡ですよ」


「えええ~~~~っ!!!!」


「海保はほんとに大変だと思います。」


「ええ~っ!!そんなにしょっちゅう撃ってくるものなのですか???」


「そうですね。…まぁ、さすがに自衛隊には撃ってきませんが」


…そりゃそうだ、自衛隊に撃っちゃったら、戦争になっちゃうもんねぇ。


だけど、もし、奴等が撃ってきちゃったら…


ダウンロード
(by半澤直樹)

…でお願いします…遠慮せずに、どうぞ叩き潰しちゃって下さい…と、言いたいけど、それができたら、苦労しないよね…本当に…(ノД`)・゜・。










護衛艦が見えてくると、副長さんが


「ちょっと、はるゆきは見えないんですけど~」


と。


そうなんです。見えないんです。


どういう事かというと、


岸壁に「きり型」の何か(←名前ど忘れ…ヲタじゃないので(笑))が停泊しており、


その奥にはるゆきがいたから、見えなかったんですね。


艦艇から艦艇に乗り継いで行くのは今回初めて


そして、これがなかなかコワイ…。


下、海だもん


結構、橋(?)が揺れるし…。(下に網あるし…)


そして、2ヶ月ぶりにはるゆきに乗艦


そこかしこでペンキを塗っていたので、


ペンキの匂いがしていました。


「とりあえず、長旅の後なので、こちらでちょっとゆっくりされてください」


と、士官室に通して頂きました


「いせ」でも士官室には何度かお邪魔させて頂きましたが(←自慢


はるゆきの士官室は初めて~~~


そりゃ、まぁ、「いせ」の士官室と比べると、


確かに狭いし古いですけど、


だからこその面白さも(笑)


なんか、戸棚に「閉」って貼ってある文字のフォントが、


ものすごく古いフォントなのがまたツボで…(笑)


あれって、なんていうフォントなんだろうか。


古さを感じさせるけど、なんかカワイかったなぁ。


TVの下には、テプラでやっぱり「情報収集中」って貼ってあるし(笑)


(遊んでいるわけではありませんよ、っていう意味で貼ってあるのです


…つーか、海自ってテプラ好きよね?!(笑)


うすうす思ってたんだけど。


って聞くと、


「あ、好きですね。たぶん、一番使ってると思います(笑)」


やっぱりね~


副長さんが、


「あ、ちなみに、ここは手術室にもなるんですよ」


と教えてくれました。


えぇぇぇ?!


「えっ?!潜水艦の士官室(つーか、テーブル)は、盲腸くらいの手術ができるって聞きましたが、


 ここもですか?!…だって、ここじゃ、おなか開くのヤバくないですか?!」


「そうなんですけどね、戦闘になるとそんなことは言ってられないですし、そういう時は、

 助かるものから助けろ!って感じになるので。

 ここは、戦争になるともう、ぐっちゃぐっちゃになりますよ」


と、二人が笑いながら仰るのに、ちょっと言葉を失いました。


…そうなんですよね…。


今、目の前でとても楽しい話をしてくれている二人は、


場合によっては、戦いに身を投じなければならない人達だと、


改めて認識しました。


もちろん、このお二人だけでなく、


全ての自衛官がそうなのですが…。


自衛官と個別に話をすると、(私が話した人達しか存じ上げないですが)


当たり前のように、有事の際は戦う覚悟を、


命をかける覚悟をしているんだな…というのをしばしば感じます。


そして、そんな日が来ないことを、願うばかりです。








結構、長々おしゃべりしていましたが、


じゃあ、そろそろ外でも見ましょうか、ということで、


士官室を後にしました。


って、ことで、外に続きます♪





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