護衛艦「はるゆき」くんで海をいく♪私の中での、7月最大のイベント、護衛艦はるゆきの体験航行に行って参りました~はるゆきくんです体験航行なので、もちろん、実際に動いて海にでてくれるわけです。...
お待たせいたしました!申しわけございません!
お待たせした分、久々の大ネタ、体験航海シリーズ参りますよん
ちょうど、「1年前の記事がこれですよ」というお知らせが、
gooブログから届きましたので、そのリンクもヘッダーに貼ってみました。
そう、私が、人生初の体験航海を「護衛艦はるゆき」でさせて頂いてから、
早1年ということです…しみじみ…。
ちょうど、そんなやりとりを、メールで元はるゆきの副長さんとさせていただいてました
しかしまぁ、なんですか…
1年前の記事を読むと、自分の素人っぷりが恥ずかしい感じですね(笑)
思えばこの頃は、まだ、
アスロックやCIWSのことも知らなかったんですもんねぇ。
「あの、うぃんうぃん動かしてたのは何ですか?」(←アスロックのこと)
な~んて、かわいらしい質問をしていたんですよ、この頃は(笑)
1年の歳月って、恐ろしいですねぇ…
それはさておき、
今年は、じんつうが来てくれました~
じんつうはDDではなく、DEと言って、一番小さな護衛艦です。
(ちなみに、この『E』はエスコートの『E』です)
倉島の一般公開で、三度ほど上甲板だけは見学させて頂いたことがありました。
…そしてその事が、じんつう艦内でわりと知られていたことが後ほど判明したんですよね…。
さすがにちょっと恥ずかしかったです(笑)
…で、
体験航海もさることながら、
私の最大の楽しみの1つは、
前夜のレセプションパーティですよ
制服姿の海軍さんたちと飲むことができる、貴重な機会ですよ
正直、私服姿の自衛官とは、うちのイベントで、もう、しょっちゅう飲んでるので、
制服姿の自衛官と飲むというのが、やっぱり楽しみになりますよね
今回は、久々の夏服だしね
いやぁ、今回も楽しかったです
もうね、前回のはるゆきの時で、パーティの要領が分かってるから、
早めに行っていい席を確保しようと1時間前に到着しました(笑)
前回は、会場の各席に、
「はるゆき艦長様」とか「はるゆき船務長様」とか
貼ってあったので、今回もそうだろうな~、と思いきや…
これだけ…いきなりフェイント喰らった気分でした(笑)
でも、ま、上座から偉い順におかけになるのは間違いないので、
だいたいの見当をつけて座ってみた…のだけど、
となりのテーブルが、かなり少なかったので移動しました。
そして、わくわくしつつ、じんつう御一行様のご入場を待ちます
時間になり、皆さまご入場
いつ見てもこの瞬間ってトキメキますね~
あらかじめ、皆さんの席は決まっているので、
入場するや否や、指定された席にそのまま着席されます。
この瞬間まで、どんな方が来るんだろ~とワクワクなんですよね
ちなみに、昨年は、
「うっわ、めっちゃイケメンがいる」
と思ったら、なんとその人が私の隣の席だったという、引きの強い私(笑)
そして今年も、とってもスマートで素敵な応急長(&広報官)さんでした
もちろんそれから、いろんな話がお決まりで続きます。
もういいから、早く終わって、じんつうの方と歓談させてくれぃ
と思って聞いていたら、今回は、なんと、
隊司令殿がお越しでしたので隊司令のお話がありました
13護衛隊の隊司令、池田一等海佐です。
昨年のはるゆき(除籍)、今年のじんつう、あさゆき、いそゆき(除籍)で構成されているのが、
この13護衛隊です。
唐津に来るのは13護衛隊から、と決まっているわけじゃなさそうなので、
たぶん偶然なんだとは思います。
しかし、隊司令の池田一佐、めっちゃ渋くてステキでした~
特に声
や~、ずっとお話伺っていたいくらい、ステキでした
って思っていたら、ご歓談タイム突入
名刺交換していろいろお話していたら、
同席の某地元のおじさんが、応急長さんに、
「じゅんつうって、あの女性の陣痛?!」
という変化球を投げてきた。
一体どんな護衛艦だよ、と、呆れた顔した私をよそに、応急長さんは
「じんつうというのは、富山県にある川の名前です」
と優しく説明。
すると、今度は、
「え?じんつうって川があるの?!」
とおっさん。
…こういう事を聞いちゃうことを、恥だと思わないところが、
私は恥ずかしかったですね、えぇ、同じ土地の人間として。
神通川って、地理で絶対習っただろう、中学生くらいでさ。
一般常識だと思うんだけど…。
イライラしたので、つい
「この護衛艦のクラスは、あぶくま型と言って、全部川の名前なんですよ」
と若干きつめの口調で言った私に、
「くわしいですね」
と応急長さん。
「はい海上自衛隊の大ファンなもので」
この瞬間、ようやく機嫌がなおった私。
そうして、お話していると、
ご出席の自衛官さんが全員呼ばれ、ステージにて
一人づつ自己紹介をされました。
最初は、もちろん艦長さんからですが、
この艦長さんのお話がとても素敵でした
艦長の石井二等海佐は、
「護衛艦は血税で造られたものですので、オーナーは皆さまです。
我々海上自衛隊は、国民の皆さまから護衛艦をお預かりしている
身ですので、大事に使わせて頂いています。
明日の体験航海では、皆さまの護衛艦を存分にお楽しみください」
と仰いました。
しびれましたね~
常々、そういう気持ちでいらっしゃることは、肌で感じていましたが、
実際に、言葉で聞いたのは初めてでしたので、とても感動しました。
これが、戦前なら、
「天皇陛下からお預かりした」
という言葉になるところですが、オーナーが代わっただけで、
海軍時代から、
「大切な方からお預かりしたもの」
という想いは変わっていないんだなぁと感じました。
そんなところが大好き
それから、一人づつ手身近に自己紹介があったのですが、
なんですか、海自さんって、なんでこうも、
ユーモアあふれるちょいネタを仕込んで話すのが上手いんですかね
いちいちおもしろいんだよね(笑)
いや~すごいわ。
と思っていたら、さっきのおっさんが、
「集団的自衛権についてどう思っているか~」
とか冗談っぽく飛ばしたので(←幸い届いていない)
ほんっとにやめてほしいんだけど、と思って、
すごい目で睨みつけて、
「それだけは絶対にダメです。冗談でも言わないでください。
公の場で現職の自衛官は集団的自衛権について、絶対に話してはいけないんです」
と注意すると、隣の席の飲み屋の姉ちゃんと、テヘペロしてて、
一層イラッとした
このおっさんは、結構責任ある立場の人なのに、
その程度のこともわきまえていないという事が、
本当に腹立たしかったよね。
以前、陸上自衛隊の、第四師団創設記念式典祝賀会の時も、
乾杯の時に同じ事を言ったアホなおっさんがいたけど、
田舎のおっさんって、どうしてこうも失礼な人が多いのかと
言っていいことといけない事の区別がつかないって、
本当にどうかしてると思う。
若い世間知らずな子ならともかくね、
責任ある立場や仕事をしている人がこのレベルってどうよ
もう少し、お勉強してから社交の場にでましょうね、と言いたい。
というわけで、こんな不快な席にいたくなかったし、
おっさんに邪魔されるしで、
元々私がいた席が空いたままだった席に戻ることにした。
こちらは、機関長さんでした。
とても気さくで楽しい方でした
お話をうかがっていると、元きりさめの乗員だったそうで、
共通の知人がいるから、話がはずむはずむ(笑)
楽しかったなぁ
なので、それからあっという間にお開きでした。
早かった…
もう少しお話したかったなぁ
楽しい時間って、本当に過ぎるのが早いよね…
ちなみに、パーティでいつも目を奪われるのが、こちら↓↓↓
この、帽子が整然と置かれてあるが好きです
こういうのは、もう、自衛隊のパーティ独特ですよね。
民間のパーティでは、まずもってお目にかからないものです。
この帽子たちに、萌え~
と、帽子にキュンキュンしたところで、
会場を後にしました
…というわけで、体験航海に続きます