「歩くZ旗」みね姉のひとりごと ~矜持 国を護るということ~

私たちを護ってくれている自衛隊を、私が護りたい!そんな気持ちで書いてきました。今は、自衛隊との日々の大切な記録です

佐世保音楽隊が唐津にやってきた♪

2013年09月12日 | 海上自衛隊
最近、自衛官と話をすると、


「あっ、自衛官ですか?」とか


「元・自衛官ですか?」と訪ねられる事が多いみね姉でございます(笑)


なんで???…いや、いいんだけどね







さて、そう言われても仕方がないくらいに、


毎月必ずと言っていいほど、


海上自衛隊と、なんらかの絡みがあるワタクシ。


ええ、今回もございました。


佐世保音楽隊 ファミリーコンサート in唐津♪


実は、曲目見た時に、


あまり心そそられる曲がなかったので、


行く予定はなかったのですが、


コンサートの主催者の一人で上司でもある方から、前日電話がかかってきて、


「花束贈呈をやって」


との依頼が。


「え???私がですか?」


「そう。もう1人、防衛協会九州支部婦人会会長にお願いしているから、二人で」


「はぁ、わかりました~」


…かくして、指揮者への花贈呈という大任を拝命し、


結局、コンサートに行くことになったわけです。


しかし、神様ったら、


どれだけ私と海自を離さないでいるつもりなのかしら?(笑)






そして、翌日…

KIMG1148.jpg


が、幕を開けました。


もちろん、打ち合わせ等々ありますので、


早めに会場入り。


一緒に花贈呈をさせて頂く方は、


あのDHCの会長のお姉さまでもいらっしゃるご夫人。


とても気さくで楽しい、ステキな方です


よろしくお願いします、とご挨拶。


中ではリハが行われていました。

riha.jpg

ほら、制服じゃないでしょう?リハの最中です。


リハを見つつ、客席で


お名前は伺いませんでしたが、


三尉(だったと思う)の若い士官と簡単な打合せ。


さすが海自音楽隊と言えど、さわやかなイケメン。


「…隊長には会長が、峯さんは、コンマスに花束をお願いします」(さわやか


ふんふんと聞きながら、ん?と思った。


(え??コンマス???…バイオリンいないけど???)


そう、コンマス=コンサートマスターって、普通バイオリンだと思うんだけど、


バイオリンはおろか、そもそも弦楽器が見当たらない…。


「あの~、コンマスってどの方ですか????」


「あの人です」(手で中央あたりを示す)


「…(わからん)…あの、本番では…」


「大丈夫です、立ってますから」(さわやか笑顔


「ですよね~。よかった分かりました。

 …ところで、さっきから気になっていたんですけど」


「はい?」


「ご自身も、何か楽器を演奏されるんですか?」


「はい。しますよ」(これまたさわやか笑顔)


「へ~、そうなんですね~。…いえ、体力徽章(きしょう)つけていらっしゃるから、

 演奏家なのかどうなのか気になっちゃいまして…


「あぁ~。僕のは水泳です。隊長もつけています。隊長のものは体力です」(にっこり


体力徽章というのは、


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こんなのです。


「通称「逆さベンツ」。体力検定で1級となると次回の検定までの約1年付与される。
 海上自衛隊の体力検定は通常の体力検定と水泳能力の検定があり、両方で1級
 を取ると中央のY字が金色になっているものを付与される。(抜粋)」


というもの。


腕立て伏せとか、結構ハードな回数をこなさないといけないらしい。


そういえば、音楽って意外と体力使うらしいですもんね…。


そんなことを思っていると、


「あ、自衛官ですか?」


と笑顔で聞かれた(笑)


だから、なんでよ????












そうこうしているうちに、開場の時間に。


外では結構長蛇の列が出来ています。


私も、出番までは受付のお手伝いをしました。


次々と入場してくるお客様から、チケットを受け取り、


「佐世保地方隊創設60周年記念」ファイルに挟まれたパンフを手渡す。


結構これが大変。


久しぶりに、ヒールで立ちっぱなしで、前かがみ状態が続き、


足と腰に結構キました…。


ですが、入場者を見ていると、まさに老若男女勢ぞろいで、


改めて、唐津での海自(←あくまで「海自」)の人気の高さを感じましたね。


うれしい限りです


お年寄りのご夫婦、一人で見えたおじいちゃん、おばあちゃん、家族連れ、高校生、


デート利用のカップル、新婚さんと思しき二人…


1つのコンサートで、ここまで全ての属性の男女が集まるものってそうそうないと思います。


もちろん、開場は満員御礼


なので、受付はけっこう、ひっきりなしに忙しかったです。


だけど、とってもささやかなささやかなことですが、


こうして海上自衛隊のちょっとしたお役に立てていることが、


なんだかうれしくて、大変ながらも楽しかったです


普段の仕事より真面目に取り組みました(←こら









開演の時間となり、


モニターで舞台の様子を拝見。


副隊長である第一部の指揮者が入場され、


演奏者の一人の若い女の子が、立ち上がってMCを始めました。


また、この女の子がかわいい~~


っていうか、演奏者の女の子の多くは、細くて若くてかわいかった


そして、


「唐津の~」とMCの子が言った時、指揮者の副隊長さんが、


唐津のゆるキャラ唐ワンくんの下敷きを手に、コミカルな一礼を


karawankun



さっすが海自やっぱりお茶目だ


この副隊長さんの指揮は、


全体的にコミカルで楽しい感じでしたので、


聞いててほんとにウキウキしてきました


そこはさすが、海ぐ…もとい、海自だな~と思いますね


ちなみに曲目は、


もちろん、出航のラッパから始まり、(これが最近耳慣れてきた


海上自衛隊佐世保地方隊創設当時の時代を偲ばせる、


セントルイスブルースマーチ(←正直、よく知らないけど、70代~のおばあ様方は大喜び)


から始まり、


明日があるさ


レッツ・ダンス


そして、


まさかの、時代劇メドレー(銭型平次、水戸黄門、暴れん坊将軍)が(笑)


この時も、副隊長さん、殺陣のマネをしたりと、お茶目っぷりを発揮


天地人


第一部最後に、海上自衛官が作曲されたという


海の彼方の空で


が演奏されました。


全体的に、ジャズアレンジの曲の中、最後は、


大海原を護衛艦隊が征く様が目に浮かぶ、勇壮さ溢れる曲で、


結構好きな曲でした。


この曲はかっこよかったな~


休憩を挟み、第二部が始まると、指揮は隊長さんと交代。


後半は、


家族になろうよ(←歌付き)


海猿(←これは正直どうなのかと…ただでさえ、海自と海保の区別がつかない人が多いのに


美空ひばりメドレーなどが演奏されました。


曲目が、ファミリーコンサート、というだけあって、


全ての年代に向けて、親しみやすいものを選曲してありました。


隊長さんはクールな指揮者でしたね~。


そうしていると、


ほどなく、舞台袖待機の時間に。


あまり緊張するタチではないので、のんびり待っていました。


あ、結局花束は、コンマスではなく、佐賀出身のホルンの女の子に渡すことになり、


結局、コンマスが誰か最後までわからずじまい…(笑)


さて、最後の曲が終わり、


影アナ(先程のイケメン士官)による花束贈呈のアナウンスがあり、


でっかい花束を持って舞台へ…。(←すごくでっかい。すごく重たい…)


では、その時の私の勇姿をご覧下さいませ(笑)


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あ、撮影を例の上司に頼んでおいたのですが、


ちょっとボケボケ…(笑)


雰囲気だけ掴んでください(笑)


赤いワンピースの方が私です。


まぁ、滞りなく無事に大任を果たし終え、


舞台袖に戻ると、アンコールが。


「ふるさと」のあと、


最後を締めくくるのは、軍艦マーチ


ここで、驚くことに、


開場からいっせいに手拍子が起こった!!!!!


びっくりですよ~。


さすが唐津だわ~(笑)


打ち合わせも示し合わせも何もしていないのよ?!


どんだけよ?!唐津!


一人心の中で大爆笑しながらも、


やはり海軍による軍艦マーチは格別だわ~と聞き入っておりました。


最高








終わった後は、音楽隊の皆さまが撤収されるまで待って、


みんなで手を振ってお見送り。


皆さまも、帽子を振ってくれました。


…断言するけど、


唐津市民って、日本一アツい海自ファン市民だと思う、


と確信を深めた1日でした(笑)










自衛隊とマスメディアについて思う

2013年09月06日 | 海上自衛隊
・・・海上自衛隊の掃海艇「ぶんご」が


漁船とぶつかったという事故がありました。


まずは、双方にけが人もなく、


浸水や油の流出等もない、ということで、なによりでした。


・・・が、


なんだか、左巻き連中の小躍りする様子が目に浮かび、


そう言う意味で忌々しさを感じます。


こういう時、まってました!とばかりに、海自を叩く連中っているでしょう?


報道の仕方だってこう時は、絶対に


海自が悪いと言わんばかりの仕方をするし・・・。


とはいえ、私は船のことについてはど素人だし、


どっちが悪いかなんてわからないし、


事故は、どちらかが過失100%なんてそうそうないので、


一方的に絶対論でどちらかが悪い、と決めることはなかなかできないはずなのですが、


政治的な意図で、海自批判をされるのはちょっとどうかと思う次第です。


まぁ、感情的な意図で、海自擁護はいいのか?って言われそうですが、


別にこれは誰にも迷惑かけていないので、いいんです(笑)(←なにか?)






で、まぁ、ネットでわかる範囲で色々調べてみたのですが


(自衛隊擁護側、批判側も両方見てみた)


今回の事件に限らず、


日本国内の漁船や商船などの民間船の、自衛艦に対する日々の態度に疑問が出てきました。


どうしたって、メディアの報道は、


海自叩きになるので、ここは思いっきり擁護させていただきます!


前回の、あたごの時の偏向報道もひどい・・・


(私が擁護したところで・・・ですが、言わずにはいられないもん


今回の事件はそんなにニュースになっていない気がしますが、


(私がTV見ないから、知らないだけ?)


こういう時、メディアは決まって


「軍艦がえらそうに、民間船を蹴散らして~」



とか言うわけです。


もう、同じ台本でも回し読みしてるのか?と思うくらいに(笑)


あたごの事件の時の自衛隊批判は、もう、


マスコミ総攻撃って感じでした…。


で、いろいろ見てて、気になったのは、


この漁船の組合?みたいなのが、


「市民団体」と言う点です。


でた!でたよ~。


この「市民団体」というフレーズが出たら、


100%反日組織だと言ってもいいです(笑)


そもそも、この「市民団体」と名乗っている団体ほど、


胡散臭い団体はありません。


日本が大っ嫌いな人達ですね。


あと、日本のために尽くす人達が大っ嫌いな人達です。


そういえば、先日米軍基地で、


「子供に銃を持たせた」とかでぎゃーぎゃー騒いでた連中がいましたが、


この連中も、同じく「市民団体」です。


「平和を愛し、9条を守る」とか、


「憲法を正しく理解する」とか


言っている人達もお仲間です。(ことさら「正しく」などという用語を使用する)


まぁ、1つの事故から色んな事情が垣間見えてくるのですが、


事故、という視点だけで見ていると、見えない事実です。


そうすると、


日本の主な漁船や民間船の、自衛艦に対する普段の態度のナゾも解けるというもの。


普段、多くの民間船や漁船が、自衛艦に敬意を払っていない、その理由です。


その前に、自衛艦に敬意を払う、とはどういう意味かといいますと、


洋上を航行する船の世界共通のマナーとして、


「軍艦とすれ違う民間船は軍艦に対して敬礼を行う」


というものがあるらしいですが、


 (艦尾に掲げた国旗を半分下げる行為が敬礼にあたるそう。
  
  敬礼を受けた軍艦は答礼として艦尾の海軍旗を半分に下げ、

  その後再び元の状態に戻し、それを見て民間船も国旗を元に戻して一連の敬礼は終了)


この世界共通のマナーを日本の民間船は全く行っていないんだとか。


海自艦艇と至近距離ですれ違っても、完全に無視する船が多いみたいですね。


海自側では艦橋の航海指揮官や見張り員が、敬礼を見逃さないように目を凝らして、


さらには答礼の準備もしているらしいのですが、


日本の船舶が敬礼することはほとんどないらしい…。


ちなみに外国船は、たとえ小さな貨物船であっても


「軍艦」である海自艦艇に対してきちんと敬礼を行うんだそうですが。


それも、こういう背景を考えると、そうだろうな、と思いますね。


あ、ここで、「…自衛艦って軍艦なの?」という人もいると思いますが、


はい、軍艦です。


自衛隊が軍隊でなかろうが、呼び名が護衛艦だろうが、


国際法規上は、自衛艦は軍艦なのです。(そりゃそうだ)


で、


軍艦に対して一切敬意を払わず、暴走族のような行為をする漁船が多く、


避けるどころが、つっこんできたりする中、


中国船が御場を荒らしにかかると、


「助けて」と言う。


民間商船も、敬礼なんてしてないのに、


海賊が出たら


「さっさと助けに来い」という。


…そりゃあ、自衛隊は国民を護るのが仕事だし、


当たり前と言えば当たり前なんだけど、


助けて欲しいなら、普段からきちんと敬意は払おうよと思うのですが…。


あなた方が、嫌いだろうがなんだろうが、


そんなことは関係なく、あなた方よりも遥かに重責を背負って、


どれだけバッシングされても、理解されなくても、


どんな人達でも「助けて」と言われれば、助けに行くし、


粛々と日々任務に取り組んでいる人達が自衛官なんだっつーの!!!!


TVの偏向報道ばっかりみてると、


その報道内容が正しいと思ってしまうのが人間です。


今回の「ぶんご」は、「あたご」の時と違って大きな事故ではなかったので、


マスコミも大きく騒いでいないようですが、


「あたご」の時は、一方的に海自を叩いているし、


人によっては、あたごの士官は人を殺しておいて、無罪放免なんて許せん!


といきり立っているコメントも多くお見受けしますが、


当然お咎めなしなのではなく、


なんでも、


事故当時、あたごは遠路ハワイから日本に戻っていた時だったらしく、


母港は舞鶴なのに、


事故を起こした後、近くの横須賀基地に停泊することになったようで、


乗組員はそれから一ヶ月の間上陸を禁止されたようです…。


当然、外出は許可されないので、艦の中に事実上軟禁状態。


耐えかねた、その時の見張り員の自衛官一人が


艦内で自殺未遂を起こしたとのこと…。


当然、当直士官(被告人)と艦長は任を解かれ、


トップの幕僚長は更迭されたようですし、


あたごが母港に帰ったのは事故から三ヶ月以上は経っていたとか…。


一度でも護衛艦に乗ったことがあると分かると思いますが、


一ヶ月も艦に監禁されるのはかなり精神的にきついということは、


想像に難くないです。


でも、こういう事は、マスコミは報道しない。


無罪になったことばかりを強調するわけです。


報道しないといえば、


海上自衛隊が、世界で初めて、そして唯一、


大陸弾道弾の迎撃実験に成功させた事も、


一切!報道されていませんよね?!


なので、知らない人も多いでしょうね。


海上自衛隊の護衛艦「きりしま」による、


大陸弾道弾の迎撃成功。


これがどれほどスゴイことか、どれほどの快挙か、


詳しくは、こちらをご一読くださいませ。


なのに、当時の民主党政権は、これを黙殺…


マスコミも無視…。


ありえない…。


逆にアメリカは大絶賛。


ヨーロッパも大絶賛。


香港も。


なのに、彼らがいつも護っている、


自国民からは、何の賞賛もないなんて…。


報道さえされないなんて…。


記者会見の発表さえ来ないなんて…。


だけど、本当に、そんな人達も護ってくれるのが、


自衛隊なのだということを、少しでも多くの人に知って欲しいです。