険悪な雰囲気のまま、お城に向かいます。
最初は森の中を歩いているみたいですが、
進んで行くにつれ、見晴らしが良くなりました。
目に入ったのは山中鹿介幸盛像です。
「願わくば、我に七難八苦を与えたまえ」のシーンを描いています。
奥書院平
歩きやすいので、どんどん進みます。
花の壇に着きました。
この辺りから険悪な雰囲気もなくなり、
晴女さんも写真に写るようになりました。
ここに1組の観光客がいました。
進む方向が一緒なので、この人たちとは最後までちょこちょこと遭遇することになります。
きっと向こうもそう思っていたことでしょう。
通路跡&石垣
意外にも景色好き晴女さんは、この景色が気に入ったようです。
いつもは海や湖、川など水関係がないと絶賛しないのに珍しいことです。
多門櫓跡&山中御殿
雑用井戸&菅谷口
櫓跡で石垣をチェックする晴女さん。
触れた石がスポッと抜けてしまい、焦っています。
慌てて元に戻します。
ここから本格的な山道になります。
月山軍用道
今までの道とはだいぶ違います。
晴女さんは休み休み登っていきます。
山吹井戸近くで水分補給。
晴女さんは本当に辛そうです。
「せめてあとどれくらいかがわかるとありがたい」と言っています。
残念ながら、その案内板はありませんでした。
ようやく三の丸跡に到着。
二の丸跡
やっと本丸跡に着きました。
登り切った晴女さん。
残念ながら、達成感より疲れが勝ったようです。
「今まで1番つらい山城だ」と言っています。
せっかくの景色も目に入りません。
本丸にある勝日高守神社
そして来た道を引き返します。
転ばないようゆっくり下って行きます。
途中、道が二手にわかれていたので、違う道で戻ります。
石段を下りる晴女さんはいつも以上に慎重に下りて行きます。
ここにお城の説明板がありました。
ここまで来れば急な坂はないので、戻るのも比較的楽です。
最後の力を振り絞って駐車場まで戻ってきました。
車から持ってきたペットボトルは既に空になってたので、お互い喉がカラカラです。
自販でアクエリを買い、お互いあっという間に飲み干してしまいました。
そして山中鹿介に別れを告げ、次の目的地へと向かいます。
な垣(&垣(お
◆メモ
訪問日:2012年8月
住所:島根県安来市広瀬町町帳752
所要時間:1時間半
駐車場:あり(安来市立歴史資料館の駐車場)
その他
①いつでも見学可
②セットで見たい観光地・・・尼子経久像、品川大膳のお墓、洞光寺、お茶の水井戸、尼子興久のお墓、厳倉寺
尼子晴久のお墓、毛利元秋のお墓、新宮党館跡、山中鹿介幸盛屋敷跡、塩冶掃部介のお墓