榛名神社に向かう山道の途中、メロディラインに入りました。
曲は「静かな湖畔」です。
時速50kmで走るとちょうどいいテンポだそうです。
晴女さんが歌いやすいように、雨男さんは50kmで走ってくれました。
メロディラインを抜けるとトライアスロンの看板がありました。
これから大会が開催されるようです。
帰りが通行止めになっていないことを祈るばかりです。
榛名湖を通過し、無料駐車場に着きました。
満車でしたが運よく1台出たので止められました。
ここで事件が発生します。
雨男さんが肩から掛けてるペットボトル入れの紐が切れてしまったのです。
見る限り修復不可能です。
しかし飲み物なしは厳しいので、
雨男さんのジーンズのベルトを通すところに括りつけました。
傍から見ればものすごく格好悪いですが、
そんなこと気にしている場合ではありません。
しっかり固定されているのを確認し、見学スタート。
随身門(1847年築 国重文)
門の横にあったマップを見ると本殿までかなり距離があります。
晴女さんは坂道や階段を覚悟し、気合を入れて歩きます。
私たちの前に1組の親子がいました。
お母さんが「お城や神社、お寺が好き」みたいなことを言っています。
「雨男さんと気が合うかもな」と聞き耳を立てながら歩く晴女さん。
水琴窟を見つけ、聞き耳を立てます。
しばらく歩くと工事中らしき建物が見えました。
まさかとは思いましたが三重塔が工事中でした。
気付くと先程の親子が見当たりません。
「まさか引き返したのかね?」と話しながら進みます。
矢立杉(天然記念物)&神幸殿(1859年築 国重文)
大きな岩が背後にそびえる双龍門(1855年築 国重文)
やっと本殿エリアに着きました。
思いのほか、大勢の人がいます。
国祖社及び額殿(1735年築 国重文)&神楽殿(1864年築 国重文)
岸壁に突き刺さったような本社・幣殿・拝殿(1806年築 国重文)
文化財チェックを自撮りする晴女さん。
雨男さんは龍の彫刻が気に入ったようです。
ひと通りの撮影が終わったら戻ります。
さっき忘れてた恒例写真を双龍門で行い、階段を下ります。
するとここであの親子とすれ違いました。
雨男さんは気付かずすれ違います。
晴女さんはいくつかの疑問を感じながらすれ違います。
「一体どんなペースで歩いていたのでしょうか」
「本当に好きな人にしかわからない見どころでもあるのでしょうか」
売店まで戻ってきました。
梅の店だけあって、梅関係のものがほとんどです。
大吉きゅうりを買います。
きゅうりは塩をつけて食べます。
汗をかいた体にもってこいの一品でした。
梅好きの雨男さんはいくつか梅を試食し、買っていました。
梅嫌いな晴女さんは先に駐車場へと戻っていくのでした。
これで観光は終わりです。
この後はホテルへ向かい、晴女さんの家族と合流します。
祈りは通じず、案の定トライアスロンのため通行止めになっていて、
遠回りしてホテルへと向かうのでした。
◆メモ
訪問日:2013年7月
住所:群馬県高崎市榛名山町849
所要時間:1時間
駐車場:あり
その他
①いつでも見学可