7年にもなるのか…
中学の卒業式が終わった頃だったな。
いつも部屋にこもってゲームしてるのに、
その日に限って友達と2人で鎌倉から江ノ島方面へ出かけて行った。
私はレッスン中。
いろんな物が天井から落ちてきて、
なぜかスプリンクラーが作動し、あちこち水浸し。
誰かがずっと私の足首にしがみついてる。
その感触が今でも残る…
だんなさんは、会社からすぐに津波警報のなる江ノ島へ向かい中学生2人を確保しに。
あの日の一部始終は今でも、はっきりと覚えている。
ようやく家にたどりつき、テレビでながされる衝撃的な東北太平洋側の光景…
後から後から、何が起こっていたのかを知る。
7年…
まだあの地に足を踏み入れられない。
復興に向け、前向きに頑張ってる方々は本当にすばらしいなと思うし応援したい。
そんな方々が紹介されるたび、その逆の人だっているんじゃないかな?と思ってしまう。
そんな方々を眩しく思い、自分だけ取り残されてるように感じてる人だっているんじゃないか?
いい事や感動的な事ばかりじゃないはずだよなー
でも、嫌な事を世の中に発信しても何にもならないか…
嫌な気持ちになるだけか…
この先もこの日はやってくる。
気持ちも変化していくかもしれないが、
必ずあの日を思い出そう。
そして、いつかあの海へ。