詩と写真 *ミオ*

歩きながらちょっとした考えごとをするのが好きです。
日々に空いたポケットのような。そんな記録。

いまはまだ無題

2016年11月27日 | 
窓にもたれて座っている人は
鳥の声を聞くともなく聞き
流れる雲を見るともなく見ている
そうしてひとつひとつピンを差している

生まれただけで
ステンドグラスのように入ってきた色
底を濡らしている
手をかざせばその手を濡らす
底など忘れたように

いつのまにかすべての色の素である光が
消えてしまっても
手をかざしてさがす
差しておいたピンに
ちぎれた写真が残っていないかと
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする