窓にもたれて座っている人は
鳥の声を聞くともなく聞き
流れる雲を見るともなく見ている
そうしてひとつひとつピンを差している
生まれただけで
ステンドグラスのように入ってきた色
底を濡らしている
手をかざせばその手を濡らす
底など忘れたように
いつのまにかすべての色の素である光が
消えてしまっても
手をかざしてさがす
差しておいたピンに
ちぎれた写真が残っていないかと
鳥の声を聞くともなく聞き
流れる雲を見るともなく見ている
そうしてひとつひとつピンを差している
生まれただけで
ステンドグラスのように入ってきた色
底を濡らしている
手をかざせばその手を濡らす
底など忘れたように
いつのまにかすべての色の素である光が
消えてしまっても
手をかざしてさがす
差しておいたピンに
ちぎれた写真が残っていないかと