もう夜だし危ない
危ない
と思う先になにがある
命
という不思議なもの
生きている限り
守るために
生きている限り
その終着点に
もう命はないのに
目の前にいない限り
そのひとは生きているのかもしれない
目の前にいない限り
そのひとはもういないのかもしれない
本当に確かめることができる時は
点線状になっていて
私自身ですら
私を確かめられるのは点の上でしかない
あの道の先には
夜に際立つ赤い灯台
あのひとけのない道の先には
空との境目もわからない真っ暗な海
おーい
と叫んでみたくなる
自分の中の夜に向かって
落ちるものは突然覚めるものなのに
夢とか恋とか
危ない
と思う先になにがある
命
という不思議なもの
生きている限り
守るために
生きている限り
その終着点に
もう命はないのに
目の前にいない限り
そのひとは生きているのかもしれない
目の前にいない限り
そのひとはもういないのかもしれない
本当に確かめることができる時は
点線状になっていて
私自身ですら
私を確かめられるのは点の上でしかない
あの道の先には
夜に際立つ赤い灯台
あのひとけのない道の先には
空との境目もわからない真っ暗な海
おーい
と叫んでみたくなる
自分の中の夜に向かって
落ちるものは突然覚めるものなのに
夢とか恋とか