お酒のお供・・・70 2014-10-08 11:50:05 | 日記 動物が言葉を話したら 言葉を話せる動物が言った。 「まあ、ヒトってのは何なんだろうね。 素直に毎日を生きりゃあいいのに、 なんだかいつも苦しそうな顔をしてるじゃないか。 人間性だの道徳性だのって、いったい何のことだい。 それは食えるものなのかね。 いや、食ってうまいものじゃないんだろうね。 だって、ヒトは人間性だの道徳性だのって 言葉を耳にするたんびに、苦しそうな顔をしているからね」 ニーチェの言葉Ⅱ引用 そらあかね
お酒のお供・・・69 2014-10-08 11:30:14 | 日記 若者を破滅させる毒薬 自分にとはちがう考えの者よりも、 自分と同じ考えを持つ者を よりいっそう尊重するようにと若者に教え込むと、 その若者は確実に駄目な人間になってしまう。 同じ意味で、群れること、頼ること、 相手に合わせることを上等な価値として教え込むと、 若者はすぐに自己を見失い、 どうしようもない人間が出来上がってしまう。 ニーチェの言葉Ⅱ引用 そらあかね
お酒のお供・・・68 2014-10-08 11:16:27 | 日記 同じ人間だと感じるとき どんなに境遇や身分や性格が異なっている二人でも、 共に苦しみを味わいさえすれば、 二人はほぼ似かよった人間になってしまうものだ。 たとえば、山登り。その苦労、疲れ、同じ息切れ、 喉の渇き、汗、痛み、同じ眺望、それらによって、 二人は同じ人間であることに体で気づかされる。 ニーチェの言葉Ⅱ引用 そらあかね
お酒のお供・・・67 2014-10-08 11:01:34 | 日記 他人の不幸を喜ぶ心理 他人の不幸を喜ぶ人は、自分の中に不如意への不満、 非力であることの苦痛、充実していないことへの不満、 さまざまな不平と鬱屈を隠し持っている。 だから、他人の不幸を知ると、 ふだんの自分のそねみやねたみがやわらげられるのだ。 そして、他人のさまざまな不幸や失敗を慎重に記憶に蓄えておき、 それよりも自分のほうがましだから自分は彼らよりは幸福だと思うのである。 つまり、いつも下を見ることしかできず、 誰かの不運や不幸や弱みを探している人々なのだ。 よって、彼らの喜びや悲嘆はいびつなものになる。 どちらにしても自分個人との比較で判定されているからだ。 ニーチェの言葉Ⅱ引用 そらあかね
お酒のお供・・・66 2014-10-08 10:54:06 | 日記 天才とは 人が天的才能と呼ぶものはとは何のことか。 それは血筋から忽然として隆起してくるものか。 自然の気紛れが生む特殊な人間の才覚のことか。 いや、一つの意志。一つの行動。 すなわち、高い目標を欲し、そこに達する手立てをも欲すること。 ニーチェの言葉Ⅱ引用 そらあかね