お酒のお供・・・75 2014-10-09 15:10:28 | 日記 愛想のよさと不信 人々はサーカスのピエロの動作や しゃべりにその場では笑いながらも、 本心ではピエロを手放しでよい人物だとは思っていない。 そこには何か不信めいたものが匂っている。 同じように、 いわゆる愛想のいい人に対しても わたしたちはいくばくかの不信をぬぐえない。 なぜならば、愛想のよさやご機嫌取りの裏側に したたかな人間蔑視が横たわっているのを直観してしまうからなのだ。 ニーチェの言葉Ⅱ引用 そらあかね
お酒のお供・・・74 2014-10-09 15:02:11 | 日記 才能を発揮させるために 天賦の才を持った人間は、 その天才だけでは鼻持ちならない人物にすぎない。 彼が自分の才能を惜しみなく発揮するためには、 あと二つのものを持ち合わせていなければならない。 その二つとは、 感謝する心と、人間としての純粋性である。 ニーチェの言葉Ⅱ引用 そらあかね
お酒のお供・・・73 2014-10-09 14:52:36 | 日記 高尚な人間をつくるもの 誰もが一目置くほど、高い感性、 繊細な感受性を持った高尚な人がいるものだ。 彼はどのようにしてそうなれたのか。 最初から自然にそうだったのだろうか。 あるいは人一倍強い感性がそういう人間をつくったのだろうか。 違う。彼はその高い感性をみずからの努力で ずっと維持し続けてきて今に至っているのだ。 ニーチェの言葉Ⅱ引用 そらあかね
お酒のお供・・・72 2014-10-09 14:44:34 | 日記 偉大さを知るために 偉大な存在、偉大な人物とはどういうものか。 その対極にある卑しく小さな人物とはどういうものか。 雄大さとは何か。巨人とは何か。 何が神の正義か。人間とは何か。 それらを知るのは、 旧約聖書をいくども味わう力を持つ人だけである。 ニーチェの言葉Ⅱ引用 そらあかね
お酒のお供・・・71 2014-10-09 14:34:23 | 日記 動物から見たヒト 動物たちはヒトを自分たちと同類のようなもだと思っているだろう。 しかも、このヒトという不健康な動物は、 いつも危険なほど常軌を逸した狂った種類の獣、 節操なく笑ったり泣いたりする 不幸せな動物だというふうに見ているだろう。 ニーチェの言葉Ⅱ引用 そらあかね