Mac誕生から30年、
アップル製品に700万円費やした愛好家も
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[ニューヨーク 23日 ロイター] -
米アップルがパソコン「Macintosh(マッキントッシュ)」を世に送り出してから30年。
Macファンになった人の多くは、同社がその後に発売する
「iPod(アイポッド)」や「iPhone(アイフォーン)」、
「iPad(アイパッド)」といった製品も購入してきた。
以下に、一部の熱狂的なアップル愛好家が
これまで同社の製品にいくら費やしてきたのか見てみよう。
◎ITコンサルティング会社「テクサーブ」のディック・デメナス氏の場合・・・7000ドル
1987年にアップル製品の修理店としてスタートした「テクサーブ」の共同設立者ディック・デメナス氏は、
1984年に2,500ドルで初代Macを購入。
計1,000ドルかけてフロッピードライブやメモリーをアップグレードしたが、
初代Macはオリジナルのままの方が収集品としては価値があるので、
今は後悔しているという。
その後間もなく、アップル製品はデメナス氏にとって仕事の一部となったため、
個人としての購入は1986年ごろに3,500ドルで手に入れた
Mac XLが最後となった。
◎「アンオフィシャル・アップル・ウェブログ」のエディター、マイケル・ローズ氏の場合・・・1万─2万ドル
学割を使って2,780ドルで初めてのMac(IIsi)を購入したというローズ氏は、
「ばかばかしいほど高かった」と当時を振り返る。
プライベートではその後、妻に薄型ノートのMacbook Airをプレゼントしたほか、
iPad、iPod、iPhoneを購入した。
◎「マックサムライ・コンサルティング」のオーナー、ローリー・ダンカン氏の場合・・・少なくとも7万5000ドル
Power Mac G4 Cubeのファンサイト(http://cubeowner.com)の設立者である
ダンカン氏は1991年、フリーペーパーで中古のMac Classicを1,200ドルで購入した後、
メモリーを最大にするために1100ドルを費やした。
その後、Mac Portableを経て、PowerBookのユーザーになった。
過去10年間はアップグレードのために毎年約6,000ドル、
計6万ドル以上は費やしてきたとし、
「一時はiPodを12台持っていた」と語る。
◎芸能サイト「TMZ.com」のデジタル責任者、ジョシュ・フルーリンガー氏の場合・・・約1万5000ドル
専門の記者でありエディターでもあるフルーリンガー氏にとって
「初めてのMac」は中古のApple IIeで、2,500ドルで購入。
新品だと当時5,000─6,000ドルはしたという。
その後、Mac SE、PowerBookを経て、
Macbook Proに至る。iPhoneは新機種が出るたびに
300ドルを払ってアップグレードしてきたほか、複数のiPodを所有。
初代iPodはカーステレオの一部としていまだに使用している。
また、WiFiのAirMac Time Capsule(1台300ドル)と
AirPort Express(1台100ドル)をそれぞれ2台ずつ購入している。
◎アップル・コレクターのクリスチャン・ブレイディ氏の場合・・・少なくとも1万5000ドル
ペンシルベニア州立大学シュレイヤー・オナーズ・カレッジの学部長であるブレイディ氏は、
1989年か1990年製のMac SEを初めて購入。
その後、大学院で使用するため、夏のアルバイトの全給料3,500ドルをはたいてPowerBook 140を入手。
以降も学割を利用するなどして多くのMac製品を購入した。
同氏のオフィスには10台以上の旧モデルが残されており、
その大半が今でもちゃんと動くという。
◎アップル・ミュージアムの設立者、マーク・アルバー・ペック氏の場合・・・約2万3500ドル
キュレーターのペック氏は、14歳だった2004年にビンテージのアップル製品などを収集し始めた。
ほとんどが無料だったが、計約3,000ドルを投じてLisaと初代Macに投資したという。
現在23歳でプロの写真家となった同氏はこれまで、
ハイエンドなノート型PC6台、iPhone4台を購入している。
また、ハードウエアのコレクションは200点以上に上るという。
アップル製品に700万円費やした愛好家も
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[ニューヨーク 23日 ロイター] -
米アップルがパソコン「Macintosh(マッキントッシュ)」を世に送り出してから30年。
Macファンになった人の多くは、同社がその後に発売する
「iPod(アイポッド)」や「iPhone(アイフォーン)」、
「iPad(アイパッド)」といった製品も購入してきた。
以下に、一部の熱狂的なアップル愛好家が
これまで同社の製品にいくら費やしてきたのか見てみよう。
◎ITコンサルティング会社「テクサーブ」のディック・デメナス氏の場合・・・7000ドル
1987年にアップル製品の修理店としてスタートした「テクサーブ」の共同設立者ディック・デメナス氏は、
1984年に2,500ドルで初代Macを購入。
計1,000ドルかけてフロッピードライブやメモリーをアップグレードしたが、
初代Macはオリジナルのままの方が収集品としては価値があるので、
今は後悔しているという。
その後間もなく、アップル製品はデメナス氏にとって仕事の一部となったため、
個人としての購入は1986年ごろに3,500ドルで手に入れた
Mac XLが最後となった。
◎「アンオフィシャル・アップル・ウェブログ」のエディター、マイケル・ローズ氏の場合・・・1万─2万ドル
学割を使って2,780ドルで初めてのMac(IIsi)を購入したというローズ氏は、
「ばかばかしいほど高かった」と当時を振り返る。
プライベートではその後、妻に薄型ノートのMacbook Airをプレゼントしたほか、
iPad、iPod、iPhoneを購入した。
◎「マックサムライ・コンサルティング」のオーナー、ローリー・ダンカン氏の場合・・・少なくとも7万5000ドル
Power Mac G4 Cubeのファンサイト(http://cubeowner.com)の設立者である
ダンカン氏は1991年、フリーペーパーで中古のMac Classicを1,200ドルで購入した後、
メモリーを最大にするために1100ドルを費やした。
その後、Mac Portableを経て、PowerBookのユーザーになった。
過去10年間はアップグレードのために毎年約6,000ドル、
計6万ドル以上は費やしてきたとし、
「一時はiPodを12台持っていた」と語る。
◎芸能サイト「TMZ.com」のデジタル責任者、ジョシュ・フルーリンガー氏の場合・・・約1万5000ドル
専門の記者でありエディターでもあるフルーリンガー氏にとって
「初めてのMac」は中古のApple IIeで、2,500ドルで購入。
新品だと当時5,000─6,000ドルはしたという。
その後、Mac SE、PowerBookを経て、
Macbook Proに至る。iPhoneは新機種が出るたびに
300ドルを払ってアップグレードしてきたほか、複数のiPodを所有。
初代iPodはカーステレオの一部としていまだに使用している。
また、WiFiのAirMac Time Capsule(1台300ドル)と
AirPort Express(1台100ドル)をそれぞれ2台ずつ購入している。
◎アップル・コレクターのクリスチャン・ブレイディ氏の場合・・・少なくとも1万5000ドル
ペンシルベニア州立大学シュレイヤー・オナーズ・カレッジの学部長であるブレイディ氏は、
1989年か1990年製のMac SEを初めて購入。
その後、大学院で使用するため、夏のアルバイトの全給料3,500ドルをはたいてPowerBook 140を入手。
以降も学割を利用するなどして多くのMac製品を購入した。
同氏のオフィスには10台以上の旧モデルが残されており、
その大半が今でもちゃんと動くという。
◎アップル・ミュージアムの設立者、マーク・アルバー・ペック氏の場合・・・約2万3500ドル
キュレーターのペック氏は、14歳だった2004年にビンテージのアップル製品などを収集し始めた。
ほとんどが無料だったが、計約3,000ドルを投じてLisaと初代Macに投資したという。
現在23歳でプロの写真家となった同氏はこれまで、
ハイエンドなノート型PC6台、iPhone4台を購入している。
また、ハードウエアのコレクションは200点以上に上るという。