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京大生ら常識破りのプロジェクト

2015年09月01日 11時05分31秒 | SIUの授業
商店街を「不便に面白く」 
京大生ら常識破りのプロジェクト

08月20日 17:00
京都新聞


商店街を「不便に面白く」 
京大生ら常識破りのプロジェクト(京都新聞)

 
京都大と京都三条会商店街(京都市中京区)が連携し、
不便なために良いことがある「不便益な商店街」づくりのプロジェクトを進めている。
学生らが提案するアイデアは、
ある条件の人しか買えないようにして買い物を通行人に依頼する
「借り人競争商店街」や物々交換の「現金不要商店街」など。
常識破りの発想でにぎわいの創出を目指す。

値札をなくす、商品を売らない日…
社会のデザインを研究する京大デザインスクールの大学院生7人と川上浩司教授、
平岡敏洋助教、書家の俵越山さん。
川上教授らは素数の目盛りしかない京大生協のヒット商品「素数ものさし」を開発。
今回は「不便益」をキーワードに課題解決型の実習の一環として今春から始めた。

3グループに分かれ、店主への聞き取り調査などを基に練った原案を10日、
組合の役員らに披露した。
借り人競争は商店街に出会いをつくりだし、
現金不要は現金がなくても
買い物ができる店を設けて地域のモノの流動性を高める狙い。他に

▽商店街のイベント会議を公開にして若手商店主も加わりやすくする
▽「時価」「相談に応じる」など値札から金額をなくす
▽商品を売ってはいけない日をつくり、商店主との会話を楽しむ―などが出された。
借り人競争を考えた工学研究科修士1年清山陽平さん(22)は
「コミュニケーションや偶然性をシンプルなルールで生み出すことを大事にした」と話す。

同振興組合の上田照雄理事長(64)は
「遊びの要素が入った面白いアイデアが集まった。
さらにひねりを加え、お客さんに
喜んでもらえる商店街の取り組みにしたい」と意欲を見せている。

http://news.goo.ne.jp/article/kyoto_np/region/kyoto_np-20150820000096.htmlより

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