愛しのエトワール

うたのおねえさん、はいだしょうこさんを全力でとことん気の済むまで応援する日々を綴るブログです。

「王様と私」和歌山公演

2014-07-28 | ミュージカル
7月23日(水)
「日本のミュージカル界の至宝になる」とささやかれている
はいだしょうこさん出演のミュージカル「王様と私」を見に行きました。
今日は和歌山へ。遠いんやけど、南海特急で1時間だから楽勝なんだ。

まじかよ。
電車が遅れるのはけっこうあることなんやけどな。自分がそれに引っかかることはめったにない。
15分前にホール着の予定だったから、遅刻確定である。

駅から5分、本日のホール、和歌山市民会館。
もう始まってるから、静かなもんである。

今年4回目。これで私は最後にします。

係員に連れられて「口笛ふいて」のところで着席。
普通は歌の途中では入れてくれないんだけどね。
今日の座席は先行発売で取った観劇には最適のポジションです(上画像)。
ミュージカルやオペラはステージ全体が見える近すぎず遠すぎずの位置がいちばんいい席なんです。

平日公演ならだいたい当日券はあると思います。
お近くなら是非見に行ってください。普通は3500円なんかでは絶対に見れません。

本日のエトワール。
しょうこちゃんのパフォーマンスがなんといってもすばらしい。
にごりのない完璧な発声、低音から高音に移るなめらかさ、最高音に至る声の伸び、
まさにパーフェクトと言っていいでしょう。生歌は少しくらいぶれたりするもんなんだよ。
大半の観客は元「歌のお姉さん」くらいの認識しかなかったと思います。
拍手をするのを忘れてしまうほどの圧倒的な歌唱力。
多くの観客が「ひとりだけレベルが違う」という印象を受けたことでありましょう。
私は「回転木馬」のキャリーで初めて見たときに気がついてたけどね。

これだけのパフォーマンスを見せてます。今後ミュージカル界から出演依頼もあるでしょうが。
ミュージカルなんてしょうこちゃんが持ってる多くの才能の一部に過ぎません。
はいだしょうこは「歌のおねえさん」が本業です。悪いけど、ミュージカルなんかには渡せないな。


主役二人のグッズは充実しております。
公演オリジナルのグッズは昨年と同じトートバッグとメモパッドのみ。
舞台上でもっとも輝いてたしょうこちゃんのグッズはありませんでした。

終演後の帰り道。機材運搬用の大型トラック2台。

今日の1枚。"The King and I" Music Theater of Lincoln Center (Sony 2010リイシュー)
1964年のリンカーンセンターリバイバルのキャストレコーディング。
アンナがメゾソプラノのためクラシックを聴き慣れてないと若干微妙に感じると思う。

上のアルバム収録の「I Have Dreamed」。タプティムとルンターはこのくらい歌わないといけない。
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「王様と私」奈良公演

2014-07-24 | ミュージカル
7月21日(祝)

大和郡山市にきました。

ぷらぷら歩きながらホール着。向かいには大和郡山城がある。
お城を見に行く前に、館内のレストランで昼食を食べておこうかな。
もう少ししたらマツケンファンが押し寄せてくるはずだから。混雑する前に。

とっくに混雑してました。日替りランチ、コーヒー付きで870円。
うまかったけど、出てくるのに20分以上かかった。日替りってカレーの次に早いんちゃうのん。

開演時間までお城めぐりに出発。復元された追手門から入城。

天守台にはたどり着けず。知ってたけどね。
1時間ほど見てまわり、ホールへ。「スノウのお城めぐりシリーズ」省略。

今年3回目。チケットはホールのサイトでは完売になっていましたが、当日券も売られておりました。
当日券用として残していたり、関係者席の開放などありますので、完売の場合もあきらめずに。

今日の座席はバルコニーです。
前以外の席の方はタプチムの表情を見るために双眼鏡必携で行くように。
双眼鏡はカメラブランドのもので8倍がおすすめ。5千円しません。

はいだタプチムがこの日も素晴らしい。だいぶ歌い込んでいますよ。
普段のしょうこちゃんは出しにくい音とかあるんだけどね。弱点などないという歌いっぷり。

上演時間は途中休憩込みで3時間です。
カーテンコールではタプチムは最後から3番目に一人で登場します。
昨年同様に2回目のコールで王様とアンナの「シャルウィダンス」のアンコールがあるので、
スタンディングオベーションをされる方は3回目のコールで立ってください。

出待ちの状況も報告したいところなんですが、私は恥ずかしいのでもう出待ちはしないのでわかりません。
しょうこちゃんのほかに主役二人がいるから相当多いんでしょうかね。
これについては、全国各地の公演に特派員Gを派遣してるので、G報告を待っててください。

しょうこちゃん出演の半券は記念にとっておくことにしてます。
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「王様と私」京都公演

2014-07-21 | ミュージカル
7月19日(土)
はいだしょうこさん出演のミュージカル「王様と私」を見に行きました。

開演10分前に会場入りする予定で駅に行ったら、いきなり御堂筋線が止まってて焦りました。
ギリギリの時間割はダメだね。写真は環状線で京阪京橋にたどりついたところ。
今日は北白川だから京阪特急が近いんです。なんとか予定の1本遅れの特急に乗れそうです。
これだと開演時間ちょうどの到着予定になるけど序曲が流れてるあいだは着席できるから大丈夫。

開演2分前に京都造形芸術大学に到着。
今日の会場の京都芸術劇場春秋座はこの学校の中にあります。

このプロダクションの「王様と私」は今年で3年目になります。
私は1年目に3回、2年目の昨年は4回見ております。
内容は東宝「王様と私」と同じなんで、実質東宝版の再演ということになります。

預かりチケットを受け取って着席。
開演時間は始まるまで1、2分は余裕があるみたいです。
また、序曲が始まって暗くなるまで約5分は入場できるので遅れそうな場合も焦らずに。
今日は前のほうの座席を取りました。センター4列目。
むっちゃステージに近いのですが、正直なところ近すぎて見づらいです。


1回目終了。やっぱり「王様と私」は最高やね。
昨年とまったく同じなので、とくに内容については報告することもありません。
慣れてきたのかな。このバージョンもなかなかええなあと思えるようになってきました。
気になるのは相変わらずヘタクソなアンナの歌ですかな。もう少し歌えればねえ。
日本のミュージカルは役者の歌唱力は重要視しないという傾向があるね。
そんなんじゃ駄目だと思うけど。私がよく見るオペラでは歌えない歌手の出演なんかありえないから。
あと、気骨ある女性を表現するのは分かるけど、もう少し抑えかげんでもよかったんじゃないのかな。
これは演技がどうとかではなくて、演出に応えるのが女優だから仕方がないけどね。

しょうこちゃんは歌も完璧だし昨年以上の仕上がりだったんじゃないでしょうか。
主役じゃないけど今年のミュージカル最優秀女優でしょうな。私が言うんだから間違いないです。
石井ルンタは今回初めて見ましたが藤岡ルンタのほうが歌は上かなという印象でした。
タプチムと比べるとルンタはちょい役なんでタプチムの声との相性がどうかということが大きいですけどね。
(※ミュージカルの内容については昨年の報告などを見てください)

一般席は完売でしたが、補助席が当日券として売られていました。
チケットぴあなどで完売の場合もホールの持ち分が残っていることもあるので
当日券の有無をホールに確認してみるようにしてください。

昼公演はマツケンのファンが多くてね。
会場にはお茶屋の芸妓さんの団体がいたりして京都公演らしかったです。さすが、マツケンですわ。

夕公演まで時間があります。おっ、ライフがあるわ。なんか買おてこよ。
2回通しで見る観客も多いようでたくさん残ってました。2回見ても普通の1回分以下の値段だからね。

雨。行くときのサウナ状態の暑さから雨が降ったおかげでだいぶ涼しくなった。

春秋座。歌舞伎などの伝統芸能もできるホールなんだ。私はオペラなどを見にたまに行く。

2回目。ホール会員なのでせっかくだから前のほうをということです。センター3列。

2回目終了。↑配布されたプログラム。
ルンタとタプチム。ルンタ、熱演なのはわかるが、しょうこちゃんの顔に唾飛ばしすぎやわ。

昨年とまったく同じかというとそうでもなく。
忘れてしまってるせいかもしれませんが、ところどころキャストの動きが変わってるところもあったような。
舞台は回数を重ねるたびに進化させていくものだから当然ですね。
私はしょうこちゃん中心に見てます。アンナの謁見のシーンで、王様がタプチムを覗き込むところ。
「アイハブドリームド」のところで、アンナが出てくるタイミングが少し早くなった?など。
また、「子供達の行進」では、アンナがチュランコンに対しては昨年はきちんとカーテシーをしてたような?

ぐんまちゃんご指摘のように、クララホムの演技がいいよね。
王様がタプチムに鞭打とうとするシーン。王様とアンナだけに目がいってしまいがちですが、
クララホムにも注目してもらいたい。「強い王」を望むという忠実な臣下を演じきっていますね。
ここは次のシーンのアンナと対立するところにつながっていくところですから重要です。

あと2回見ますから、気が付いたところなど書き足していきます。

好きなものでも1日2回(6時間)は疲れる。

こんなんあるんや。
1995年のロジャース&ハマースタイン「回転木馬」でジュリー・ジョーダンやった。見たいなあ。


今日の1枚。"The King and I" Original Cast Album (DECCA 2004)
1951年録音のブロードウェイ・キャスト・アルバム。「王様と私」はここから始まった。
この作品は当時のスターだったガートルード・ローレンスが主役を歌うために製作されたと前に書いた。
ジャケットにはタイトルの上にローレンスの名前が大きく書かれている。ブリンナーの名前は小さい。
このCDだけど。今ではリバイバル版などいろんなCDが出てるのでそれほど好きなものではない。
タプティムを歌ったドレッタ・モロウは素晴らしいので、タプティム聴き比べで聴く程度である。
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「王様と私」関西へ

2014-07-18 | ミュージカル
東京公演どやった?
しょうこちゃんはきっちり仕上げてたんやないのかな。

明日から関西公演が始まります。
昨年までに今回のバージョンは7回見とるからな。
そう変わったところはないはず。タプチムだけを楽しみに見ることにしよか。

今日の1枚

"The King and I, New Broadway Cast Recording" (Verse Sarabande 1996)
1996年のブロードウェイ・リバイバル版CD。
このリバイバル版はオープニングシーンなどオリジナル版と少しずつ変わってるのが特徴。
渡辺謙が王様をやるブロードウェイ「王様と私」は19年ぶりとなるんだよ。
このバージョンの再演ではなくオリジナル版の新演出となると予想している。


1996年リバイバルの「シャルウィダンス」を見てみよう。
ブロードウェイ女優のドナ・マーフィー、ハリウッド俳優のルーダイアモンドフィリプスがやっている。
この動画の王様はちょっと変だけど、最後のへんが今回のと違うところを見てほしい。
いいかどうかはべつにして、二人の心情をよりわかりやすくしてあるね。

今回のでは腰に手を当てるところでためらうところがあるんだけど。
ここでの王様は自分の気持ちにすでに気付いているんですよ。アンナに自分の意志を示そうとしてるわけ。
ためらうことなくさっと手を差し出し、「こうではなかったかな?」と毅然としてキメるべきところだ。
そうでないとサムシングな王様には見えないね。
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開幕

2014-07-07 | ミュージカル
はいだしょうこさんが出演される「王様と私」が始まりました。

今年で3回目。メーメーblogを見ると、なんとなく余裕が感じられますね。
ミュージカル観劇の感想などをコメント欄に書いておいてください。
また、載せてほしい写真などは下記にメールで送ってください。
mistersnow@mail.goo.ne.jp

今日の1枚。

"The King and I" Original Motion Picture Soundtrack (Angel Records, 2001)
ユル・ブリンナーの映画版はもうすでにご覧になってることと思います。そのサウンドトラックです。
映画が作られたのはミュージカル映画(ハリウッド・ミュージカル)の全盛期。
劇場の舞台版では実現できない豪華なオーケストレーションとなっています。

始まったところだから序曲を聴いてみましょう。

上のサウンドトラックに収録されてるオーバーチュア。舞台版とは違う構成になっている。
今回の「王様と私」では、オリジナル・ブロードウェイ・バージョンを使う。
実はね、新ブロードウェイ版(私はレンショー版と呼んでいる)では序曲はなくなってるんだよね。

知らなかったと思いますが、私は「王様と私」には少々うるさいんですよ。
コメント (2)
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