愛しのエトワール

うたのおねえさん、はいだしょうこさんを全力でとことん気の済むまで応援する日々を綴るブログです。

休日ウォーキングシリーズ

2011-08-29 | 日記
高野山に行こう。
高野山に行くには南海電車とケーブルカーを使うのが一般的なアクセス。
しかし、アドベンチャーに目覚めた男はそんなものは使わない。
いにしえより先人たちが歩いた道を徒歩で登らなければならない。
「どうぞご勝手に」

本日のコース

今回は世界遺産「高野山町石道(ちょういしみち)」を歩いて高野山に登る。
南海九度山駅→慈尊院(町石道起点)→高野山大門→高野山根本大塔
の約22キロのコース。所要時間はマップによると6時間半。帰りはケーブルで下山し、南海で大阪へ。

 
ちょっと自宅でばたばたしてたので出発が遅れた。南海九度山駅(標高94m)に到着。11:30スタート。
こちらのブログには記載してないが、5月にも九度山周辺は一度歩いている。
ゴール予定時間は18:00。ちょっと遅いか。高野山に入れば暗くなっても困らないからいいか。電車は遅くまである。

今日の装備
スーパーで買ったいつも使用しているデイパック。
中身は雨具(合羽、折畳傘)、タオル2本、着替え(シャツ2枚)、ハンドライト、
水ペットボトル1本、象印タフボーイ(麦茶)、食べないが食料(おにぎり2つ、フィッシュソーセージ)など。
格好はアウトドア用ズボン、Tシャツ、麦藁帽子、軽トレッキングシューズ(靴下もトレッキング用)。
先日の富士登山で吸汗速乾素材の効果は体感したが、あえて綿100を着用。汗で濡れたら着替えればよい。
帰宅したときに汗が搾れるほどになったシャツを見せてドヤ顔をするのが密かな楽しみになった。
日頃まったく運動をしなかった私である。今度の趣味は我が家でもまずまず評判は良さそうだ。

 
約2キロ歩くと、慈尊院(じそんいん)と丹生官省符神社(にうかんしょうぶじんじゃ)。いずれも世界遺産。
神社の石段の中ほどに180町石(ちょういし)がある。

高野山根本大塔からの距離が180町あることを示している。ここが町石道の起点となる。
高さ約3m。この石柱が1町(109m)ごとに高野山まで続いて立っている。
もともと弘法大師が木製の卒塔婆を立てたのが朽ちたため鎌倉時代に石製に付け替えられた。そのほとんどが当時のもの。
 
12:30。スタートから1時間。まだ起点のまま。丹生官省符神社拝殿と179町石。
いろいろ見ていたらなかなか出発できない。180町は約20キロ。コースマップでは休憩は入れずに6時間。
いよいよ厳しい時間になってきた。今回のコースは途中でリタイアするルートもあるが、とりあえず出発だ。
 
コースは木陰かと思ったらそうではなかった。

13:13。164町石。始めのほうは山の斜面の柿畑のなかを登っていく。たまらない暑さ。

13:20。道が山道に変わった。トレッキングシューズを履いているのでなんなく進む。
相変わらず日差しを直に浴びている状態。すでにシャツは汗でびしょびしょ。
もうペットボトル1本を飲み干してしまった。残りは水筒の800のみ。この先、自販機はありそうもない。
 
13:23。雨引山分岐を通過。コースマップ通りのタイム。ここあたりから林の中に入る。助かった。
林の中ならそれほど暑さは感じない。一汗かいたせいで体が目覚めた感じだ。すこぶる調子がいい。

13:58。144町石通過。36町(1里)ごとに里石も置かれている。手前が里石。
珍しいものだから150くらいまでは町石をひとつづつ探しながら歩いていたが、きりがないことにようやく気付く。
できれば暗くならないうちにゴールしたい。ちょっと歩くピッチを上げよう。
驚いたことにどんどんピッチを上げることができる。ゆるい登りくらいではなんともない。

14:11。六本杉峠(550m)に到着。ここから町石道をはずれて世界遺産の丹生都比売神社を通るルートも選択できるが、
30分以上のタイムロスになるので今回は見送り。5分休憩。

14:42。古峠に到着。最初のリタイア選択地点。70分で南海上古沢駅に行くことができる。体の調子もいいしGOだ。
 
14:49。二ツ鳥居(640m)。なぜか山の中に鳥居が二つ並んでいる。
15:08。これまたなぜかゴルフのティーグランドが出現。ゴルフを楽しむパーティーと少し会話。5分休憩。

道はよく整備されていて歩きやすい。岩がゴロゴロしたところが続くところもあるのでトレッキングシューズは必要。

15:49。笠木峠(550m)に到着。リタイア選択地点。70分で南海上古沢駅に行ける。コースマップではゴールまで3時間弱。

16:29。あれ?車道に出ちゃったよ。高野山矢立口(標高500m)。ありがたいことに自販機もある。10分休憩。
 
60町石は国道脇に。ここが最後のリタイア選択地点。40分で南海紀伊細川駅に行ける。大門まで2時間。
16:40出発。マップのタイムだと大門到着時間は18:40。ここは18:20には到着したい。ここからは最大戦速だ。
 
なんてこった!本格的な登山道じゃないか。しかし泣き言は言ってられん。やると決めたらやるんだ。

18:12。最後の登りをヘロヘロになりながら駆け上がり高野山大門(標高849m)に到着。
ここがゴールではない。まだ7町石を過ぎたところ。あたりは暗くなり始めている。
 
1町石は壇上伽藍の柵の中の暗がりにあった(1町石はなかなか見つけられなかった)。そして、金堂に到着。

18:20。本日のゴール、根本大塔に到着。なにやらポップスのライブが行われていました。
帰りはタクシーに乗ってケーブルカーの駅へ。歩いた距離はいつもの2倍くらい。さすがに疲れましたわ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

富士登山その3

2011-08-29 | 日記
私の富士登山(8/15-16)の日記の続きです。

私の予定よりも1時間ほど遅れて本8合目山小屋に到着しました。
遅くとも2時には出発するのでこの山小屋の滞在は数時間です。
チェックインを済ませる(クーポンを渡すだけ)と、このあと団体のツアーが到着するからすぐに食事にしてくれとのこと。

山小屋の夕食はカレーとハンバーグでした。「これだけ?」と思えるほどですが、疲労のため食欲はありません。
山ではこれで十分なのでしょう。食べ初めてから写真を撮るのを忘れたのに気づき、食べかけをパチリ。

山小屋での仮眠は寝床での雑魚寝。
男女別々にされると思っていたのですが、区別なしに寝床に押し込められます。
一人当たりのスペースは1畳もありませんねえ。寝袋に入って休むという格好です。
着替えるスペースなどありませんから、登ってきたままの状態です。

山頂ご来光組は1時に起こしてくれるはずになっています。
もとよりこんな時間に眠れるはずはないので、仮眠といってもちょっとウトウトしたくらいでしたね。
横になっていると猛烈な渇きに襲われます。真っ暗のなか枕もとのザックに差していたペットボトルを一気飲み。
登っているときは気温が低かったせいもあって、水はペットボトルの半分くらいしか飲んでいません。
やはり発汗でだいぶ脱水しているんでしょう。それよりも体が火照っていてじっとしていられません。
0時過ぎに体を冷ましに外に出てみました。外はかなり寒くなっています。
外には多くの登山者が集まっていて、山小屋の入り口では出発の準備をしている人もけっこういます。
まだ早いですが、もう準備しようと我が相棒を寝床から引っ張り出し、早めに出発することにしました。
気温はだいぶ低くなっていますが、それでも登っているときは汗をかきます。
山頂に到着したときに着衣が濡れていると厳しい状況になるので、ここでの防寒は最小限で。

↑午前1時の山小屋の前のベンチ。
朝の山頂の気温は3度~5度。強風が吹いているので体感温度は0度になります。
ここ本8合目は山頂まで80分の距離ですから、山頂へのアクセスが容易で時間が読めます。
極寒の山頂でのご来光の待ち時間を少しでも短くするため、多くの登山者が本8合目付近で待機しています。

午前1時過ぎに出発。かなり早めの出発になりますが、防寒の準備は万全なので大丈夫でしょう。
しかし、ここからがきつかった。足がまったく動かない。ポールで腕の力も使いながら進みます。
ここにきて我が愛しのエトワールの様子も厳しくなってきました。中途半端な休憩がよくなかったのか。
あと80分。先は見えています。一度止まると動けなくなりそうだからもう休憩はしない。

1:22。8合5勺、標高3450メートル。山頂まで60分。
ここから上では誘導灯を持った登山ガイドが立っていて登山者を誘導しています。
あと1時間もすればここから山頂まで大渋滞が始まるからです。
「ゆっくりの人は左へ、余裕のある人は右へ寄って進んでください」
そんなに急かせれても、こんな狭いところ、足場もないのに無理やわ。

1:52。9合目、標高3600メートルに到達。山頂まであと30分。
山頂に近づくにつれ勾配が急になってきているので休みながら上へ上へ。
 
2:37。山頂手前の鳥居をくぐる。2:41。ついに富士山頂を征服。
(画像は到着時のもの。明るくなってからの記念写真は公開できないので)
ご来光にはまだ2時間ありますが、すでに山頂には多くの登山者がいました。
予想通りの寒さです。強風は吹いていますが絶望的ではありません。
あと2時間寒さに耐えなければなりません。体が冷える前に完全装備をします。
学生グループの横に陣取ることにしました。関東ではサークルの恒例行事になっているんでしょうかね。
しまった。敷物を忘れました。地べたに腰を下ろし、背中合わせでその時が来るのを待ちます。

4:15。少し明るくなってきました。画像左下には、これから登って来る登山者のヘッドライトの列が見えます。
 
4:58。いよいよです。先端が見えてきました。

5:00。全体が見えています。まだ雲の中のようです。真っ赤です。こんな赤は見たことがありません。
5:01。雲から上へ出てきた太陽が光を放ち始めると同時に、山小屋から「君が代」が流れてきます。

5:07。ご来光の瞬間。私が持ってきた小さなカメラではこれが限界。満足度3700。

5:08。明るくなってから富士山頂が人であふれていることに気づきました。

富士登頂には成功しましたが、実は最高地点ではないんですよね。国内最高地点3776メートルはここ↓

朝日に赤く照らされた富士山剣が峰。見た感じではここは3700メートルくらいでしょうかね。
山頂は真ん中に噴火口があってすり鉢状になっています。剣が峰はここからちょうど反対側になります。
てっぺんの測候所があるところに行くには往復で1時間半かかるそうです。私らなら2時間はかかりますかね。
まだ富士登山の最大の難関の「下山」がありますし、夜の待ってるときに今回は断念することに決めました。

下山開始
 

 
下山道は登山道とは別のコース。7.6キロ。全身砂塵にまみれながらの下山。あまりのつらさにコメントなし。


10:37。4時間弱で下山完了。登山口は今日も最高峰に挑む人たちであふれていました。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オーケストラといっしょ八王子公演

2011-08-28 | 2011年の記録
はいだしょうこさんのコンサートの記録です。

2011年8月28日(日)東京都八王子市 オリンパスホール八王子(新八王子市民会館)
はいだしょうこファミリーコンサート オーケストラといっしょ
 ゲスト:中西圭三 指揮:井田勝大 演奏:東京ニューシティ管弦楽団 
 14:00開演(13:30開場)
 全席指定 3000円 ※3歳以上有料、3歳未満でも席が必要な場合は有料
 主催:東京ニューシティ管弦楽団、東京労音府中センター
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ファミリーコンサート行田公演

2011-08-27 | 2011年の記録
はいだしょうこさんのコンサートの記録です。

2011年8月27日(土)埼玉県行田市 行田市産業文化会館(ベルプラス)
はいだしょうこファミリーコンサート オーケストラといっしょ
 ゲスト:中西圭三 指揮:井田勝大 演奏:東京ニューシティ管弦楽団 
 14:00開演(13:30開場)
 全席指定 2500円 ※2歳以下ひざ上鑑賞無料、ただし席が必要な場合は有料
 主催:東京ニューシティ管弦楽団、行田市産業・文化・スポーツいきいき財団
入場者830名
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オーケストラといっしょ座間公演

2011-08-25 | 2011年の記録
はいだしょうこさんのコンサートの記録です。

2011年8月25日(木) 神奈川県座間市 ハーモニーホール座間(座間市立市民文化会館)大ホール
はいだしょうこファミリーコンサート オーケストラといっしょ
 ゲスト:中西圭三 指揮:井田勝大 演奏:東京ニューシティ管弦楽団 
 14:00開演(13:30開場)
 全席指定 3000円 3歳以上有料、3歳未満でも席が必要な場合は有料
 主催:東京ニューシティ管弦楽団、座間市スポーツ・文化振興財団
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする