終了。3時間10分。帰りのバスの時間がギリギリだったのでコールの途中で出てきてしまった。スケールから見ても舞台の華やかさからしても宝塚を超えるステージパフォーマンスだったと思う。惜しいと感じたところは弁護士のキャラはもっと立たせたほうがよかったのではないか。この程度では、はいだしょうこさんのお気に入りのキャラにはなれないな。あとは、宝塚版で伯爵夫人がソロで全開のパフォーマンスで歌うところが私は気に入ってたのだが、今回はオリジナル版の伯爵夫人の演出だから私としては残念であった。富山ミュージカルではダンスシーンのために特別チームが編成され見どころのひとつになっている。2幕に大きいのがある。まずは「The Sun Has Got His Hat On」。振り付けも素晴らしく見ごたえがあった。そしてランプポストシーン。私はこれを見ると、ハマースタイン「オクラホマ!」のドリームバレエを連想するね。ストーリーが出来上がってて、基本は宝塚とほぼ同じだけど、舞台装置を最大限に利用した振り付けでこれも良かった。ミュージカルの良し悪しはアンサンブルで決まると言っても過言ではない。アンサンブルコーラスは過去最高の出来であったのではないか。