愛しのエトワール

うたのおねえさん、はいだしょうこさんを全力でとことん気の済むまで応援する日々を綴るブログです。

休日アドベンチャーその2

2011-09-30 | 日記
春日山原始林ウオーキングの続きです。


遊歩道入口から少し歩いたところにある南部交番所というところ。公園管理の詰所のようなものか。
 
妙見宮というところ。案内を見ると日蓮宗のお寺のようだ。まだ先があるから登らない。
三本杉跡休憩舎。コース上にはこういう一服するところが何箇所もある。
 
春日山原始林はカシやシイなどの常緑広葉樹の森林が植物遷移でのクライマックス(極相)に達しているとのことだが、
どのあたりが極相状態なのかは素人目にはよくわからない。外縁部にあたるからだろうか遊歩道周辺には落葉樹も多い。
奥に分け入って極相群落というのを確認してみたいが、当然、春日大社の神域であり立入禁止である。

おまけ
 宮脇昭著「鎮守の森」新潮文庫
「四千万本の木を植えた男」として知られている横浜国大の宮脇先生の本が好きでよく読んでいる。
宮脇先生は森林再生の世界的な権威で、数年前のNHK教育TVのシリーズを見て感銘を受けた。
専門的なことはよくわからないが、信念がある男の言葉には説得力がある。もう何十回も読んだ。


自動車が通行できるほどの整備された道でアップダウンもなく単調でちょっと飽きてきた。
下を見ると「東海自然歩道」が途中まで平行している。旧柳生街道。そっちのほうが面白そうである。
 
首切り地蔵に向かう。首のところに切れ込みがあるので首切り地蔵と呼ばれている。
荒木又右衛門が刀の試し切りをしたという伝説がある。おそらく事実だろう(私的には)。
ここの休憩舎には多くのハイカーがいて昼食をとっていた。12時なので私も昼食にする。
コース上には飲み物や食べ物を購入できるところが若草山まで一切ない。準備は忘れずに。

 
芳山交番所に到着。行程の3分の1くらい。ここからは一般車両も通行できる春日奥山ドライブウェイを歩く。

ドライブウェイと言ってもこんな道である。若草山から南への一方通行の有料道路。
マイカーは数台見かけただけだった。ここは秋の紅葉が観光シーズンなのだろう。
 
大原橋休憩舎到着。橋の下は原始林を水源とする沢が流れる。ここに世界遺産の石碑があった。
道が分かれていて、「鶯の滝」に行くことができる。寄り道することにした。

鶯の滝。滝の先にもらったマップには記載されてない古い道があったのでこれを登ってみた。
 
↑しばらく登り続けるとちゃんとした道になってドライブウェイに戻れる。↑この道標が目印。

うっそうとした森のなかを道は進む。厳密に言えば原生林ではないのかもしれない。でも雰囲気はいい。
(つづく)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

休日アドベンチャーシリーズ

2011-09-28 | 日記
先日の奈良ウオーキングの続きです。

春日大社の東には春日山原始林と呼ばれる森林地帯が広がっている。
春日社のお山として狩猟伐採が禁じられて以来、千年以上にわたり人の手が加わっていない。
都市に隣接する地域での原生林の存在は極めて珍しく特別天然記念物に指定されている。
ユネスコは春日山原始林を春日大社と一体となし文化的景観を形づくっているものとして世界遺産に登録した。

本日のコース
 
↑観光案内所でもらったマップ
原始林周遊コースは13キロ。ほかにもいろいろ見て回ったので、帰宅後計測してみたらこの日の踏破距離は21.5キロだった。

朝8時、ホテルのシャトルバスで近鉄奈良駅に行き、今日もここからスタートした。
 
↑猿沢池。朝なので観光客は少ない。向かいの興福寺五重塔。
 
↑信号待ちをしている鹿。青になってから横断歩道を渡る。

鹿が群れているところを発見。奈良公園では芝刈りは必要ない。鹿が全部食べてしまう。

朝から鹿たちは腹ぺこだ。鹿せんべいの屋台はまだ出てない。
 
↑春日大社、世界遺産登録記念石碑。昨日はここまでは行った。
 
↑春日大社拝殿。杉の大木が見える。中に入るには別に参拝料が必要。
楠(クスノキ)の巨樹。案内板には神功皇后お手植えとあった。
 
↑春日大社の摂社をめぐる奥の院道。奥の院(紀伊神社)を参拝後、新薬師寺まで下りる。
ここで昼食と飲料を用意してなかったことに気づき、コンビニを探しながら奈良教育大のあたりまで下りる。
結局、白毫寺の入り口あたりまで歩いた。だいぶ時間ロスして10時になってしまった。白毫寺には登らず。

新薬師寺の南門(重文)。前日の光明皇后創建のお寺である。本堂は国宝。
春日山原始林周遊は北からと南からのコースがある。
今回は最後に東大寺に行きたかったので南の新薬師寺をスタート地点とした。

↑最初はこんな道。近くに志賀直哉旧居がある。訪問はせず。
 
↑少し歩くと春日奥山遊歩道入り口に着く。

遊歩道にしては道が広い。公園管理用の車両のみ通行ができるようだ。自転車は通行可能。
(つづく)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

休日オペラシリーズ

2011-09-26 | 好きなもの
奈良にオペラ鑑賞に行ってきました。


本日のホール。なら100年会館 メインホール。JR奈良駅の前にあります。

ウイーンの森 Buhneバーデン市劇場 日本ツアー
ビゼー歌劇「カルメン」(全4幕フランス語上演)
 演出:ルチア・メシュヴイッツ、指揮:クリスティアン・ポーラック 演奏:モーツアルティアーデ管弦楽団

定番オペラです。バーデン市劇場は毎年日本公演をしていますが、鑑賞するのは初めてです。
通常はオペレッタを上演してる劇場のようです。オペレッタが得意ならそれを上演すればいいと思うのですが、
有名タイトルでないと集客が厳しいのかもしれません。歌える歌手を揃えているはずですので、期待大です。
今月はボローニャ歌劇場の日本公演があり、関西では「カルメン」の上演がありましたが、
チケットは購入を躊躇するようなお値段ですので、バーデンのほうにしました。

公演はダブルキャストで行われています。キャストは当日にならないとわかりません。
すでに観覧された他の方のブログを見ると、キャストに当たりはずれがあるようです。
特にカルメンを歌うマイラム・ソコロヴァの評価が高いようですが、今日は違うようです。

今日の座席は4列目。私の前の席には演出監督のメシュヴィッツさんが座っておられました。

始まります。
オーケストラは28人。演奏は普通。ホールの音の響きが良くないのかな。ちょっと迫力不足。
「カルメン」は何と言ってもカルメンを歌うメゾソプラノが重要。迫力あるメッツォが私の好み。
今日のカルメンはアマーヤ・ドミゲッツ。ちょっと抑え気味のカルメンで私にとっては不満足でした。
他の主要キャストはソプラノ、テノール、バリトンともに良かったです。
合唱部分ではメルセデス、フラスキータの声がよく通っていました。この二人も良かったですね。

終了。満足度80。
オペラは見た目も大事です。外国人キャストということだけで満足度が高くなります。

おまけ

ホールの自動販売機。奈良らしいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

休日ウォーキングその3

2011-09-26 | 日記
奈良ウォーキングの続きです。
昼食のあと、近鉄電車に乗って西大寺駅から近鉄奈良駅へ
 
1時半。近鉄奈良駅。とりあえず歩きましょうかね。
奈良観光のメインストリートの登大路(のぼりおおじ)を東へ。3連休中の土曜日、観光客は多いです。
 
歩いてすぐに興福寺などの世界遺産地区に入ります。今日は素通り。
 
国立博物館あたりから鹿が出没しはじめます。
 
春日大社の参道に入ると鹿だらけとなります。地面は糞だらけですが、そのうち気にならなくなります。

奈良公園一体には千頭以上の鹿がいるそうです。

鹿せんべい。150円。なぜか販売中のものは食べようとはしません。

私も買ってみましたよ。
鹿は観光客が鹿せんべいを買うのを見張っていて手に取ったら最後、鹿に追っかけまわされることになります。
もったいぶってあげないでいると鼻を押し付けられたり、かじられたりします。
あっという間になくなりました。

↑鹿におねだりをされている少女。これはおとなしいほうです。

↑鹿まみれの公園。

 
春日大社参道。
 
売店の前でせんべいを待っている鹿。小鹿は警戒心が強い。
 
ここより世界遺産「春日大社」の境内。ここで今日は時間切れ。本殿にたどり着けず。鹿とたわむれすぎました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

休日ウォーキングその2

2011-09-26 | 日記
奈良ウォーキングの続き。
時間もあるので、朱雀門、大極殿を見学します。
 
東院庭園から歩いてすぐに朱雀門、大極殿を遠望できます。平城宮跡は見渡す限り原っぱです。

大きな石碑がありました。「平城宮址保存記念碑」とあります。

朱雀門に近づきました。平城宮跡のなかを近鉄電車が横切っています。(電車から朱雀門と大極殿は見えます)

大きそうです。

復元された朱雀門を裏から見る。
シルクロードの終着都市、かつての日本の首都「平城京」の中枢「平城宮」の正門。巨大です。

正面に立ちます。20メートル以上はあるでしょう。離れないとカメラに収めきれないです。

平安神宮の応天門くらいはありますね。扁額をアップ。

次は大極殿に向かいます。

遠くからでもその大きさがわかります。

でかい!
 
大極殿は入場無料。展示されていた黄金色に輝く鴟尾(しび)と高御座(たかみくら)。

これよりも東大寺大仏殿のほうが大きいんだよね。大仏殿は明日に行きます。

ここからは唐招提寺や薬師寺がある西ノ京に向かうのが一般的な観光コースでしょうか。
知名度の高いところは時間をかけて見学したいので西ノ京は次回訪問するときにします。
3時半にはホールに到着しておきたい。奈良駅に近い奈良公園にでも行きますか。明日に行くつもりだったんだけど。
(つづく)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする