愛しのエトワール

うたのおねえさん、はいだしょうこさんを全力でとことん気の済むまで応援する日々を綴るブログです。

スノウの山歩きシリーズ

2013-02-11 | 日記
今日の予定は、柳谷観音(楊谷寺)から西山古道を抜け善峯寺まで歩きます。

柳谷観音には前に2回行っています。
道が狭く路線バスが通れないため、長岡京からの交通手段はマイカー、タクシー、徒歩に限られます。
お祭や縁日などの日にはマイクロバスが運行されていて、前の2回はそれに乗って行きました。

奥海印寺バス停。山道の入口までは路線バスがあります。2キロほど短縮できます。

そのバス停付近、すごい工事をやってました。去年行ったときもやってましたけどね。
高速道路ですよ。写真の奥に見えてるのが西山を貫通するトンネル。

広くなってたのは工事をしてるところだけ。
マイクロバスで行ったときはかなり険しい道という印象だったのですが、
実際に歩いてみるとそうたいしたことはありません。舗装路ですからな。

分岐。右に行くと柳谷楊谷寺で、左に行くと浄土谷乗願寺。左側に石仏群が見えます。

弥勒谷十三仏。十三仏信仰による石仏群で江戸時代のもの。
どれがどれだかわかりませんが、数えてみると。あれ?十四体ありますよ。

まだ行ったことない乗願寺のほうに行きましょう。
この分岐の手前あたりから雪が降り始めたんですよね。濡れる雪。
今日はアドベンチャーの格好をしてるから、多少の雨や雪でもどおってことありません。

着きました。洛西観音霊場番外札所、乗願寺。西山浄土宗大本山の光明寺の末寺。
御詠歌「極楽の浄土の谷の御仏は よろずの願い助けたまわる」
「猫が入りますので閉めてください」と張り紙がしてある戸を開けると

おお、大仏だ。本尊の浄土谷大佛(おおぼとけ)。
阿弥陀如来の丈六像。平安末期の作で京都府の指定文化財となってました。
普通は平安時代の丈六仏は国の重要文化財になってることが多いです。
見た目も新しいんで後年の補修箇所が多いということでしょうな。
脇堂の十一面観音像が札所観音で、これも新しいものでした。

雪がやむのを待って出発。陽がさしてますが、また降ってくると思います。

ぐるっとまわって、楊谷寺(ようこくじ)に到着。ここは3回目です。
毎月17日が縁日なんですよね。今日は閑散としています。

本堂です。新西国霊場第17番札所。本尊は千手観音(柳谷観音)。
御詠歌「御仏のなびく柳の谷水は 汲むにおいせぬ薬なりけり」

奥の院です。ここは洛西観音霊場第10番札所。
御詠歌「うららかや柳も風になびかれて 仏の御影うつる谷水」

楊谷寺の下の駐車場が西山古道の入口です。
晴れてますが、どうも天気が不安定なので山には入らないことに決めました。

ちょっとだけ下見でもしておきましょうね。

イノシシよけのフェンスでしょうか。ハイカー通用口から入ります。

最初はこんな道。

すぐに沢のような道になりました。

沢道を下りると広い休憩場所のようなところに出ました。
ここでコーヒーでも飲んで山の雰囲気を味わって、引き返すことにします。

さっきの駐車場に戻ると、雪は本降りになりました。
下山開始。駅まで歩いても1時間くらいですよ。

下山完了です。長岡天満宮の八条ヶ池。
アドベンチャー的には物足りない一日でした。来週もどこかに行きたいと思います。
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