巡礼の旅シリーズ

「巡礼の旅」の２回目です。前回に引き続き、阪急のバスツアーを利用します。
前回は第１番札所に行きました。次は、順番通りに２番に行くところですが、
30番、31番札所に行くツアーがあったので、そっちを先に行くことにしました。

阪急交通社「西国三十三所巡礼の旅」（滋賀県、第30番宝厳寺、第31番長命寺）
今日は琵琶湖です。費用は休日割増1000円プラスして、一人9980円なり。
前回が3980円でしたので、ちょっと高い気もしますが、今日は琵琶湖クルーズがあるからね。

今日もなんばパークスからバスに乗ってスタート。（♪バスに乗ってゆられて、ゴー！ゴー！）
バスの中で朝の「お勤め」をします。お坊さんによってお経のリズムが違うのに気付きました。
傍からみたら異様だよね。観光バスの中から般若心経の合唱が聞こえるんだから。

宝厳寺（ほうごんじ）は琵琶湖の竹生島（ちくぶしま）にあります。

長浜港というところから船に乗ります。

我らが乗り込むクルーザーはこれだ。かっこいいぜ。湖なのに船名は「リオ・グランデ」だ。

小雨が降る中、リオ・グランデ出航！1000馬力エンジン２基がうなりを上げる。

竹生島が見えてきた。およそ30分で島に到着。

上陸。島には宝厳寺と竹生島神社と土産物屋しかありません。

西国三十三所観音霊場第30番竹生島宝厳寺観音堂。お堂に付随した唐門は国宝。
ここで全員揃ってのお勤めのあとは自由拝観。弁天堂や神社を拝観。

ここも寺と神社はもともとはいっしょ。渡り廊下でつながっています。

観音堂を上から見ると↑。苔むした桧皮葺の屋根が雰囲気あるでしょ。

いつのまにか「江」も見なくなってしまいました。

島を離れて、次の札所へ。

バスの中でお昼の弁当。

次は第31番の長命寺です。本堂まではこの石段を登らなければなりません。808段あります。
乗合タクシーに乗って700段分をショートカットすることもできます。
タクシーに乗っても徒歩で登ってもご利益は変わらないとのこと。参加者のほとんどはタクシーへ。
巡礼は苦行でなくてはならない。苦難はのぞむところであります。徒歩で登ることにしました。

けっこう汗をかきました。本堂でお勤めをしたあと、下山。
バスは帰路へ。バスの中で夕のお勤めもあります。
６時半過ぎに難波着。本日のバス走行距離約200キロ。

第30番宝厳寺ご朱印。「大悲殿」と書かれています。

第31番長命寺ご朱印。「千手大悲殿」ですかね？

まだまだ先は長いです。今月はもう１回巡礼ツアーに参加するつもりです。