ミッちゃん 山元気!

自由気ままに 自分の目線で
山歩きの様子を綴っていく日記です

挑戦!石ブテ東谷すべて直登? 4

2020年08月16日 | 山 近畿 金剛・葛城

2020年8月2日 金剛山 石ブテ東谷~青崩道

 

二度目の二俣を右に進んだ先に滝が・・・

  その滝からの続きです

 

滝が次から次へと現れる感じだ

二度目の二俣を過ぎてすぐの滝は 

見た目より登り易かった…が

段々 チチがザイルを出す事が少なくなっていく…

 

 何段になった滝なのだろう?

 狭い流れを直に登って

 登り切ったチチを見て

 私が行く…ザイルなしか…

 暫く ただの沢道?

 

登り切った後は余裕ができるが

なぜか 不安もつき纏う…

 

チチ これが最後の滝?

 

かなぁ~?

 

それは あると言う事ですね!

 

 暫く狭い沢歩きを楽しむ

三度目の二俣・・・

 

これか…

 

チチがぼそと言う

 

どうも最後の二俣のようです

ただ なぜ チチは二俣に拘るのか…?

 

何かを考えている・・・

何かを探しているというのか・・・

大滝はもう終わったのでは・・・

 

メインは最初の滝かな?と言って 

ヒヤヒヤする滝が いくつか出てきた…

 

二俣の先に きっと何かが待っている

そんな気がした…

 

 静かに迎える右股へ進む

 ガレ場の荒れた道の様になった先に…

15Mの大滝

 

ジャジャジャジャーン

出た~

・・・やっぱり

 

最後の大滝!

 

なぜか 自分におめでとうと言って

泣き笑いをしていた…

 

さすがにここはザイルりの様だ

チチは迷わず登っていく!

 

 チチが迷わずり出した

 どんどん登っていく

 ザイルと私だけがされた

 

登っておいで~

 

まるで蜘蛛の糸?の様なダンチロープ

それは無視して

恐る恐るに手をかけた

あれ・・・

見た目と違い 悪くない感じがした

 

これなら・・・登れそう

 

 到着~♪

 

今までの小さな滝の方が

怖いと思ところがあったが

大滝は 意外に登り易い!

 

ザイルにテンションをかける事無く

自身のペースで登る事が出来た

 

しかし 登り終えても まだがある

 

それでも…

大滝よりも始末に悪いのが

このに控えているとは知らずに

登れた事に安堵して喜んだ♪

 

 

 これで滝は終わり・・・

 沢歩きも終盤・・・?

 土砂が溜まったナメ状を詰める

 登山道に変わった・・・?

 このまま詰めて登ろう!

 な…なんだこの斜面は!

 

これが噂のアリ地獄!

V字の急斜面をよじ登っていくが

足元が緩くズルズルと滑りやすい!

 

一旦足を滑らせると

まさに蟻地獄そのものであった

 

最後の大滝を登った余韻も消えて

辺りを見る余裕も無くなる…

 

ただ…必死という二文字が

汗となって吹き出る!

 

 滑るぞ~!とチチが云う

 チチは二本足で確かめながら進む

 私は四つ這い…ズルッ!ひえ~

 最期の詰めはチチも四つ這い?

 

谷を詰めて漸く 登山道に出た…

出る直前までの直登は まさに蟻地獄

 

見た目と違い 優しく微笑む道は

容赦なく足元を崩し 

ズルズルと引き落とそうとする…

一旦滑るとそのまま地獄へ堕ちていきそう…

 

気が付けば 膝も 肘も泥だらけ

必死に登った跡がくっきりとされていた

 

 蟻地獄脱出!

 笹床の急登

 分岐にでた 初めて人に逢った!

 六道の辻

 

もうここからは歩き慣れた登山道

頂上を目指して歩くだけ

 

装備はそのままつけたまま…

 

外すと荷が重くなる…

背負って歩くには…疲れたよ…

 

チチが笑い 

そのまま歩こうと言ってくれた

 

 整備された植林帯の道

 金剛山特有の木の根の階段

 

笹床の尾根道になると

もう 頂上広場は近いぞ♪

 

 別嬪さんのオカトラノオ

 ひっそりと見落としやすい大日岳

 山頂広場に着いた 人が一気に増えた!

金剛山頂広場

 

今までとは打って変わって

山頂は 賑やかだった

 

谷を詰め終わるまで

人に逢う事はなかった…そして

山頂に来れば 人の

急に現実に引き戻された感じで

少し戸惑う自分が居た

 

少し下った広場で 装備を外し

食事をとりながら休憩をとる事にした

 

山頂のテン場広場

 

長閑な雰囲気が 沢を登って来た事を忘れさせる

しばらく 木漏れ日の中で 静かに休む

 

 さて帰ろう 今回は初の青崩方面

 テバコモミジガサ さようなら

 ヤマジノホトトギス またいつか

 れてきている登山道

 セトの分岐到着!

 今日は青崩方面

 よくかけるクサアジサイ

 ヌスビトハギの集会場

 知らん顔のキツリフネ

 

セトから黒栂へ下るいつもの道に比べて

歩き易い道がつづいた

 

なんて歩き易い道なんだろう~

 

この道が好きになりそうと思た私だった…

 

だが・・・

 

 出合は右へ…

 

早赤阪へ抜ける道を懐かし気に見るチチ

 

高校生の頃 チチはこの道を

仲間と通って村へ抜けたことを話し出した

今回は駐車場の関係から 水越へ下るが

距離があるらしく 歩きがいがあるようだ…

公共交通機関を利用しなければいけないので

コロナ禍が治まるころ歩いてみたい…

 

そんな事を考えながら 

右の道へと下るチチの後について下っていった

 

 山は甘くない!優しい道は…

 悪路の始まり

 急な悪路に霹靂

 二度と来るものか!泣きの階段!

 笑う ヤブミョウガ

 やっと出口だ!

 

ご苦労様♪ヤマユリがお出迎え

急な下りの悪路と階段から解放された時だった…

 

セトからの歩き易い道は途中から豹変した!

山でな道なんてないのだと

改めて思い知らされた

 

悪路には 最後まで苦しめられた…

疲れた足には応えたよ

 

 帰り着いたよ水分橋

 

ムクゲの花に見送られながら

車へと向かった

 

疲れたね

疲れたよ…

 

面白かったね

面白かったよ…

 

いっぱい一杯 遊んだよ

いっぱい一杯 愉しんだね♪

 

冷たい沢水が恋しいよ…

 

 

長~いブログに最期までお付き合い下さって

ありがとうございます

皆様のご訪問が励みとなっております



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (matsunorida)
2020-08-17 21:36:46
ミッちゃん

こんばんは。ホントすごいバリルートですね^^; わたしも出身が阿倍野なので小さい頃からMt.Kongoはホームコースで自転車で麓までいって駆け足で登るとかよくやっていました。バリルートも『マルタキ』ルートなる処に連れてってもらった事があり、最後はお二人が登攀されたすごいV字谷を登り六道の辻に出ました。金剛山って深いですよね~^^
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Unknown (mituhouse)
2020-08-18 18:49:42
matsunorida様 こんにちは

金剛山は Home groundなのですね
色々な楽しみ方のあるお山で人気が有りますね
私も以前丸滝を登ったことがあります
その時も確か蟻地獄が待っていました(笑)
お花のお山でもあり 本当に楽しめますね
もしかしたら 金剛山のどこかでお会いすることもあるかもですね♪
楽しみが一つ出来ました♪

コメントをありがとうございます
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