2021年8月28日(土)☀ 村界尾根~東條山~久留野峠
村界尾根 取付きからの続きです
千早大橋から河内長野千早城跡線に入って、少し進むと
右側に地図に載っている徒歩道が2本ある
一つは、P526の南側コルに上がるルート
一つは、大きく迂回して支尾根からP526に上がるルートの様だ
今回は 村界尾根をトレースする為
支尾根からP526に上がるルートを選択した
村界尾根取付き
村界尾根を歩くのは初めてだ
ロングコースになるとは思いよらず
普段歩いている金剛山のコースと同じくらいと思い
別の方向から登る未知のルートを楽しみにしていた
そして・・・
まだ薄暗い山道を、登っていった
踏み跡はしっかりとしており
秋の山野花を探そう~♪と
余裕で歩ける感じがした
イチヤクソウ
既に花は落ち、果実を付けていた
花探しをしながら歩いていたが
時期が時期なだけに 花は少なさそうだ
あっても 華やかな姿ではなく
地味で余り目立たないものが多い・・・
一生懸命探しながら歩くが どうしても 見落としてしまう
しかし、そんな地味なお花も よくよく見ると個性があって愛らしい
見つけた時は 心が躍る♪
登り始めの道は、踏み跡ははっきりしているが
脇道か?分岐点らしき踏み跡も多い
下の林道に続いているのか 別のルートか?わからないが
気になるほどしっかりとした踏み跡があった
それでも この時の私は山野花の事が気になって
キョロキョロしながら歩いていた
この分岐 どこに繋がる・・・?
葉だけのフィリヒナスミレがちょくちょく目に留まる
他にもないか探して歩いていると、
チチの姿を見失うことが度々あった
フィリヒナスミレの葉
気にしなければ チチと逸れる事間違いなし
きっと・・・私は、花見遭難をしてしまいそうだ
村界尾根をねらって、尾根から外れたら大笑い!
道があるからとて それが正しいとは限らない
この辺りから 地図とコンパスが必要になった
金剛山では、あまり地図とコンパスを使う事は少ないが
ここは、必要だっだ・・・
P526に上がる分岐
オッと!危ない危ない
真直ぐ進んでしまうところだった!
地図にある徒歩道らしきものは見当たらない
地図とにらめっこしていたチチが 急に
急に小道から離れて支尾根を登り始めた
この選択は正解で、
地図確認をすると、きちんと尾根を歩いていた
私独りだったら・・・どこに行っていたのやら
ここから 山道らしい支尾根をどんどん進んで行くと・・・
NTTの鉄塔発見!
鉄柵が目に留まり 鉄塔が樹木と絡むように建っていた
ここがP526の様だ!
ここから 確実に地図を片手に歩く事になる
P526地点からは一旦、急下降!
コルまで下る
勿体ないなぁ~と思いつつ 南側のコルまで下るが
先ほどまでの歩き易い道は、段々なくなっていく様な気がした・・・
チヂミザサ
チヂミザサの花穂
シュウブンソウ
ヤマホオズキ
これが道か~!
そう叫びたくなるような倒木帯!
急登の倒木帯を抜けるように登って
また急下り やれやれ
コルに出た!
南側のコル
ここが取付きから分かれてあったもう一つの
コルに上がるルートとの出合いである
コルと言っても 私にはどこがどの道か
草に覆われ よく確認しなければ分かり難かったが・・・
まずは千早峠を目指して登る
ここから 藪山の本性を現し 激急登の始まりだった!
藪山の難儀な所は・・・
草木で覆われた道が見えにくい
特に踏み跡の薄い分岐などがあった時は
見落とすか迷うか・・・
分岐点では 時に確かめておいた方が良い事もある
踏み跡は右側の方が濃いが…?
地形からすると尾根沿いの道は
左の方にある踏み跡が怪しい・・・
でも 右の方が濃い・・・
右の方が正しいかもそう思いながらも
左の方の踏み跡を確認しに行く
偵察隊長はいつもチチ!
右だ!の合図で私は動く~♪
だが そこは急登な上に悪路の様だ
地面の倒木や枝 草とにらめっこして登る
ルートは確かだが 急登悪路だ!
道は何処じゃ~!
ふ~っと一呼吸しつつ目線を上げた時
思わず叫んでしまった
早速、地形を見ながら 地図と照らし合わせ
コンパスを使って位置確認をする
いつもチチ任せの私だが こういった状況になると
自己防御本能で地図を見る習性がある
久々に山らしい山に来た感じがした・・・
容赦ない登りが続く
森の中に取り残された感じ・・・
久々に手に汗を握る感じだ
コロナ禍で落ちた鈍った体では 標高が1000mにも満たない所でも
悪戦苦闘を余儀なくさせられる
金剛山には 体が鈍らないように 時々登っていたが
やはり筋力と体力は確実に落ちているようだ
落ちずに増えているのは、歳と皴と脂肪だけのようだ
道の消えかかった様な樹林帯の中に立つと
なぜか置いてけぼりを喰らった感じがした
見上げた樹林帯の隙間から零れる明りが、優しかった・・・
シダが広がる林床の尾根道
足には優しいが ルート確認は難儀する
急な登りが続くが 千早峠まで・・・と頑張る
そして・・・
ここが・・・?
標高650mのピークに着いた
ここで地図確認をして 愕然とする
千早峠まで まだ3分の1にも満たない・・・
ここで初めて、ロングコースだったのだと実感する私だった・・・
久々の トレーニングルートになりそうだ・・・
つづく
村界尾根を綺麗にトレースしてみるとフムフムという感じでしたよ
どうぞ、続きを頑張って書きますので
楽しみにお待ちくださいませ♪
今日も金剛山頂付近は賑わっておりました
コロナ禍などどこ吹く風と言った感じで 早々に帰ってきましたが…(^^;
早く自由にお山に行けるようになるといいですね
裏山のお話聞かせて下さいませね♪
楽しみにしております~♪
にゃかにゃかのバリルートですね^^;
それにしてもボクにはどこがどうなって千早峠にたどり着くのか見当もつきませんが…
続きを樂しみにしておきますね!
昔は登山口まで自転車で行ってShoesを履き替えて早駈けでPeak往復とか毎週のようにやってました
絶対どこかですれ違っているかもですね!
この秋はノンビリとダイトレ一泊二日なども考えていますがどうなることやら…
明日は久しぶりに裏山でお茶をニゴしてきます(笑)