2020年7月12日 観音峰 ☂/☁
観音峰登山口からの続きです
ここ 観音峰には 歴史を綴る
説明版が要所におかれ
この地に起こった歴史的背景を呼び起こす感じ…
南北朝時代の歴史秘話を知るもよしですが
ガスに包まれ雨に降られるこの天気では
どうしてもゆっくりと読む余裕はなかった…
それでも 気になり 足を止める事も…
奥吉野物語の説明版
観音水
豊かに湧き出る観音水
水場でもあるが ここから奥吉野物語が始まる
紫の案内標識が ポイントごとに付けられているそばを
スルーする様に進んでいく
歴史に疎い私なので
読んですぐに理解するものではありませんが
歴史を刻んだこの地に足を踏み入れていることを
少なからず実感する気持ちになります
山が自然が 過去の出来事を
自然に戻し 痕跡すら土に返していても
人々の心に残るものは
繋がれていくように感じます
静かな樹林帯
山腹を巻くように伸びる道
ここもまた階段が多い…💦
急な道が続く中
激しい雨は次第にその姿を緩め
樹林帯の中では 殆ど濡れる事はない!
ありがたい事である
しかし…
どちらかというと 自身の汗で
内からびっしょりと濡れてしまう
時々塞ぐように荒れた道
奥吉野天河南東物語③
忘れた頃に階段が現れる💦
樹林帯の急坂の階段を超えると
開けたところにでた…
苔とガスが幻想的でいて開放的な明るさが
幻想的な世界を作って迎えてくれる…
あれほど降っていた雨が
いつの間にか止んでいた…
だが 雨の匂いは漂って 湿気の多い風が
纏わりつく感じがした…
舗装されていない道の味わいは
山歩きをしない限り感る事はない
急な坂道 段差のある道
泥で滑る道 岩や石のごろつく道
木の根や丸太の黒く輝る所の歩きにくさ…
どれもこれも 山歩きならではで
思えば 楽しい~♪
観音峰展望台まで こんな道が続く…
水も滴るオトギリソウ
最初の橋が見えてきた
岩ゴロゴロ💦石ゴロゴロ💦
独りで垂れるフタリシズカ
がはは💦 やっぱり階段だ…💦
笑うしかないが
登らにゃ通れない…
脇道を狙って登っていこう…
分岐?どちら選んでも…?
上部で合流 どちらも同じ♪
苔むした岩が目印だ!
まずは観音平へ急ごう
灰色のベールは 中々開きそうにない…
まるで森が眠っているよう…
雨が落ちないのが救いなのかな…
それでも 不快感はない
静かな森を味わって歩いている
鳥居! 観音平が見えてきた
ちょっと東屋に立ち寄って
東屋の横の広場から急階段から始まる
観音峰展望台まで 急坂の樹林帯が続く
ここからもまた 要所要所に付けられた物語…
南北朝時代の歴史を楽しみながら…歩く?
そんな余裕はないけれど
頑張って登らねば 着かない
ふぁいと~!💦💦💦
新たに彫られたお歌石
吉野山 花ぞちるらん 天の川
くものつつみを くずすしらなみ
この地に逃げのびた大塔宮護良親王が
詠んだ歌を刻み込んだと言われるお歌石は
長い年月の元 風化して読めなくなり
再度 大岩に彫り直されたそうだ
苔の衣を着た大岩が一層雰囲気を作ってくれている
それを回り込むように過ぎ
再び 急登を黙々と登っていく
苔と泥と浮き石 用心💦
ブナ林のトンネル
雑木林の原生林
し~ずかな しずかな~
も~りのな~か~♪
黙々登る雑木林の中に案内板が…
登山者の皆様守りましょう!
雑木林の最後の急登 ススキが目立つだし…
ススキの原に出たが…
観音峰展望台
展望台の名が泣くほど
ガスに包まれ な~んにも見えない!
ススキが原の真ん中に立つ展望台も
今日ばかりは 眠りの展望台となっている
これもまたそれなりに味がある…かな
さて…ここは頂上ではない!
まだ先に頂上は隠れている
もう少し 頑張ろうか…
足は止まることなく前に進んでいった・・・
つづく
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