ミッちゃん 山元気!

自由気ままに 自分の目線で
山歩きの様子を綴っていく日記です

大峯奥駈道を繋ぐ 明星ヶ岳 取付きまで

2020年07月29日 | 山 近畿 大峰山系

7/23~7/24 ☂/☁ ガス・風強し

明星ヶ岳:カナビキ尾根~楊枝ノ宿小屋まで往復

 

コロナ禍で今年は翻弄されっぱなし

漸く山活動を再開して 少しずつ体力をつけ始めた

連休となればアルプスを目指すところ

今年は難しい状況に置かれている

近場の山を愉しむことに止める事とし

以前より温めていた大峰山行を実行しようかと考える

 

奥駈道を全走破したいが…

一応女の身である私には

逆立ちをしてもできる事ではない

いや 許される事ではない…

 

そこで チビチビと繋げて 

登れるところを制覇しようと目論んできた…

 

女人結界から北部を日帰りで繋ぎ 今まで

八経ヶ岳 弥山 明星ヶ岳 孔雀岳 行者還岳…等々

入山可能なルート範囲で登っている

 

ただ どうしても日帰りだけでは難しいコースもあり

今回その一つである明星ヶ岳から楊枝ヶ宿…

往復するにしても 抜けるにしても

日帰りは難しい そこで今回 一泊予定で

往復することにした

 

久々の テン泊用の装備を担いで…といっても

チチがほとんど担いでくれるのだが…

水はしっかりと3~4リットル必要!

その装備で最期までついて歩けるか…

今の私の体力では どうなるのか

本当は不安であったが チチがいるという安心が

背中を押してくれた

 

いつも以上に 長々となるであろう記録を

記憶の中にあるものを呼び起こしながら

ここに残しておこうと思う

 

コースタイム

 

7/23 

熊渡 川迫川橋 → 8:48 カナビキ尾根・弥山川分岐 → 8:52 金引橋 → 10:53 カナビキ尾根分岐 1440m 11:00 → 11:45 鍋の耳 → 12:13 高崎横手 → 12:50 日裏山1725m → 13:40 弥山辻 13:50 → 13:55 明星ヶ岳1894m → 14:47 五鈷峰1694m → 15:45 舟の多和 → 16:30 楊枝ヶ宿小屋 1594m 泊

 

7/24

5:50 楊枝ヶ宿小屋 → 6:40 舟の多和 →7:58 五鈷峰1694m → 9:00 菊の窟 → 9:10 弥山辻 → 10:03 日裏山725m → 10:25 高崎横手 10:40 → 11:35 カナビキ尾根分岐 11:45 → 13:00 カナビキ橋 13:10 → 13:45 熊渡 川迫川橋

 

 

 

 熊渡 川泊川橋

川迫川

 

澄んだ水の流れが静かである

思ったより水量は少なく

思いの外 雨は降っていなかったようだ…

 

ここ川迫川は  子供がまだ小さい頃 

よく遊びに来た川でもある

そのころはゴルジェも深く青緑に染まっていた 

 

真夏でも水は冷たく長く浸かっていると

唇の色が変わるほどであった

そのころと変わらず 水は透明で美しいが

砂利が堆積しており 浅くなっているように思う

 

その川迫川を眺めながら橋を渡り

ゲートを越えて林道をしばらく歩いていく

 

 

 ゲート

 登山届BOXがある

国有林道

 

静かとはいい難い…

 

渓谷の水の音は静かな谷間を割って響く

それでも 山の静寂さを邪魔することは無く

自然の音の心地よさが響いてくる感じがする

 

林道といっても進めば進むほど

姿は変わり 車両が走れる状態ではない

崩壊した所もあり 荒れた状態が目立つ

 

人が手掛けたものも  何時しか

取り込まれ自然に還っていくのだと感じる…

 

 林道崩壊地

 車両さえ拒否するような林道

トサカ尾山

 

林道を道なりに進んでいくと

樹林帯の間からトサカ尾山が顔を出してくる

 

そのトサカ尾山を望んで間もなく

金引尾根と弥山川分岐の広場に出る

 

 

金引尾根・弥山川分岐

 

の方向に進むと弥山川沿いに双門滝ルートへ…

このルートは険しい事で知られているが 面白い♪

今回はカナビキ尾根を進んで明星ヶ岳を目指す

 

 カナビキ尾根へと進む

 自然に戻る感じの金引橋

 

林道終点から本格的山歩き開始です

支尾根のカナビキ尾根を登っていく!

 

急な登りの始まりだが

久々のテン泊装備が肩に圧し掛かってくる

 

大丈夫か…

いや 歩きだしたら慣れてくるはず…

最後まで歩けるか…

いや 歩かねばならない

自問自答しながら登る事に…

 

歩き始めから が吹き出してきた…

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (sacchan1025)
2020-07-30 14:43:17
奥駈道を一度歩いただけでは、この道を知ったことには全然ならないのですね!
地元ならではのルートに興味津々です。
僕のホームグラウンドの奥多摩も一生かけても楽しめるだけの尾根や沢がありますが、大峰山系は多分何生かけても楽しめきれないのでしょうね。
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Unknown (mituhouse)
2020-07-30 21:46:40
sacchan1025様

奥多摩も 大峰同様 奥深いお山ですね
私も一度は歩いてみたいと 密かに思っております
ルートファンてイングもかなりしなければと
大峯と同じお山の様に感じております
自分の生活圏の中に このように深く
飽きることなく楽しませて貰えるお山があるという事は
本当に恵まれた幸せな事かもしれませんね
一生かけてどれだけ楽しめるかは分かりませんが
謙虚な気持ちで登らせて頂ければと考えております
奥多摩の山々も 本当に魅力的で憧れております

コメントをありがとうございます
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