ミッちゃん 山元気!

自由気ままに 自分の目線で
山歩きの様子を綴っていく日記です

御池岳の周遊 テーブルランド・右回り編

2021年11月23日 | 山 近畿 霊仙・伊吹・藤原

2021年11月13日(土)☀ コグルミ谷から右回りでテーブルランド散策

御池岳からの続きです

 

御池岳山頂からは、壮大な草原を歩く

所謂、天空の台地で、御池岳の名称の謂れともなったが、

三十余り点在しており、大小の窪みの中から名前の付いた池を探す

池巡り楽しむ人も多い

ここは、石灰岩で形成されたカルスト地帯特有のドリーネが無数見られる

 

 灌木の樹林帯の中に入って

 青朽葉色の灌木帯を抜けると

 

枯葉色に包まれた草原の中を、が我が物顔で吹いている

それは冷たく、決して強く吹いてくるわけではないが

寒さに身がまってしまう

ここで、上着を一枚羽織る事にして テーブルランドへと向かった

 

 

御池岳から 一時的に樹林帯の中に入り込むが

すぐに開けた台地になり

~い天空の草原を目の当たりにする

 

 ボタンブチへの分岐

 

 

ボタンブチと奥の平の分岐点は そのまま通過して

奥の平へと向かう

遮るものの無い天上の草原は、もうだった

枯葉色に、白い冬の足跡を発見した!

 

 初の霜

 坊主頭の奥の平 

北側の展望  左側手前に霊仙山 右奥に白いものが付いた伊吹山

 

展望は申し分なし ただ 

広すぎて縁まで行かなければ見えない

見えないが 見ると感嘆の声が漏れる

 

ただ、今回もまた 雲の存在が邪魔をして

本来ならば 伊吹山の向こうにある奥美濃山々をはじめ

遠くは北アルプス、中央アルプスが楽しめるはずだったが

それをみる事は出来なかった

ただ、唯一、能郷白山が確認できた 

その頭には 既に白いものがついていた

 

南側の展望 天狗堂

 

テーブルランドの南側~西側の端の散策では 

寄り添う様に、姿を見せる天狗堂が目を惹く

 

ボタンブチへの天上の草原は 壮大であるが

平原ではなく あちらこちらで大小の窪みができており

カルスト地帯の特性でもあるドリーネが見られる

 

 

台地を取り巻く植物景観もまた お見事!

壮大なる青朽葉色の草原は飽きがこない

 

いつまでもそこに居られそうな気がする…

そうもいかない まずはボタンブチを目指そう

ただ 風が強いぞ!

邪魔するものがない為 自由気ままな風に

一気に体温を奪われる感じだ

 

 風の悪戯?耐える樹

ボタンブチ

ボタンブチから見る天狗の鼻

 

ボタンブチの隣に見える天狗の鼻

いつも思う・・・

私的には 天狗のには見えない! どう見ても・・・

 

 天狗の鼻に向かう

 

天狗の鼻ではなく やっぱり ガメラだ!

今日のガメラは 背中に人を乗せて何かを言っている?

 

天狗の鼻からの景色

 

私的には ガメラが眺めている南側の景色は、

鈴鹿山脈が広がっている

こうしてみると鈴鹿山脈の奥深さを感じる景観である

更に西側の方に向くと 滋賀県側の市街地琵琶湖が見える

その向こうに雲と交ざりあう比良山脈が構えている

 

天空の台地の端から見える展望は、まさに絶景である!

 

 天狗の鼻からはテーブルランドの周回

 

何度かテーブルランドは訪れているが、

取りこぼしていた所が気になっていた・・・

今回は、その残しておいた宿題を片付けるため

テーブルランド西側を周る事にしたのだ

 

目的は・・・ 

西のボタンブチ夕日のテラス

 

 西側の縁を狙ってまずは灌木帯へ

 樹林帯から抜けると・・・

 赤朽葉の草原を横断!

風池

 西側の縁を外れず歩く

 ハネヒツジゴケの赤い蒴(サク)

 

再び樹林帯へ・・・

道はあるようでなく あると思っていても、途中でえる

 

これと言って目印の無い草原帯と樹林帯

周囲に見える地形やピークを指標にして歩くが

必ず地図とコンパスで確認する

天気の悪いガスった日であれば、遭難する可能性がある場所だ

 

 上等の苔衣装を羽織った木の根

 樹林帯を出たり入ったり

 道はあるようでない?何処に行くのだろう

苔の世界へようこそ!

 木の陰からうっすらと見えるピーク

 樹林帯を抜けて・・・

丸池

 

見た目の通り 丸いので丸池?

丸山の麓にある池なので 丸池?

 

 樹林帯に向かって登っていく!

 樹林帯を抜け出ると岩稜帯!?

 縁の端に立ってみれば!

P1182

丸山を望む

 苔 苔生した世界

御池岳ブルー

 

言葉では言い表せないぐらいのご褒美だ!

だけど 少し疲れた・・・

風を避けて 丸山と苔を見ながら休憩を取った

 

 

 

一旦ここで つづく

まだまだ終わらない・・・

 

 

景色があまりによく

600枚以上の写真を撮ってしまった・・・

その影響はブログにも出てしまう

似たような場面のまとまりのないブログになってしまっていますが

もう少しお付き合い下さいませ

宜しくお願い致します

 

 


御池岳の周遊 コグルミ谷編

2021年11月18日 | 山 近畿 霊仙・伊吹・藤原

2021年11月13日(土)☀ コグルミ谷から右回りでテーブルランド散策

 

コグルミ谷入山からの続きです

 タテ谷分岐

 

コグルミ谷より入山して間もなく

タテ谷の分岐の標識を目にし 右側にタテ谷を見ながら

そのままコグルミ谷を登っていく

 

災害に遭ったと思えない程 静寂で 

意外にスケールの大きい谷に

歩けば歩くほど 魅了されていく感じだ

 

決して大きな滝があるとか・・・

ゴルジェがあるとか・・・

そんな規模の谷ではないが  

包容力というべきか・・・

深く包み込んでくれる感じの谷に感じた

 

コグルミ谷ルート

 

道はである 

急な道をただ只管登っていく感じだが・・・

所々 谷紅葉に包まれ 足が止まる事がある

 

 道は整備されている

 説明板も設置されている

 朽葉色のトチノキ

 

薄暗い谷間を飾る黄葉が目を惹く

よく見ればトチノキだ・・・

落葉と混ざって複雑に彩られている

風は冷たいが、優しい・・・

時間が止まったように静かだ

 

 谷に別れを告げるように離れていくと…

 勾配はきつくなり 丸太の階段になる

 ここからは無言の登りとなる

 五合目

 

ガンバって歩いた!

急な斜面とにらめっこしながら登った

冷たい風が心地良く感じる程 体は火照った

そして ちょっとくなった

ここはどの辺り?

・・・

・・・ まだ 五合目・・・

 

 再び道は急な登りに・・・!

 

がんばれ!もうすぐだ! 

尾根に出ると楽になるぞ!

 

上からチチの声がする

しかし、その声はチチの声というより

山屋の声だった・・・

 

もうすぐだ!…はかもしれない・・・

 

「もうすぐ!」と言って1時間以上歩かされたことは

たびたびあった…そう・・・

励ます為?歩かせるため? 山屋はをつく!

その思いは 未だ消える事はない!

 

声を掛けられても しんどいものはしんどい!

ただただ、必死だ!

それでも、その言葉は嬉しい! 励みになり、力になる

 

御池岳に向かって  も何のその!

さぁ~! ガンバだ~!

 

 尾根が近づく

 朽葉色の落葉に陽が刺す

六合目

 

出合に出たぞ~ チチが声を掛けてきた

私は地図を見て… まだここなの?

時間を確認して、あら、意外にいいペース?

チチの言葉… 満更、嘘ではなさそう・・・

そう思った

 

緊急事態宣言解除後、山によく行くようになり

だんだん体が慣れてきているのだろう

山に来るたびに体調の違いを感じる

決して早くはないが、自分のペースを維持している感じだ

だからこそ、山を楽しめる♪

 

 カタクリ峠(6合目・コグルミ谷出合)

 

コグルミ谷から尾根に出ると

そこは 葉を落とした樹々の森だった。

季節が季節なら 鬱蒼と茂った樹林帯の尾根だろうが

今は 開放的で明るい♪

 

枯野色の落葉の茵を踏みながら御池岳を目指す

 

 

山は冬支度をしていた

葉を落とした木枝の先は 空を掴んで離さない

 

木の骨格を露わに 

その先に薄っすらと浮かぶ影は

御池岳だろうか? 

進むべき道が分かりやすい♪

 

 裸木となった 明るい尾根

 平坦な尾根道の先は もう7合目

 赤朽葉 その上を見上げると…

メグスリノキの照葉

 

枯野色の中に赤い葉が際立って見えた。

これは!もしや?

上を見上げてみると やっぱり!

 

真っ赤に紅葉したメグスリノキを確認

見事な紅葉で ひときわ輝いて見えた

 

きれ~い♪

それしか言葉にならなかった・・・

 

 青朽葉?の苔の道

 ここまでおいでと 陽が導く

 御池岳へ導く標識の先には…

テーブルランド

 

目の前に テーブルランドど~ん

やっと近づいてきた!

 

しかし、テーブルランドの間には 真の谷が阻む

まずは谷間へとらねばならない…

 

 真の谷へと下る 途中に合目あり

 苔生した根っこにくものが!

 リスが! ただいま食事中

 欲張りリスの頬張った姿

 邪魔してはいけない!サッサと

 真の谷分岐 1058m

 御池岳へ向かう

御池岳・鈴北岳・間の谷分岐

 

御池岳・鈴北岳の分岐でもある真の谷分岐をそのまま通過

御池岳へと向かう 

その通過路はとても明るい

 

 九合目

 樹林帯の明るい急登は続く

 苔生した斜面の急登をガンバ!

 

 

赤朽葉色の草地の向こうに見える樹林帯

その根元に見える稜線…

御池岳の頂が顔を出し始めたようだ

 

ここまで来れば もうそこだ!

 

 御池岳の頂上付近

 もうひと踏ん張りだ!

御池岳 1247m

 

コグルミ谷からの往路では、殆ど人に会う事は無かったが

カタクリ峠を越え、真の谷分岐のあたりに来ると

人の姿を多く見るようになった

そして、御池岳山頂も、人の賑わいを見せている

しかし、以前に比べると、少ない方かもしれない

 

賑わう頂上に吹く風は冷たかった 

体の熱が一気に奪われる感じだ!

その風から逃れたい事もあり、また、

人との密を避けるためにも

早々にお暇して 先を急いだ…

 

 

つづく

 

ご訪問ありがとうございます

コグルミ谷から御池岳までのコースでした

 

 


コグルミ谷からの御池岳の周遊

2021年11月16日 | 山 近畿 霊仙・伊吹・藤原

2021年11月13日(土)☀ コグルミ谷から右回りでテーブルランド散策

 

御池岳は何度か登っているが

コグルミ谷ルートは 縁なく歩く事は無かった

いつか歩いてみたいと密かに思っていたが

2013年の台風の被害に遭い、大きな崩落事故が起こり

通行禁止になってしまった

谷も荒れて通行禁止!

鞍掛トンネルも通行禁止!

コロナ禍で 沈!

そして、年月と共に その残痕は薄くなり

大きな災害跡も復旧されていったようである

今では 訪れる人々によって 再び道ができているようだ

 

ならば! 行かねば!

緊急事態宣言解除と共に 活動を開始し始め

徐々に体も 山の勘を取り戻しつつある

気になっていたコグルミ谷を歩いてみる事にした

 

 国道306号線をトンネル方向へ進む

 

ただ・・・

鞍掛トンネル付近の駐車場は 着いた時には満車!

路駐せざるを得ない・・・か 

数キロ離れた所に停める・・・か だ!

 

鞍掛トンネルの三重県側で駐車可能な場所は

トンネル脇に2か所とコグルミ谷の1km位下の方に2か所

 

そのうちの1か所に駐車することが出来たが

そこは 1キロほど離れた 入り口がかなりい所だった

 

もっと下の方に駐車場はあるが、近い方が良い

都合の良い考えで駐車し、出発の準備をした。

 

これが明暗を分ける判断であったと知ったのは

って来た時だった

この時は そんな事 気にする事も無かったが・・・!

 

 国道沿いのコグルミ登山口

 御池岳・コグルミ谷登山口

 

コグルミ谷登山口である

 

薄暗い谷間の道は 初っ端から急な勾配であった

これがもし雨の日であれば ッルズルで更に歩き難いかも・・・

そう思いつつ ゆっくりと湿気の多い谷道を登っていった

 

 落ち葉の腐葉土は滑り易い

 最初の渡渉? 涸れ沢だ!

 荒れているのは名残か?

 水の無い沢沿いをゆっくりと歩く

 タテ谷分岐


 

谷の分岐に出ると、冷たくも心地よい風が吹いてくる

その風に背中を押されるように そのまま

コグルミ谷沿いの道を進んで行く

 

 

思った以上に綺麗になっているようだ

倒木はあるが 年月を感じさせるように 苔を纏い

静かだが 包容力のある谷の様に感じる

気持ちがいい~♪

 

薄暗さも気にならない

谷にしては明るい、

スケールも大きい方だ!

ここから御池岳へと向かって愉しもう!

 

 

コースタイム

 

7:20 出発 → 7:25 コグルミ谷登山口 → 7:45 タテ谷分岐 → 8:34 カタクリ峠(六合目) → 9:00 八合目 真の谷出合 → 9:34 御池岳1247m → 9:57 奥の平1241m → 10:04 ボタンブ → 10:07 天狗の鼻 → 10:35 P1182 10:55 → 11:00 西のテラス 11:40 → 11:47 西のボタンブチ → 12:07 元池分岐 → 12:14 鈴北岳1182m → 13:00 鞍掛峠 → 13:20 鞍掛道登山口 → 13:45 駐車スぺース

 

 

つづく

 

またまた長~い、長~いブログの始まりですが

最後までお付き合い頂けたらと思っております

宜しくお願い致します

 


秋の雨乞岳 番外編

2021年11月14日 | 山 近畿 御在所 鎌ヶ岳

2021年11月3日(水) 雨乞岳

 

もう 秋も深まり 冬支度を始めだす山々

紅葉が間に合ってよかったと思いつつも

季節の移り変わりの早さに 自分の歳を重ねて感じる涼秋・・・

 

帰りは 千種越しの街道を下って来た

奥の畑谷道と違って 歴史を重ねた道を歩けば

落葉の絨毯と紅葉の見事さに 目を奪われ

何枚シャッターを切ったことだろう

その様子を少し 残してみようと思う

 

 

千種街道には歴史がある

その道は、滋賀県と三重県を結ぶ街道で 

永源寺町甲津畑より鈴鹿山脈の杉峠を経て 

三重県菰野町千種に通じていた

そして、多くの商人が往来していた道だが 

むかしの人はなんと達者だったのだろう・・・

 

雨乞岳から急坂を下って 杉峠に立つ

ここから 歴史を辿ってみるもよし・・・

何も考えずに一気に下るもよし・・・

ただ 今の杉峠には 二本杉は無い

1本の朽ちた杉の木が天を仰ぎ

もう一本の片割れは 朽ちてなくなっていた

 

 帰りは杉峠を通って 千種越しへ

 

だが  新たに誕生した杉が成長して

後継者の様にその存在を示していた・・・

歴史はまだ 続いていくようだ

杉峠の名はまだまだ健在だ!

 

 禿の水はチョロチョロ

 西避難小屋跡

 

西避難小屋が跡形も無いほどに無くなって

その残骸だけが 樹木の根元に置かれていた・・・

朽ちたのは杉ばかりではない

尽きた存在は 土にかえって行くように

静かに横たわっていた

 

ナラの大僕が並ぶ峠道

 

ここにも朽ちた大木の残骸が 自然に戻ろうとしている

しかしその姿もどこか 神秘の陰りを漂わせ 

その場に必要な存在となっている

 

一反ぼうそう

 

ただ 歩くだけでもしんどい道を

昔の商人は荷物を背負って歩いていたのだから 本当に凄い

だけど、この秋色の景色を 同じように味わっていたのだろうか…

 

見事な紅葉の中を 飽きることなく下っていった

 

 チャボガヤ

 

セピア色に見える景色に 青い灌木の群生が目立つ

触ると痛い!

カヤにしては背が低く 

地面を這う様に延びているものもある

 

チャボガヤの様だ!

チャボガヤは日本海側に多く カヤは 太平洋側に多い

豪雪地帯では 真直ぐ延びるより

横に延びる方が適しているからかもしれないが

この千種街道で チャボガヤの群生を見るとは・・・

ここも積雪が多いという事か?

 

それにしても、すれ違い様に葉に触れると…痛い!

 

 

谷沿いに延びていく道は、幾つかの渡渉を繰り返す

その沢水は冷たく 透き通っている

落葉がまるで 意図的に飾られたように散りばめられ

何処からか鹿威しのが聞こえてきそう・・・

 

向山鉱山跡

一級・渋川

 

渋川の流れは まだ下の方に見える

 

 巨大なシデの古木

シデの巨木

 

巨木が並ぶが その中でも目を惹く存在だ

目印でもあり シンボルでもあり

その場の主の様でもあった

何年たっているのか・・・

色々は人の往来を見てきているのだろう・・・

 

 

落葉の絨毯

深き色の森は 静かに沈黙を守る…

 

 蓮如上人旧跡

 

蓮如上人の旧跡には古井戸と石碑があり

その傍にツガの大木が存在を示している

落葉の中で 目立つ存在だ!

 

 

奥の畑谷分岐まで下って来た

ここから出発した・・・そしてここから戻っていく

 

奥の畑谷分岐手前の橋

ツルベ谷の出合

ツルベ谷分岐手前の橋

 

ここで勘違いをして 大峠の方に行きかけた

でも 気が付き周回することが出来た

初め躓いても 後良ければ言う事なし♪!

 

 

歩いた道をテクテクと・・・

 

 

古い橋のお陰で渡渉もなし♪

 

 

舗装道路に出れば 安心が一層強くなる

こうして 今回の雨乞岳への山歩きは

大いなる実りの山を愉しんだ

 

お粗末・・・

 

最後までお付き合いありがとうございました


秋の雨乞岳  杉峠編 下山

2021年11月11日 | 山 近畿 御在所 鎌ヶ岳

2021年11月3日(水) 雨乞岳 奥の畑谷~杉峠・千種越コース

 

南雨乞岳からの笹藪へ突入!

まだこの辺りのは 可愛かった! 

景気を楽しみながら下りたい!そう思えた♪

 

しかし・・・

足元が見えない上に、坂のりだ

笹を掴んで用心しながら下っていく事に集中!

油断していると 転がっていきそうになる

 

 

 

 

南雨乞岳からのつつきです

 

御在所岳・鎌ヶ岳

イハイガ岳

 

こんなに展望がいいのに 余裕がない!

この景色を見ていたら 躓きかけた!

笹の下は手探りならず探りである!

用心!用心!景色がになる!

 

 まだ チチの姿がえている

 あれ?チチ何処ですか~!

 あれ~ れています~

 

ミヤコザサの成長はまじい!

人の背丈を追い越している

 

笹藪を泳いでいるとれてしまう

 

ここはって歩く方が歩き易い

時折顔を出して 確認をするが・・・

ここは何処?

見える景色は と青いのみ!

 

やっぱり・・・潜っている方が進路は分かりやすい

取りあえず 潜ったまま登っていく!

 

 やっと顔を出せた!あのいものは?

 

何度目かの偵察で 

ミーアキャットの様にを延ばしてみると

白い標識らしきものが笹藪の中から見える

 

っ!やっと!着いた?

それは 雨乞岳の頂上を示すものだった

 

 雨乞岳 1237.7m

 

雨乞岳山頂に出たぞ~!

ヤレヤレだ!

当分 笹藪はご遠慮したいきもちだ!

 

ここまでくると 人の姿は多くなる

多くなるといっても まだ少ない方だが

奥の畑谷とは違って 現実に戻った感じがした

 

東雨乞岳

 

懐かしい東雨乞岳も今日は機嫌麗しく

向かう人の姿が稜線上に見られる

今回は行かないが、また

クラ谷から歩いてみたい♪

 

山頂には がある

この池は大峠の澤と書いて「おおたわのさわ」と呼ぶ

これが山の名前の由来となっているが

雨乞いの祈祷が行われていた所で

水が涸れた事が無いという

 

 山頂の池 大峠の澤

 杉峠へと下っていこう!

イブネ

 

杉峠までは急な下りが待っている

それでも 樹林帯に入るまでの尾根は 展望良好!

 

暫く イブネ方面を楽しみながら下っていく

 

 

イブネの向こうに釈迦ヶ岳が姿を現して来る

 

 雨乞岳に再び別れを告げ・・・

 どんどん下っていくと・・・

釈迦ヶ岳の姿がはっきりと見えてくる

カクレグラ-タノジョウ

御在所岳が右に見える

開けた尾根道も次第に灌木が目立ちだす

 

最後の周りの山々の見納め・・・

このまま樹林帯の中へ潜っていく・・・

 

 な樹林帯の下り坂

 眼下に鞍部が見えてきた

 鞍部の杉峠についた!

杉峠

 

鞍部交差点杉峠

二本あった杉は 1本になり 

枯れ姿のまま天に向かってそそり立っていた

 

そんな杉の裏で 少し足を休めることにした

急な下り坂は 膝に負担がかかる

チチは何も言わないが、膝はかなり悪そうだ…

 

愛知川源流の谷

 

風を避ける事もあり 

コクイ谷の方向に少し下った灌木の陰で休んだ

以前歩いたルートを思い出しつつ コーヒーを味わった

 

再び杉峠に戻って千種越コースへと下っていく

 

今回も 愉しんだ♪

充実感に包まれ下っていった

 

 杉峠から一気に下る

 ここから暫し黄葉を堪能!

 

千種街道の紅葉は見事だった

落葉と紅葉に包まれ 深き秋色に染まっていた

見事!というだけではない

自然の作り出す風情に言葉が無かった…

 

 

最後までお付き合いありがとうございます