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先日、亡くなられた工藤晃さんを送る会が、約100人もの友人・知人が集まって行われ、私が実行委員長を務めました。
今はIHIとなっている石川島播磨重工の労働者で、この会社は、職場に憲法はないとばかりに、思想差別をやってきました。それに抗して、仲間とともに横浜人権裁判を起こし、昨年、見事に最高裁で勝利判決を勝ち取りました。 その代表者を務めた「筋金入りの労働者」でしたから、多くの仲間が全国から駆けつけ、ご家族は、初めてお聞きする話に涙し、感激していました。
病気とはいえ、65歳という早すぎる死を悼み、みんなで遺志を引継ぐ想いを新たにしました。
最後に、石播労働者が舞台狭しと並んで歌った「造船労働者の歌」は、工藤さんを送るにふさわしく、鳥肌の立つようで圧巻でした。