先日、諮問を受けました「産科医療補償制度」に関わっての出産手当金を３５万円から３８万円に増額する国保条例改正の答申を市長に手渡しました。
その後、約２０分程の懇談でしたが、５件の付帯意見について、委員会での審議の模様を伝え、本来、国が責任を持つべきものであるという思いを市長と共有しました。
こんな所にも政府の毎年２２００億円もの社会保障費削減の影響があるのです。
天気予報は晴れでしたが、朝から時折、雨が落ちてきたりしました。 宮応事務所は電話や訪問、宣伝カーなどで人が出たり、入ったり。
午後からは13区近藤ちあきさんと合流して、大和駅プロムナードで開かれた爆同、厚木基地爆音訴訟第4次訴訟団など実行委員会主催のピースフェスティバルに参加しました。
テントの鈴木保会長などみなさんにご挨拶し、会場を見て回り、私の知人の介護ケアマネージャーとバッタリ、話が弾みました。 写真展での30年前の鈴木保さん、40年前の真屋求さんの若いこと！歴史の重みと未だ爆音解消されずのもどかしさを感じます。
保健福祉センターホールで開かれた「ストップいじめ子どもフォーラム」に参加しました。
いじめについての講演会は数多くありますが、今回は子ども自身の取り組みであることに大変興味を覚え、参加したのです。 次の仕事の都合で、途中退席するため、２階から入りましたが、前半の部は、司会・実行委員長の挨拶など全て、実行委員会の児童・生徒で執り行われ、「へえー・・」と感心するほど素晴らしく頼もしい限りでした。
市内の小学校２校、中学校２校の児童会・生徒会の取り組みの発表がされたのですが、「まず、挨拶し、みんなで学校をきれいにする」・・「共通の認識と共有の場これが団結を生む」的な発言がありましたが、そこに気が付くことにびっくりしました。
具志堅浩司さんの講演は聞けず残念でしたが,子ども達の実態を垣間見ることが出来てよかったです。
という訳で、今朝は全県一斉宣伝日です。私は、地域の方３名と一緒に大和駅南口で御あいさつとパンフを配り、その他、桜ヶ丘駅、高座渋谷駅でも配りました。
いまや、働く人の３分の１が、青年や女性では２分の１が非正規雇用ですが、その原因は、１９９９年の労働者派遣法の改悪にあります。共産党は「これは労働者を守るものではない」と当初から反対しました。
人間を物としか見ないで、大企業に労働コスト削減の安全弁を与えるなど企業寄りがみえみえの法律に手を貸したのは、提案者の自民党、公明党と社民党、民主党などです。
日本共産党はいざという基本的なところでブレない政党です。労働者派遣法を１９９９年以前に戻し、労働者保護法をつくります。ご一緒に、政治の中身を変えましょう。
私が会長を務める国保運営協議会が午後６時半から開かれました。 開業医をされている委員さんが何人もいらっしゃるので夜の会議となりました。
市長より「出産一時金の増額」についての諮問がなされ、 その内容は現在の３５万円を３８万円にする条例改正です。しかし、その増額の３万円は、平成２１年１月から開始される産科医療補償制度」の保険料として同制度に加入する医療機関で出産した場合に支払うこととなり、保険者が負担することとなったために改正するというものです。
ウン？ 出産は保険が効かず自己負担で総額５０万円位かかるのです。それを補てんするものとして、出産後出産一時金が支給されるのですが、全額をカバーできませんから、その増額に誰も異存はないのですが、質疑の中でカンカン諤々となりました。
福島県大野病院での出産時の医療事故で産婦人科医が逮捕された事件を機に医療補償制度を求める世論が高まりました。
その一つの実現ですが、①来年１月とは、あまりに拙速 ②制度に加入するかは医療機関の判断（加入しない病院もある） ③国の負担はなく全額、保険者の負担 ④事故があって救済されるのは脳性マヒの事細かに定められた条件に該当する赤ちゃんのみ・・・などなど不十分な内容と思われるものでした。 条例上も金額の改正のみで理由などは一切条例化されないのです。 付帯意見を付け、賛成多数で答申することとなりました。
終了は午後９時、疲労困憊。 委員の皆さん「お疲れ様」でした。
