2015年9月23日 雨 朝8時30分撮影 宮崎市大字柏原の倉瀬池(宮崎市内最大級の溜池)に今年もオニバス自生している姿を発見しました、倉瀬池は2から3年前まで水質が悪化していて
全く水生 植物は自生していませんでした、原因は外来魚(ソウギョ)を溜池に入れたため水生植物が全滅しました、また20数年間溜池の池干しもしなかったせいで水質が最悪状態で水性植物が
全滅いたしました、数年前池干しが実施されその後水質も少しであるが水質が改善してきました、今年は水質の透明性も改善し昨年から20数年ぶりにオニバスが復活し昨年も花を付けました、
今年はまだ開花を発見していません、毎朝観察に行ってきます。
浮田の浦之迫溜池と冨吉の黒田溜池ではオニバスの自生は発見できませんてした,今年自生できなかった原因はヒシが溜池全体にびっしりと覆われいました、競合するヒシ、ハス、が大量に発
生するとオニバスが自生できない環境になっているものと思われます、また溜池の水位も高く水位が2M以上有りオニバスの適した水位で無いためかオニバスは自生してませんでした、オニバス
と競合関係にある水草の管理が必要です、そのために2から3年間に池干しが必要と思われます、オニバスは絶滅危惧種であり、また(木城町の岩渕大池のオニバスは宮崎県の天然記念物に昭
和8年になっています)オニバスの保護のために生育に適した水深と水質透明度の高い水質を確保するこが必要で溜池の管理者の理解とオニバスに関心を持ってもらいたいです。