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溜池の水生植物復活(倉瀬池)

2016-07-03 22:23:13 | 日記

 

2016年7月3日 宮崎市柏原の倉瀬池(宮崎市周辺で最大規模の溜池)が20数年ぶりに水生植物が完全復活しました。2013年8月に20数年ぶりに池干し実施する前の池が上の写真です、まったく水生植物は見ることが出来ませんでした、1年に数回水の色が変色し溜池の水質は最悪な状態でしたが、池干しから約3年経過し見事に水生植物が復活してました、自然に復活したのでなく、地区環境美化に熱心に取組された地区のS氏が地区の他の溜池の水中に潜りジュサイ(スイレン)の地下茎を採取して倉瀬池に移植されたのこと、ボラティアでの環境保全に尽くされた行為は環境大臣表彰に値します。下記の写真がS氏の活動成果です、

S氏の活動の成果は上写真と下の写真を比較して明確に水質が改善されていることが解ります、数年すれば沈水性水草、多くの種類の浮葉性水草が繁殖するでしょう、水質が改善され水草が多くなれば水質も浄化され,昆虫、魚,鳥、その他の動植物が安全な休息地にし餌場となることで環境美化が達成され、農業用水年も水質良い水で稲作が栽培されることで美味しいお米が食べられます。

2016年6月3日撮影、オニババス(絶滅危惧種)が左側写真、冨吉黒田池自生確認出来ました右側の写真は浮田の浦乃迫池のオニバスです池全体にヒシがはびこりオニバスの生息が危険にさらされています、地区全体が少子化と後継者不足などで農業従事者の減少と地域住民における農家の割合が減少し住民の生活スタイルが多様化してしまい、最近では住民が協力し合って溜池の環境を保全し管理して行くための活動を行うことが困難な状況です、溜池の周辺のゴミポイ捨てと農作物の不良品のポイ置きは溜池の水質悪化に直結です、見ざる、言わざる、聞かざるは最悪です、善意のボランティア環境美化活動を手本にしましょう、3年~5年に一回は池干しは必要です。