ちょうど引っ越しの荷物も片付いた頃、ほっと一息つく前の4月6日に離任式がありました。早起きをして古賀から高速とばして苅田へ。まだ1週間も経っていないので久しぶりとまでは思わなかったけど、すっかり「学校」はわたしの居場所ではなくなっていました。辞めることに関してこれっぽっちも迷わなかったので、さびしさを感じることはなかった。今の心境はまさに、
「いざ、次へ。」
「いざ、次へ。」
その場に担任していた子どもたちがいたらまた違ったのかもしれないな。担任していた子どもたちはみんな卒業していないし、一人一人の挨拶もないし、特に感情的になることはなかったけれど、普段は感情を表に出さないF先生が子どもたちを前に涙を流したので感動した。そういうのいいと思います!ステージから子どもたちを見ていると、やっぱりかわいいなぁと思った。学校に残る先生たちとはなんとなく目を合わせられなかった。退職のお祝いをいただいていたのでこっそりお礼を届けました。M小にぴったりの、「もう、折れない。」がキャッチコピーのシャーペンとか。(笑)心削られることの多い学校だけど、笑いに変えながらがんばってほしいと心から願う。
その後は(お友達=先生方はみなさんお仕事なので)大好きな退職マダムと約束していました。軽くお茶・・・と思ったらお寿司をとってくださっていて、たいそう豪華なお食事会となりました。改めて話をして、素敵な先生たちだなと思った。元気いっぱい明るく年齢を重ねていて、将来が明るく楽しみに思えました。退職金の預け方とか、老後の税金や保険の話とか、ちょっと早いけど勉強になりました。退職マダム・・・なーんて言いながら、コスタリカでキャノピーやラフティングをした元気いっぱいの人たちですから。(笑)
今日の離任式で本当に「先生」が終わった気分。これで一区切りです。何一つ先生グッズはとっていません。本も資料も教材も気持ちいいほど何十キロという荷物を全部人にあげたり捨てたり処分しました。もう赤ペンさえ持っていない。もう先生じゃない。
いざ、次へ。