6月13日の夜、無事パナマのお家にたどり着きました。飛行機を降りた瞬間のむわっと感はあっぱれでした。「そうそうパナマこれこれ」とちょっとうれしくなった。さすがにシカゴーパナマ間はほぼ目を閉じていました。長旅は何しろ目が疲れる。機内では、顔がほとんど隠れるマスクをして上半分にアイマスクして首まくらしてダウンジャケットをお布団にして寝ているわたしはさぞかし怪しかったと思います。機内食もタッチの差で食べ損ねましたが、隣のカップルが食べていたパスタとお肉を見る限り、食べなくても悲しい気持ちにはなりませんでした。
乗り継ぎって大変。
ユナイテッド航空として買ったけど、実際はCopaとANAによる運行というチケット。共同運航便ってなかなかありがたいけど難しい。最初の課題はどこでチェックインするのかという課題(結局は実際に運行する会社が正解)。ユナイテッドもCopaもANAも同じアライアンスとはいえ、いろいろとうまくいかないことがあって行きも帰りも苦労しました。行きは、パナマのCopaカウンターではANAのシカゴー羽田間の航空券が発券できないと言われ、シカゴ到着後ターミナルを移動した先のANAのカウンターが開くのを1時間ほど並んで待った。帰りは、羽田空港のANAカウンターのお姉さんのがんばりでなんとか航空券は最後まで発券されたものの、荷物をトランジット扱いにしてもらえず、シカゴに到着後重いスーツケース2つを抱えてカウンターまで移動して(しかも移動途中でエスカレーターが動かないというトラブルで巨大スーツケース2個を抱えてエスカレーターを自力で上った)、Copaのカウンターが開くのをトイレにも行けず2時間待った。相変わらずアメリカのセキュリティチェックの緊張感は苦手やし。「食べ物入ってないか?本当か?本当にないか?」そこまで言われると自信がなくなってくる。毎日何千人の旅行者に同じことを繰り返して、完全にストレス過多であんなことになっているのではないのだろうか。わたしに対しては初なのに「何度言えばわかるんだ!」みたいな心が透けて見えた。大変なお仕事なんやね、きっと。
というわけで、パナマに来るならメキシコ経由が比較的簡単です。(でも、先日帰国した上司はメキシコの乗り継ぎでアエロメヒコの職員に「荷物のピックアップはこっちでやっとくから本人だけ先に行っていい」と言われてその通りにしたら荷物が届かなかったらしい。まったくどこもかしこも・・・。)航空券にしても荷物にしても空港での対応は毎回違う可能性があるので、その場で確認確認確認が必要なんだと実感しました。ただ、日本の空港職員のように優しくは対応してくれないので、強い気持ちが必要(普段通りでいくと悲しい気持ちになる可能性大)。
次に海外で暮らす時は直行便のある場所にしようと思います。いや、たぶんそれは嘘。
それにしても、アメリカって何語話せばいいのかわからない。興味深い国。