みゆきナマケモノ日記

気の向くまま徒然なるままの日記です。現在地=横浜🇯🇵

世界ウルルン紀行ですか、これは。

2018-09-30 20:20:23 | 未選択

ついにここまで来てしまったかと思うような日帰り遠足に行ってきました。パナマに暮らす先住民族の一つ、エンベラ族のコミュニティ訪問。

パナマ市から車で1時間弱の船着場に到着。

↑丸太をくりぬいたカヌー。民族衣装の人たち。急に異文化感が漂っている。

カヌーに乗って湖を進むと、

湖の周りにいくつかのコミュニティが見えてくる。

案内されるがままに歩いて、

崖崩れが今にも起きそうなところを歩かされて、

増水した川をズボンをまくり上げて渡って、

っていうか川をじゃぶじゃぶと上って、

滝を見て、

Parara Puru(パララ・プルー)というかわいい名前のコミュニティに到着。

到着と同時に(若干やる気のない)歓迎の音楽。笑

↑エンベラの男性たち。ふんどしをしてビーズの飾りと腰巻をしています。体に黒い模様があるのはタトゥーではなく植物のペイント。蚊除けの効果があるらしい。

↑女性たち。なんとまぁ鮮やかな。カラフルな腰布を巻いてビーズとシルバーのビキニ。頭のお花は生花でした。

村長さんからコミュニティの説明を受けた:同じようなコミュニティが湖の周りに6つあること、Parara Puruには28家族、100名が暮らしていること、小学校6年生までコミュニティ内に学校があること、たまに町のスーパーへ買い出しに行くこともあるが基本的には自給自足していること、1950年頃コロンビアから移住してきたこと、今は国立公園として保護されていて観光で暮らしていること、シャーマンの役割などの説明がありました。

エンベラのみなさんが作る民芸品の説明を受け、

実際に少しさせてもらって、

お昼に魚フライと揚げバナナとフルーツをいただきました。

↑この建物がキッチン。

↑キッチン内部の様子。

↑揚げバナナ(パタコン)調理中。

↑罰を与えるための足かせ。現代社会ではありえないけど、ここではあり得るらしい。(怖)

とても貴重な体験をさせてもらいました。

超高層マンションが乱立するパナマで暮らしているけど、たった1時間の場所にこんな暮らしをしている人たちがいるなんて。恐るべし多様性、パナマ!

このコミュニティの主な現金収入は観光。とてもとても驚いたことにパナマにしては珍しくツアーの内容がとてもよくオーガナイズされていた。村全体(トイレまでも!)がとても清潔で、人も感じがよかった。観光開発はまだまだのパナマだけど、もしかしてこのエンベラ族をモデルに全体がレベルアップしていくのではないかとさえ思った。比較的気軽にいけるということがわかったので、今後パナマに訪問者があった場合お連れしたいと思っています。

お礼に彼らが作っているお皿を購入。フロレンシアさんという控えめな女性が作るデザインがとても気に入って2枚購入。全て自然の着色、手作り。一生大事にしよう。このお皿を見るたびに今日の日のことを思い出すでしょう。

コメント
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