完全リタイア準備のひとりごと日記

セミリタイアして今後完全リタイア準備期間突入。健康や家計のデータ記録ブログ。

陥りかけた摂食障害

2019年02月15日 | 禁酒&ダイエット記録
☆いろんな依存症の勉強をしているが、一番身に覚えがあるのは摂食障害だ。
 ネットで見る体験談はほとんどが「過食」と「拒食」を繰り返すものだ。
 食べたくないのにただ苦しみながら食べ、食べた罪悪感と肥満への恐怖に吐いて安心する。
 私はこのパターンではなかった。
 ただ入り口は同じで、思春期のダイエットだった。
 その頃目にするアイドル雑誌で、可愛い女性アイドルがクラスの男子に人気で、そのスリーサイズが自分よりうんと細いわけだ。
 ウエスト60cmを目指すわけ。
 どう見てもこの腹は63cmじゃないだろ!というぽっちゃりアイドルもいて、自分はこれより太ってるのかと恐怖した。
「痩せなきゃ!」
 そう思った私は「食べなければ痩せる」
「野菜だけ食べれば痩せる」
「出せば痩せる」
「なんとかだけダイエットに飛びつく」
・・・などなどやらかした。

 20歳前後で痩せるお茶を上海で買い求め飲みまくり、痩せる石鹸だの塗るだけローションだのも試した。
 痩せるのは痩せるのだが、前日より少しでも増えると水も飲まなくなった。
「太るのが怖い」
 その心理はよくわかる。
 下剤は飲みまくった。出せば痩せる出せば痩せるとどんどん飲む量が増えた。

 しかし水際でその心理から抜け出した。
 リバウンドで過食に走ることなく、吐くとか苦しい体験には至らず戻ってこられた。
 そのきっかけも特に覚えていないけれど、
「とりあえず痩せて見たけどだから何?」
 みたいに目が覚めた覚えがある。
 下剤を飲んで出ても出てもお腹が張る→おかしい。副作用の方がやばいんじゃね?とか。
 痩せたってアイドルみたいな美少女になれるわけじゃなし?とか。

 まあ、ぶっちゃけ飽きたわけだ。飽きっぽくてよかった。
 同時進行で同人誌活動に目覚め、萌えが自分を救ってくれた。尊いは正義。

 ただちょっと今でも、鶴ちゃんみたいな徹底した自己管理生活は憧れる。
 自分が男だったら永平寺の門をくぐっていたろうなと思う。
(そして数日で泣きを入れてリタイアするのまでが目に見える)