文章題が分からない・・・answer(割合から勉強してください)特に1の使い方と意味を教えてもらいない。
円周の求め方・円の面積の求め方(特に扇形になると分かりにくい)・・・answer(円周九九・面積九九を
前もって作っておきなさい)
文章題が分からない その2・・・answer(割合の文章題から入って和差算・年令算・分配算と進みなさい)
時計算が分からない・・・answer(これも工夫して時計算九九を作っておきなさい・・・便利だよ)
比・比の値の質問も続いて来ています。 即座に返答します。その子に合った指導で!
(お母さん助けて!・・・アマガエルの親子です。置物を置くと寄って来ました)
理解が遅れている子供達は「お母さん助けて!先生助けてですよ」
理解困難に陥り算数嫌いを誘発する単元が続出する5年生・6年生
それは基礎的な指導が行き届かなった事が最大の原因の一つです。
分からないで困っていそうな表情を素早くくみ取り、指導者の方から救いの手を差し伸べる、
「これが指導者の第1にやるべき仕事」だと思います。家庭学習に委ねることなく┏┛学校┗┓で
解決する。これが大方の保護者の気持ちであって、経済的負担の掛かる塾通いを防ぐ唯一の
手段であるはずです。
今の指導法は 遅れています・・・もっと改革が必要です
6年生の「比・比の値」の「比の一方の量を求める」問題で試しました
設問1. 赤色と黄色のペンキを体積の比が9:4になるように
混ぜます。黄色のペンキを10.8立方センチ使うとき、赤
色のペンキは何立方cm必要ですか。
(式)
(答え)
実際の生徒の答え・・・ 9:4=□:10.8
□=10.8÷4=2.7
□=2.7×9=24.3(54秒でした)
(答え)24.3立方cm
はたして、先生この解答で○を付けますか×にしますか?
答えは間違ってはいません。但し、式が不完全ではないでしょうか?
この問題で少し議論してみてはいかがでしょうか。
私はこのような問題4問をこの生徒に与えて、4問トータル1分24秒で
できるようにしました。勿論理解を伴って全問正解でした。式も流れの
中で作れています。1あたり量を使ってです。割合の指導です。
「割合の指導」が完璧なら、以前に申しましたが、「くもわ」「はじき」なる
使用は全く必要ございません。返って邪魔になる程です。
基にする量× / 基に合わせた量=
分子 分母
基にする量と基に合わせた量の1あたり量を見つける説明で分かってくれました。
「割合」の説明は行き届いていますので理解できますが、中途半端な指導で終わっている場合は
分からせにくいと思います。それだけ「割合」が重要だと言えます。
この指導は、各先生方の指導工夫力にかかっていると思います。
分かれば簡単な事なんです。分かれば4問を1分少々で出来るんです。
この差は大変大きいものがあります。算数を好きにさせます。