美作市立A小学校での出来事です。
前任は、女性の校長です。
今年は、男性の新校長です。
出来事の始まりは、昨年末12月22日の朝1本の電話から始まりました。
「・・・先生、また今年度も3学期になりますが前年度と同様に授業をお願いしたいのですが、如何でしょうか?」・・・・・算数専任先生からでした。
「今、外出運転中ですので後ほどかけ直しますので!」(私)・・・ 「分かりました」(先生)
折り返し電話して「前年と同様にならお引受しますが!」(私)・・・「それで結構です」(先生)
「明日は祝日でもあり24日は終業式の日でお忙しいのでは?出来たら前年と同じように打ち合わせをしておきたいのですが」(私)・・・「そうすれば午後3時頃打ち合わせ日をきめましょうか?」(先生)
電話で正月明けの1月8日と決まる。
この後の流れは箇条書きで書きますが、終盤になって驚きの事が待ち受けていました。
1、 1月8日打ち合わせ日・・・正月返上で作った授業で使う問題集・補助教材・前年好評だった数字の 速読読み上げ書き取りコンクールで使う表彰状をサンプルとしてもって上がり、逐一説明をして他表彰状の角印押印と問題集の印刷また授業最終日に集合写真を撮ってもらう事などを「お願い事項」としてお願いして、2月2・3・6日指導日を決めてサンプルを基に検討の上訂正・加筆・変更などある場合は互いに連絡をしあいましょうと言って別れる。
2、 1月14日約1週間経っても連絡がなかったので、時間のかかる表彰状作りを朝から昼過ぎにかけて生徒の人数分(表彰状・・・優勝・準優勝計6枚{予備含む}優秀賞計42枚{予備含む})カラー刷りが出来て学校まで持って行く。この時学校では職員会議の最中で、算数専任先生が足早に玄関口まで受け取りに来てくださった。(電話をしていたので)この際に訂正・変更があるかどうか確認したら「なし」という事を聞いて帰路につきました。
3、 1月27日この間何事もなく過ぎて、授業日が目前となり最終確認をしておかないと、もし変更などあると大変なので、算数専任教諭に電話をした所「別にございません」の返答で、安堵しました。これで準備万端整って2月2日迎えるのみとなりました。
そして、激震が走りました。
1月29日(木曜日)午後7じ頃、電話が入りました。明日は30日(金)
31日・2月1日は土・日で学校はお休み。翌日2日は依頼された授業初日。
算数専任先生からでした。
校長が次の点で変更をして欲しいと言っております。お願いできますか?
1、 優勝・準優勝の順位付けする表彰は取りやめて欲しい
2、 優秀賞の全員の表彰状に使用している校長名は使わないで欲しい
指導をされる先生の名前で表彰は結構です。と・・・
反論します。
1、 1月8日の打ち合わせ日、職員室で私と校長が顔を合わせた時、一言「ご苦労様です」と言われた。
校長教えてあげますよ・・・・・こういう時は、「年の初めでもあり、ましてや大事な授業の一翼を依頼した方が学校に趣いて打ち合わせをしている時に、一言ですか?」
こういう時は、「この度はお忙しい中ご無理申し上げ、正月早々お越しいただいて本当にありがとうございます。よろしくお願いします。」と言うんですよ。
優勝・準優勝取りやめて欲しい・・・前任の校長先生は、生徒の真剣な眼差しが一番印象に残っているとおっしゃられた事また競争ある所に成長があるとも言われた。今年も担当された算数専任先生は、昨年度同じ教室におられて良く知っておられるでしょう。 昨年は皆んな喜んで盛り上がったじゃないですか。校長こういう時は最低限生徒に対して聞くべきである。優勝・準優勝の順位付けでの表彰はしますかしませんか?
何故、学校授業の一環なのに校長名使ってだめなんですか?正式な授業を依頼して来てくれる方ですよ何故、校長自身が私はこう思っているので私の名を使わないで欲しいと相談できないのですか。
何か後ろめたい事があるのですか。責任転嫁を考えた結果でしょう。突き上げが怖いのですか。
これでは校長の名が泣きますよ。
そして、次の出来事が最もこの校長の人間性を表していて、有り得ないことが起こります。
授業の最終日、授業が終わって算数専任の先生が校長室の方に先導されてノックをされて校長室を覗かれると不在です。あれ!今までおられたのに!
専任先生曰く「申し訳ございません、あいにく校長不在なようでこの度はありがとうございました」と!
そして、玄関口まで誘導されありがとうございましたで終わりです。
校長・専任先生にもこういう時の接し方を教えてあげますよ!
学校として指導依頼をされて授業をしてくださった方で地域住民なんでしょう!こんなお粗末な接待どこの世界にもありませんよ。
校長は、とりあえず「お寒い中を3日間も授業をして頂きありがとうございました。お陰で子供達も喜んで勉強を出来ました。喉の渇きを番茶ですがどうぞ潤して下さい。」となぜ言えないのですか。
言えるようになりましょうよ! あなたの行動を見ていますと、他人事のように振舞っていますね。普通はどんな授業をしてくれているのか気になって1回位は教室を覗きますね。又最終日には授業の終時間を確認しておいて校長室でお迎えしてソファーに腰掛けてもらってお茶の一杯でもお出ししますよ。これら一連の挨拶を知らぬわけ無いでしょう。校長にもなって!
私は翌日か遅くても2~3日内に電話の1本でも校長ご本人からご挨拶があるものとして、待ち受けていましたが遅々として来ませんでした。良識のない人だなとこれでも校長なのかなと疑問に思いました。
挨拶のできない・挨拶のしない校長・・・・・日本にこんな校長本当にいるんだな?と変に感心しました。
子供達には挨拶しなさいと言って教える校長が、自分自身は挨拶をしない。示しが付かないでしょう。
これが、岡山県の教育界の現状なんです。いくら知事が学力向上を叫んでも地域住民もこれでは協力しようと思う者でませんよ!
私は止むなく教育委員会教育長に直接手紙を出しました。(3月15日でした)
翌日、早速電話があって調べたあとお電話させて頂きますとお話し伺いました。
その翌日の夜6時過ぎ、突然校長が自宅にやって来ました。最終の授業を終わって1ケ月11日目の事菓子折りを携えて生徒の作文と写真をもって上がりましたと言われたが、「その節はありがとうございました」の言葉も「遅くなりました」の言葉も聞けずじまいで、更に不信がつのったものです。
教育長にハッキリと言いました。
校長の資質に欠けています。
教育者とは言えません。
こんな校長はこの地域には必要ございませんと。
まもなく教員移動の辞令発動があります。若い先生方、教科勉強だけが勉強ではありません。
世間の常識・良識を備えねばこの二の舞をしてしまわないとも限りません。