約、4ケ月お休みを頂きました。
この間にお一人でも説明が出来る方の出現を期待していましたが、とうとう
ありませんでした。
ただ、ブログをお読みくださった方は4ケ月の間平均して増加していました。
符号問題は、単に計算だけで終わらずに関数学習に繋がっている事に早く
気づかねばなりません。そうでなければ公立学校における指導体系は大事な
所を抜かしたままで、生徒達は教えてもらうことなく71年前からと同じパ
ターンを繰り返していることになります。
先日、備前市の閑谷学校に行く機会があって、その時西大寺中学校1年生
が先生に引率されて研修会をしていました。そこで私がお声かけをさせて
頂いたのが数学の教師で、「-と-を掛ければ+になる理由説明が出来る方
を探している」旨お尋ねをしましたら、先生自身は分からないとの事で、
「誰か数学得意の子いてたらこちらに( `Д´)/< 集合!!!!」と呼びかけて
下さいました。8人ほど集まりました。
そして、生徒さんに再度尋ねましたらその内の一人がこう答えました。
「-をもとにして(-)を掛けると(-)は反作用を起こすので(+)の
答えになる」と説明をしてくれました。
間違いではないのですが、関数説明がどこにも出てこないので50%の
正解かなと言って説明をしようと思った矢先に集合の合図・号令がかかり
別れました。
どうでしょうか!皆さん関数のどこに繋がっていると思いますか!
(-12)×(-5)=(+60)ですね
符号と絶対値に分けて考えると、-・-方向の領域に12×5の60という
曲線が描かれるということに着目して下さい。この曲線上は「決まった数」と
してすべての場所がそうです「座標」なのです。整数の座標は約数で見つける
ことが出来ますね。
この考えが、符号問題と関数問題の接点の始まりなんです。
これを説明しないと生徒は全く損をしてしまいます。
X軸とY軸を交差させると4つの領域図が出来ますね!
++ -+ -- +-
問題によってそれぞれ方向があったのです。又その方向により「+」か「-」
かが決まっています。そして更に「+」「-」の決定により関数の式が決められ
るのです。
「+」領域であれば、曲線なので Y=a/X
「-」領域であれば、曲線なので Y=-a/X aはすでに絶対値の計算により
算出されているのでそれを移すだけです。
もし、曲線と直線が交わる問題であれば交わった箇所の「座標」で計算により
直線の計算式が座標を利用することですべて理解できるはずです。
日本人中学生の63%が関数を苦手としています。が符号問題を適切に指導する
事で苦手の63%が得意の子63%に劇的な変化を起こす可能性を秘めていると
言っても過言ではありません。
中学生の皆さん、このブログだけは目に留めてしっかりとお読みくださいね
先日、このことである中学校の校長先生と元小学校長そして数学担当先生を
交えて5月25日に意見交換をすることにしていましたが、あろうにも数学教師
がわいせつ容疑で逮捕され、キャンセルとなりました。
私自身最近になって多用を極め、ブログに向かう時間がほとんどありません。
従って、この投稿で又暫くお休みを頂きますのでよろしくお願いします。
関数嫌いを防ぐ為には、このブログしっかりとお読みください
時間を取れるようになれば又投稿致します。(´・ω・)ノ★*゜*ヨロシクデス*゜*☆