21日の火曜日。3年生赤坂中学校放課後学習会。
割合をカード使って「割合の意味の説明と利用の仕方」学習。・・・(勉強し始めの顔)
割合ってどういう事でしょう・・・と聞くと???
割合はどの部分」でしょう・・・と聞くと??? 大人も子供もよく似たもの
A×B=C Aと言ったりCと言ったり、Bと言える小・中学生の少ないこと。
なぜなんでしょう?
社会に出て一番多いのは「割合」じゃないのかな
そうだよね!・・・そうだ、そうだ
カードも使って教えると、ものの10分程で分かってくれてスイスイ問題解けたよ・・・(終わる頃の顔)
奥田君来週も担当、私がしようか? うん!
じゃあ、何をする?
こんなの分かる? A:B=2:5、B:C=10:7 連比って言うんだけど!
28日火曜日
この問題が連比ですよ。やりましょう。
最小公倍数を利用する方法と利用しない方法の2種類あるんだけど
まず、オーソドックスな利用する方法からやりましょう・・・
例えば、 A:B=3:4, B:C=12:5としましょう
Bが共通しているのでBに合わせて数字を揃える・・・最小公倍数は12としますね
すると、3:4の方を3倍して・・・9:12にします。ここでBが12に揃ったので
答えを9:12:5と求めます。(約数ある時は約します)
この方法が一つ目
もう一つは、最小公倍数を使わないで
上の問題でしてみましょう。
A:B=B:C これを A×B : A×C : B×B : B×C と積を使い
Bが共通しているのは上と同じで、Bに絡まないA×Cは除外して
A×B : B×B : B×C で比を求めます。
3×12 4×12 4×5 とします
そして、計算処理して 36:48:20 となり 4で約して
9:12:5 と結論を得ます。
分かってもらえました。
奥田君ならどちらを採りますか?
奥田君・・・最初の仕方を選びます
そうだね!
人に教えるときは、こういう解き方もあるんだよと「ほかの道」を
準備しておく方がいいので、役に立てて下さいね
分かりました。
素直な良く聞いてくれた生徒さんでした。
私の人生で、この連比問題は2度程テスト経験しました。
もう忘れましたが、2度とも解けなかったと思います。
それは、解いた経験がなかったからです。
学習は「経験」なんですね。この「差」なんです。
なんのことはないですね。・・・分かりやすく親切に分かるまで