今回は、つるかめ算に焦点を当てて順次他の特殊算にも 解き方のポイント探しを進めて行きたいと思います。
皆さん次のような問題は、好きでしたか?解けていましたか?と 大人の方にも聞いてみました。殆どは解けていなかった・好きでは なかったと言う回答でありました。
この理由は、おそらく流し授業(分かる・分からないに関わらず 一通りの説明で前に進む指導)が、なされたからだと思います。 それと特殊算に関しては、指導時間の配分上時間に余裕がない のも現実だと思います。これがために分からないまま過ぎてしまっ たという方が多いのではないでしょうか。
小学生時を思い起こして、昔に戻って学生気分で是非とも読んで みてください。
ある日、問題集を見ていましたら次のような問題が載っていました。
「1個55円の玉ねぎと1個100円のジャガイモをあわせて35個買って 2240円払いました。玉ねぎは何個買いましたか。」
この問題については、面積図を用いて説明すればより分かりやすい のですが、残念ながらブログでは、図を用いる事ができません。
まず解答式を書いてみます。
仮に、35個全部玉ねぎを買ったとします。すると55円X35個= 1925円となります。このとき、35x55は間違いです。1個あたりの 55円が割合の基準とするきまりがあるからです。
すると、2240円から1925円を差し引くと315円が残ります。この 残りは玉ねぎ代を払った残りと言う事で315円はジャガイモの分として、 面積図のたてXよこ=広さの、広さとして捉えておきます。
すると、たてXよこのどちらかを見つければ、たてXよこ=315円と式 が作れます。円X個=円になるというきまりもある事から代金の基となっ ている55円と100円の差を計算してたて=45円を算出します。
すると、45円Xよこ(個)=315円の式が出来て、よこ=ジャガイモの 個数の解答が得られます。
315円÷45円=7個・・・じゃがいも あわせて 35個買った問題なので35個-7個=28個・・・たまねぎ
こたえ・・・ たまねぎ55円X28個=1540円 じ じゃがいも100円X7個=700円 合計2240円
シリーズとして書き続ける気持ちでブログしてみましたが、 ブログでは図が描けませんので残念ながら図の描き方が分か るまでやむなくストップ致します。ご了承ください。
なお、この文章問題の講座(特殊算)を含めて四則計算コース・そろばん 計算コースのあわせて3種類を、1月26日(日)および2月に2回、体験 入学の指導を赤磐市吉井公民館主催で開催の予定をしております。 その後3月からは、月2回を定例として年間学習を組んでいます。募集 案内は1月20日(月)から配布されます。
基礎から鍛えなおして難問挑戦までレベルアップを目指します。
参加は公民館活動の一環ですので無料参加できますが定員(15名)が ありますので満席なり次第受付終了となります。対象は4・5・6年生です。
教材が必要になった場合は、実費各自負担となっています。
お近くで公民館まで通える方様は、入学をご検討なさればいかがでしょうか。
お問い合わせは、直接公民館まで!1月20日(月)からとなっています。 体験入学と3月からの正式年間学習のお申し込みは別々のお申し込みと なっています。お手数ですがその都度お申し込みください。