「はじき」・・・はやさ×じかん=きょり
「くもわ」・・・もとの量×わりあい=くらべる量(くらべられる量)教科書によって違いがある
この「はじき」「くもわ」で育った児童は「わりあい」の説明に窮することが多くなる
問題を解く際の考え方に「一定性」「柔軟性」に欠けている
苦肉の策としか思えないその場限りの指導法・・・変に該当地域に浸透している
違うジャンルの文章題に移れば又、一から説明のやり直し(まったく時間の無駄が出る)
基本的説明に混乱を生じさせているのではないか? 正しい方法論で説明するならば
各ジャンル間の繋がりが有り途切れることはない 「はじき」「くもわ」は途切れている
損益計算の「割引」「割増」などで出てくる ・・・・・×(1+・・・)= の1の意味
比例である y=決まった数X x ・・・・・決まった数がなぜXの前に来るのか
時計算に出てくる角度の問題もしかり
「はじき」「くもわ」の使い方を教える時間をもっと有効に「わりあい」を教える時間に
使うべきである
1は 基の数にかけても・割っても同じになる・・・・・割合を教える原点です
1の意味が分かれば算数のすべてにつながります
1000X(1+・・・)=1000
1000X(1-・・・)=1000 ・・・に数字を入れないといつまでも1000でしょう
1だけでは変化を起こしません 又、+の方へ
数字を入れれば割り増し ーの方へ
数字を入れれば割引き
この時1は、基の1000にかけて答えは1000を
表しています 簡単じゃないですか?
1本で200円 5本で1000円 1本で200円が分からないと5本1000円出ませんね
だから1あたり量を勉強するわけですね。
基の数は決まったら変化をさせません 式の真ん中が「わりあい」ですよ
割合は1を基に増やしたり・減らしたり変化させます そして答えも変化します
分かってもらえますか? 児童は出来るだけ分かりやすい指導を待っています