前回の続きです。
「中部電力」「ファナック」ときて
次に買ったのは「阪神電鉄」でした。
当時はまだ阪急と合併していませんでした。
「阪神電鉄」を買った理由は単純にタイガースファンだから。
応援のつもりで買いました。
と、いっても「阪神電鉄」の優待は最小単元(当時は1000株)の場合、
乗車券4枚だったと記憶しています。
タイガース関連の優待などはなし。
しかしこの「阪神電鉄」を買ったことは大失敗でした。
どんどん株価が下がり確か20万円ぐらいの含み損を抱えていました。
前回も書きましたが、私は余程のことがない限り
損切りをしません。
このときも憂鬱な気持ちになりながらも持ち続けていました。
もうこの頃はバブルも弾けていて
私は結構高いところで買ってしまったのです。
タイガースが好きだからという単純な理由で喜んで買いましたが、
株はそんなに甘いものではありません。
しかし、このあと急展開を見せます。
わかる方はわかると思うのですが、
あの「村上ファンド」が現れたのです。
村上ファンドが「阪神電鉄」に狙いをつけ
買収に乗り出していました。
そして株価もぐんぐん上がり私は20万円程の利益が出たところで
売ってしまいました。
まさしく村上ファンド様様です。
当時は村上ファンドに批判的な論調が多かったと思いますが、
私が正直感じたことは阪神の経営陣の危機感のなさです。
株を買い占める前に村上ファンドの方から打診があったというような
報道がありました(真偽のほどは定かではありません)。
もし、これが本当ならこの案件を真剣に受け止めていなかった
経営陣はどうなの?と思いました。
この後、「阪神電鉄」は阪急に助けを求め合併が成立します。
村上ファンドは破れました。
私としては村上ファンドのおかげで株価が上がり
利益が出たのですから村上ファンドに対して批判的な気持ちはありませんでした。
ただ、後から考えると早く売り過ぎたかもしれないと思ったりもしました。
毎年、H2Oホールディングスの株主総会は話題になります。
タイガースファンの株主がユニークな質問をするのが
風物詩のようになっています。
「阪神電鉄」の株主総会には行ったことはなかったので
もし今でも株を持っていたら絶対行くのになーといつも総会のシーズンに
なると思います。
今日もお読みいただきありがとうございました。
不定期に株の話については更新していきたいと思っています。
はい、今日も貼り付けますよ。
恋のテレバシー。
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