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バリ島がなくなる日!?

2007-11-30 | バリ島観光事情
2030年、地球温暖化の影響で、
バリ島を含む2000の島々が水没し、
インドネシアから消えてしまう!

今年2月、インドネシアのウィトラール環境担当国務相が、
そして8月にはカバン林野相が、こうした予測を明らかにしました。
このまま地球温暖化が進めば、海抜が6メートル上昇し、
バリ島が水没してしまうというのです!

モルディブやマーシャル諸島など、
すでにこうした問題に直面している島々の話はよく耳にしますが、
まさか!バリ島までが!

それどころではありません!
さらに、この予測を裏付ける事実として、
17000のインドネシアの島々のうち、
実はすでに、24島が水没してしまっていると言うのです!

バリ島では、12月3日から14日まで、
第13回気候変動枠組み条約締約国会議(COP13)が開催され、
日本を始め、世界各国から約15000人の関係者が、
この期間にバリ島を訪れることになっています。

また、昨日は、日本政府がインドネシアに対し、
地球温暖化対策に取り組む発展途上国を対象した支援として、
円借款を主体に100億円以上の支援を行うことを決めたようです。
今回の決定は、財政難の途上国に、持続可能な温暖化対策を促すのが狙いで、
インドネシアを初めての交渉相手国とした理由として、
「インドネシアがCOP13の議長国を務めるなど、
温暖化対策に積極的に取り組んできた点を評価した」としています。

豊かな自然に恵まれた神々の島バリ島。
この小さな島が未来永劫、美しく平和であるためには、
こうした地球温暖化の問題はもちろんのこと、
ゴミや産業排水の問題、
観光開発と環境保全のバランスをいかに保つかといった、
エコツーリズムの発展など、
まだまだやるべきことは山積みです。

国家レベルでの対応と共に、
私たちひとりひとりが、いかにバリ島を守って行くか、
真剣に考えなければいけない時期に来ているのは間違いないようです。
コメント
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