モジリア

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おじさんが読む「赤毛のアン」

内藤ひろをさんのこと・・・

2012年08月07日 | 無財の七施

12・8・7

 内藤ひろをさんのこと

 

内藤ひろをさんは昔の歌声喫茶のように公民館などを中心に

アコーデェオンで歌の指導をしている人です。傍ら平和運動にも係っている。

 

地域新聞に彼の紹介記事を書きました。

中学の卒業式で君が代とか校歌の伴奏で右手と左手を同時に動かす、

その上ピアノの鍵盤を幾つか同時に押す。そのことに興味を抱いた。

 

幾つかの音を同時に奏でるって何なのか…

千葉高校へ入学して、

幾つかの音を同時に奏でるのを和音と云うらしい。

そこまでは分かった。

 

図書館で和音に関係する書物をひも解いても全く分からない、

そこからが凄い、

最初の1行からノートへ丸ごと書き写した、と云います。

 

ある処まで書き写すと突然、

「分かった!和音ってそうなのか…」と分かった。

アコーデェオンの左側の丸いボタンは和音を奏でる。

右の鍵盤でメロディーを奏で、左のボタンで和音の伴奏をする。

 

音楽に無縁な高校生が書き写すことで和音の何たるか、が分かる。

その話を聞いて、書き写すってそうした分かり方をさせる

不思議な力が内在しているのじゃなかろうか、と思った。

 

機会があったら私も試してみよう、と思った。

08年10月、アメリカ・シカゴに住む妹の所で一か月ほど滞在した時です。

時差ボケで昼間眠くて夜目が覚めている、妹も天風会員、天風師の「安定打坐考抄」がある。

夜私一人目が覚めている、と云う事情があって

「安定打坐考抄」二部の「無我一念」を丸ごと書き写した。

多分、内藤さんと同様?に、

「分かった!無我一念ってそうなのか…」

感動的に分かった。

 

何かテーマがあったら丸ごと書き写そう、

かなり深いところまで読み取れる、と云う確信が得られた。