12・8・9
再び赤毛のアン
ブログを書き始めたころのテーマは
「おじさんが読む赤毛のアン」でした。
会社経営に失敗して捲土重来、何時かは立ち直りたい思いが強かった。
何もない所から立ち上がり自身も幸せになり、周囲の人達を幸せにする赤毛のアン。
自分を重ねて読んでいました。人生の鉄則のようなものがありはしないか…
そんな期待が強かったような気がします。
天風師の教えに「想像力の誦句」があります。
「想像した観念道りの世界へと真実導きいれるべく その準備を尽くされている」
力強いお言葉ですが、
市川へ帰りたい!だが、
心の奥底では無理だろうな、の思いを払拭できずに苦しんでいた。
お百度森林浴を編み出して、2年半ほど続けた。
「人に役立つことを書こう…」
そう思ったらホットした気持ちになった。
今年の1月末、
赤毛のアンは想像することの以外には何にもない、何もできない。
想像することで自らの運命を切り開いた。
簡単に言えばそういうこと、
私も想像する練習をしよう、と思った。
折から凝っていた豆本用に短い小説、
豆本小説を2月1日~3月31日までの60日間60話書いた。
書き終わって何か按配が良いな、程度の自覚はあった。
「市川へ帰りたい!」私にとっては雲の上、さらにその上の夢のまた夢。
天風師の言葉
「想像した観念道りの世界へと真実導きいれるべく その準備を尽くされている」からは程遠い。
五重塔を書き写すことで想像力そのものに力がある、と云うことを
朧気ながら分かった。
豆本小説を60話書いたように、想像力を訓練的に鍛える。
そうした日々の努力が必要じゃなかろうか…と思った。