モジリア

74歳のブロガー。ギネスを目指す!(^^)!
おじさんが読む「赤毛のアン」

集中から「空」へさらに「夢中」にさせる

2012年09月16日 | 折り紙切り紙

12・9・16 

折り紙切り紙500日

 

ラジオ深夜便9月号から

井上由季子氏の提唱する切り紙が面白そうに思った。

そして井上由季子氏の著書「老いのくらしを変える楽しい切り紙」を

近くの近くの本屋に取り寄せてもらった。

 

帯に次のようなメッセージがある。

母が倒れて一人暮らしを余儀なくされた父親に「切り紙」を提案する。

娘の「宿題」に取り組む79歳の父。

夢中になれる時間がいつからか、

生きがいをみつけるきっかけになり、

コミュニケーションの少なかった親子の

関係をあたたかいものにかえてくれた。

 

井上由季子氏の宿題は身の回りにある紙、

チラシとか新聞雑誌の紙を使い、

同じモチーフの切り紙を1年3月間、毎日続ける。

 

私は同じモチーフを

1年3か月と云う中途半端に長い年月が気になった。

何かありそう、何かありそうな気がした。

 

井上由季子氏提唱の切り紙に

私が実行した折り紙で千羽鶴を5千羽折る、

本をノートに丸ごと書き写すことが重なるように思えた。

天風師の説く「無我一念」に通じる。

 

私の場合、

夢中になって千羽鶴を折った、とは言えない。だが、

折り紙と治癒力の関わりを求めて、

もう少し折ってみよう、もう少し折ってみよう、と

かなり前向きに取り組んだ事実がある。

少々の眠気を払拭し、

中途半端な空腹感も千羽鶴を折ることで気にならなくなる。

 

井上由季子氏の父は

切り紙が面白くて夢中になった面もあるが、切り紙を通じて

無我一念の状態で生きる活力が渙発された、と考えられる。

もう一つ

千羽鶴を折るには折り紙を買ってきて折る。

切り紙の場合は身の回りにある紙を使う。

身の回りにある紙……以前このブログに書いた

「落書き絵地図」に通じるものがありそうに思った。