モジリア

74歳のブロガー。ギネスを目指す!(^^)!
おじさんが読む「赤毛のアン」

思い方、考え方も生命の中枢に働きかける

2012年09月21日 | 心が動くと身体が動く

12・9・21

身体を動かすことが生命の中枢に働きかけて生命が躍動する。

昨日はそうした話を書きました。

 

心、精神的な面は如何でしょう。

肉体と同様に思い方、考え方も肉体を動かす、と同様に

生命の中枢に働きかけて生命が躍動する、と云えます。

 

私がこのことに気付いたのは

偶然パブロフの犬についての記事を読んだことです。

 

犬に餌を与えるときベルを鳴らす、数回こうしたことを繰り返すと、

ベルが鳴っただけで犬は唾液を分泌する。

所謂条件反射です。

 

私はベルの音を聞いて犬は餌を連想する。

連想が唾液腺をはじめとする諸々の消化器官が活動し始める、と考えます。

 

思い方、考え方だけで生命が躍動する、と云える。

 

宮崎良文著「森林浴はなぜ体にいいか」(文春新書)61ページに

「森林浴を想像しただけで生理的に実質的に同じ効果が得られる」とあります。

 

因みに生理人類学の手法で

自覚できない森林浴の健康上の効果を明らかにする試みです。

 

ノーマン・カズンズ著「笑いと治癒力」も

マイナスの刺激に諸々の病を引き起こす、

 

ハンス・セリエのストレス学説の反対の積極的な刺激、つまり笑う、

10分笑うと2時間痛みを感じないで過ごす効果が得られる。

 

天風師は

「ただ、ただ良いことだけを思え!」と説かれています。

消極的な思い、考えは生命の中枢の働きを鈍らせ、病につながる。

 

積極的な思いは中枢に働きかけ、

命の躍動につながる。治癒力の発現につながる。