12・9・29
「詩に至る病」
何処かで聞いたようなタイトルです。
敢えて「詩に至る病」をテーマに少々書きます。
昭和58年千葉市で経営していた不動産会社を倒産、
以来裁判とヤクザに追われる日々が4,5年続きました。
ヤット一段落したかな、と思った矢先、正月早々、高熱を発症しました。
昭和62年のことでした。
医者は風邪だろう、と云って風邪薬と高熱が出た時のための解熱剤をくれます。
解熱剤が効いている間だけ熱が下がり、しばらくすると又高熱がでます。
医者は扁桃腺かも知れないので耳鼻科へ行ってください、と云う。
以前習志野国立病院の内科では
高熱は扁桃腺炎によるものだから扁桃腺の手術を勧められ手術しました。
そのことを伝えると、医者は、いや、
チョッと残っていることもあります、と云う。
単なる風邪じゃなさそうだし、他へ押し付けようという魂胆だった。
手術してもらった津田沼の耳鼻科へ行った。
この薬を飲んで上を向いて寝ていれば治ります、とかなり乱暴な事を云う。
40℃を超えると息が苦しくなって、寝ていられない。
解熱剤を飲む、また40℃を超す高熱、医者を変えよう、と思った。
鎌ケ谷東邦病院内科を訪ねると、
「もしかすると膠原病かもしれません」と云うことで検査入院、
検査中は氷で冷やすだけ、解熱剤が使えない、辛うじて39℃まで下がる。
今迄も時々高熱に悩まされていた。
入院したことも2度、定かな病名も告げられないまま熱が下がり、退院している。
その度に症状は重くなった。
40℃を超す発熱は初めてのことだった。