モカとティータイム

生まれて2ヶ月で我が家に迎え入れたモカの成長記録と
スローライフな日常を楽しく綴って行きたいと思います。

せり鍋

2025-03-09 20:46:00 | 日記
いまでも
以前勤務していた元職場の同僚と
年数回の親睦会をしていますが

今回は"せり鍋"を食べたいということで
先月末の2月28日
神田須田町にある「すりみや」を予約



店の予約は11:30にしていたのですが
お茶の水駅で10:30に待ち合わせして
「神田明神」を参拝してから
店に行くことにしました

本郷通りに面する鳥居をくぐると
重厚な門構えの随神門が見えてきます


門をくぐると左側に鎮座する
大黒様が出迎えてくれて


境内正面には荘厳な本堂が見えます


"銭形平次"でも有名な
神田明神(神田神社)の祭神は
大黒様、恵比寿様と平将門守ですが


平将門に関わる事で
神田明神と初詣参拝客が全国二位の
成田山新勝寺には
知られざる因縁があり
永年、対立関係にあるんだそうです



ちょっと脱線しますが
興味のない方はスルーしてください

その因縁とは……

平安時代に
関東で勢力を増してきた平将門が


国府を襲撃して印鑰を奪い

「新皇」を自称して
東国の独立を標榜して朝敵となり

朝廷 (朱雀天皇)の命を受けた
藤原秀郷・平貞盛らによる
討伐隊の派遣と同時に

朱雀天皇の密勅受けた寛朝僧正に
空海作の不動明王像を奉じさせ
調伏したと言われています

平将門の死後寛朝が都に戻ろうとした時
その場から不動明王像が
動かなかったことにより
この地に成田山新勝寺が
建立されたという事です

それ以後、神田明神の氏子関係者及び
信心する人たちは
決して成田山詣でをしない事や
藤原氏ゆかりの藤の字が付く
佐藤さんや
成田山新勝寺を信仰する人たちの間では
平将門の祟りが有るとして
神田明神は参拝しない方が良いなどと

まことしやかに言われているそうです

ただ、これらはあくまでも民間伝承で
神田明神側が出版した本では
"両方を参拝すると
祟りが起こるという事はない"
と、明確に否定しているそうです

長い歴史が作り上げた
ちょっとスピリチュアルな"因縁"
という事ですね

話は戻ります

神田明神の境内には
金刀比羅神社をはじめ
江戸神社などの
16の境内末社があり
めくることができます


金刀比羅神社末社


江戸神社末社など

春分、秋分の日の一番近い戌の日に
7つの石鳥居を巡ると
中風、ボケ防止にご利益があるそうです


境内の梅が満開でした

複数のメジロが蜜を吸いに
群がっていて
この日(2月28日)は
春の陽気でした


末社巡りをして
御朱印をいただき


そろそろお腹も空いてきたので
お店に向かいました

神田川を渡り


靖国通りを抜けて


すりみやに到着



席は
テーブル、カウンター、掘り炬燵があり
今回は掘り炬燵の席にしました


お通しは「アカモク」

秋田や東北では
「ギバサ」とも呼ばれている海藻で
粘りがあるシャキシャキとした食感の
クセもなく喉越しの良い
ホンダワラ科の海藻です


仙台料理がメインなので
牛タンもオーダー


すりみやの一押しのすり身料理
手作りの焼きちくわ


おでん


茶豆


ワカメの天ぷら

パリパリとした食感と思いきや
柔らかいワカメの食感で磯の香りが
心地よく、美味しくいただきました


そして、メインの「せり鍋」


店員さんから説明を受け
醤油ベースのスープが煮立ちはじめた頃
まず、鶏肉を投入

鶏肉が煮えてダシが出始めたころ
せりの茎の部分を入れてシャキシャキ感が
残っているうちに食べると教わり
香ばしいせりの味を楽しんだ後


いよいよせりの根の部分を入れて


30秒くらい煮たら食べごろという事で
口にすると
シャキシャキとした食感と
茎や葉の部分とはまた違った香ばしい味で
せりの丸ごとを楽しめました


もちろんお酒は宮城の銘酒
「浦霞」




この後は、うどんで締め
初めてのせり鍋を楽しみました

秋田の切りたんぽ鍋もせりを使いますが
味は似ているものの
野菜メインのこの時期にしか食べられない
サッパリとした味を堪能しました

久々に旧交を温め、楽しめた1日でした

この日はポカポカした
暖かく春めいた一日でしたが

その後は又冬に逆戻りした気候が続き
今日も朝目覚めて庭を覗くと
薄っすらと雪が積もっていました

朝の散歩時にはもう消えていましたが
北風もあり寒い1日でした


それでもモカは春の服装で元気に散歩



公園の河津桜が咲きはじめていましたが
この寒さで3〜4分咲き止まり



明日から少し暖かくなるという事で
もう少し咲き進む予想

皆様のところは如何ですか?

それでは、また^_^


ひな祭り

2025-03-03 21:37:00 | 日記
今年も、我が家の
形ばかりのひな祭り



娘が嫁ぐまでの
彼女との思い出が積み重なって

今年も穏やかなお顔立ちの内裏様が
主の居ない部屋で微笑んでいます


あ!モカママもモカも女性でした(笑)


そのモカママ手作りのちらし寿司で
毎年形ばかりのひな祭りを楽しんでいます


モカママが
「恥ずかしいから載せないで!」
と言いますが

美味しいので載せました


毎年、モカママの友人から戴く
手作りの祝い箸袋も添えて
楽しみました


モカも雛あられのおねだり


ちょっとだけお裾分け


一緒にささやかな雛祭りを楽しみました




寒さが戻った夜長
モカ家の
何気ない幸せを感じるひと時でした

皆様も
今夜は暖かくしてお休みください

それでは、また^_^



三連休の出来事

2025-02-26 08:54:00 | 日記
冬型の気圧配置が続いていた日本列島


北風も加わって
モカ地方も連日氷点下が続き
真冬に戻った感じの毎日でしたが

昨日から寒気が移動して
少し春めいた気候になりました

そんな中
三連休を利用してやってきたお孫ちゃん

ただ、今回はパパと二人だけで来訪

只今電車にハマっている真っ最中の
お孫ちゃん


リュックいっぱいに電車を入れて
小田急線→地下鉄千代田線→常磐線→
成田線を乗り継いで
色んな電車を見ながらやってきました



小田急電鉄のマスコットキャラクター
「もころん」を全面ラッピングした
「もころん号」


子育て支援の一環として
小田急電鉄が運行開始した電車です

色々な路線が乗り入れられている
北千住駅で途中下車して
楽しんだお孫ちゃん


常磐線 上野ー東京ライン


家に着くと
リュックに詰めてきた電車を
早速広げて楽しむお孫ちゃん

見てきた電車の説明を
沢山してくれました


次の日は
ストライダーに乗り込み


近くの公園に行って


ブランコ


滑り台を楽しみ


水飲み場にできた氷の上に乗って
氷割りを楽しんだり


ハラハラするジィジ、バァバをよそに
木登りして野性味を発揮するお孫ちゃん



この寒空の中で
元気に動き回っていました

19日に誕生日を迎えたママ(娘)は
夫君の思いやりとり息抜きも兼ねて

高校時代の親友や、大学時代の友人達と
連日、毎年恒例の誕生日会や女子会
参加して楽しんでいるとの事

お孫ちゃんから
「ママから」と言って手渡されたのが
"フォンダン・オ・ショコラ"


遅ればせながらの
バレンタインデー・プレゼント?


パパと二人で、初めての"小"電車旅

4月が来ると4歳になるお孫ちゃん

会うたびに成長が感じられ
楽しみな反面
行動範囲の広がりに
いつまで行動を共にできるか
ちょっと不安も感じているジィジです(笑)

帰ったあとは
モカちゃんも、この通り


ぐっすりと寝込んでいました


"来て嬉しい、帰って嬉しい"
の心境の三連休でした(笑)

休む間もなく
お孫ちゃんのパパが神戸に出張という事で
モカママが今日サポートに出かけました

今日は一人で
家庭菜園で農作業をする予定です

それでは、また^_^


パンダガモ(ミコアイサ)

2025-02-13 21:06:00 | 日記
成田市にある坂田ヶ池総合公園

約5haの水面池「坂田ヶ池」を中心に
17.2haの敷地内に

キャンプ場やフィールドアスレチック
芝生運動広場などを巡る
緑豊かな遊歩道が施設された

ファミリー向けの
総合公園になっています


モカの散歩も兼ねて
月に数回訪れていますが

昨日は、バードウォッチングを
楽しんできました

この時期の坂田ヶ池には
渡り鳥である鴨類の野鳥が沢山飛来し

採餌したり羽根を休めたりしている
姿が見受けられます


その中に混じって
遠目で見ても、白さがひときわ目立つ
鴨が毎年飛来します


ミコアイサのオスは
目の周りが黒いことから
別名「パンダガモ」とも言われています


ミコアイサのオスのこの姿は
繁殖期に入る時の特有の色で

それ以外の時期は
メスとあまり変わらない色との事

この時の状態を
エクリプスと言うようです


左手前がメスで右手後ろがオス


ユーラシア大陸北部から
10月頃日本に飛来してくる時は
このエクリプスの状態で
オスも地味な色をしているのですが

12月頃になると、
白と黒の羽に生え変わって
メスにアピールして
繁殖期を迎えるのだそうです


各越冬地には飛来する数は少なく

坂田ヶ池でも
2組しか確認できませんでした


警戒心が強く
中々近くには来てくれませんが

ズームレンズを駆使して
その姿を撮影できました


ミコアイサの名前の由来は
白装束の巫女の姿に似ている事と

アイサは
アキサリ(秋去り)が変化した語で

ミコアイサが飛来する時は
秋が終わり冬になる頃なので
この名がついたと言われています




その他坂田ヶ池には
5〜6種類のカモ類や


白鷺



アオサギ


オオバンなども飛来してきますが


その水鳥達と一緒に
採餌したり
群れの中で暮らして、やがて
ユーラシア大陸に旅立っていきます


撮影している間は
モカも静かにそばで見つめていたり


お利口さんで付き合ってくれました


この日は、寒かったので
モカもダウンウェアで待機していました


坂田ヶ池のほとりにも

数種類の梅の木がある
梅林広場がありますが

紅梅が咲き始めていました


ここにも、春の兆しが.....

水鳥達が大陸に向かう日も
近いかもしれません


坂田ヶ池での
バードウォッチングでした

それでは、また^_^


春の兆し

2025-02-07 22:06:00 | 日記
寒波が押し寄せている中
部屋の中との温度差は25℃以上

出窓のある部屋には
柔らかく暖かな陽の光が差し込んで
ここには春の兆しが.....

数日前まで蕾だった
黄花クンシランが


みるみると開花して


部屋を明るくしています


シンビジュームも
ポツポツだった開花が


満開になりました


庭でも
椿が程よく咲き始めました


フリージアも
心地よい芳香を放ちながら
咲き始めました



木蓮の芽も膨らみ始めています


寒波が遠ざかったら
一気に咲く勢いを感じます


散歩道では
リュウキンカが咲き始めていました


紅梅も花開き始めていました



菜園ではすでに

ホトケノザが咲き始めています


ナズナが咲いていました


そして、早春の先駆け
ふきのとう

今日は、少しだけ収穫してきました


毎年"蕗味噌"を作っています


熱々のご飯でいただくと
ほろ苦い春の味がして

舌でも春の到来を実感できます

今はこの寒さですが
モカ地方では
確実に春は近づいているのを感じます

そんな矢先
昨日ワン友のお仲間から
桜餅をいただきました


色々な和菓子作りを趣味にしている
御主人の手作りです


時々、こうして
餡作りから全て手作りしている
和菓子をいただいて


季節を感じ
作り手のほのぼのとした温もりを感じて
我が家でも
小さな春の訪れを実感しています

北国や日本海側の地方では
ドカ雪のニュースが
毎日のように報道されていますが
春は必ず訪れます

厳しい寒さの中
どうぞご自愛ください

それでは、また^_^