モカとティータイム

生まれて2ヶ月で我が家に迎え入れたモカの成長記録と
スローライフな日常を楽しく綴って行きたいと思います。

光と影〜涼を求めて〜

2023-07-20 19:46:00 | 日記
連日の暑さ

慣れようと思っても慣れません

引きこもりが続いていますが
モカの散歩だけは欠かせないので

自然公園まで車移動して
林の中や芝のある所を散策


因みに、アスファルトに手をつけると
夕方の日陰でも、50℃以上ありそうな
「熱い!」という感触です

照り返しもあり
モカの口呼吸はマックス状態

見ていても可哀想という感じなので
散歩も控えようと思ったのですが

本人(犬)にとっては
楽しみにしている日課の一つなので
車移動をしています

旧学習院初等科講堂前広場には
大きな銀杏の木があります


その銀杏の木に、数年前から異変が...


秋に実るはずのギンナンが
この季節に、沢山実るようになりました


熟れたギンナンが数個
芝の上に落ちていました


秋にもまた沢山の実を付けるイチョウ
これも
温暖化がもたらす現象でしょうか?



遊歩道の脇に咲いていた
ヘクソカズラ


古くは、万葉集にも
高宮王(たかみやのおほきみ)が詠んだ

皂莢 (そうきょう) に
延(は)ひおほとれる屎葛(くそかづら)
絶ゆることなく宮仕(みやつか)へせむ

(訳)
さいかちの木に
いたずらに延いまつわるへくそかずら、
そのかずらさながらの、
こんなつまらぬ身ながらも、
絶えることなくいついつまでも宮仕えしたいもの

という歌にも登場し


今、NHK 連続TVドラマ「らんまん」の
牧野万太郎のモデルになっている
牧野富太郎博士が
屁糞葛(ヘクソカズラ)と名付け
登録された花だそうです


葉や茎を傷つけると
臭い匂いがすることから
この名がついたそうです

チョット、気の毒な花の名前のように
思われますが

"牧野博士の言葉"
「雑草という草はない」が表すように

その草の、ありのままの姿、状態から
言葉に偏見を持たずに命名したのではと
推測されます

花自体は可愛いく.別名
「早乙女バナ」「お灸花(ヤイトバナ)」
とも呼ばれているそうです



オカトラノオも沢山咲いていました


日差しが遮られた林の中で
白い光が点々と灯っているようでした


強烈なつよい陽射しを遮ってくれる
林の中は、涼風の通り道となって
それは、天然のエアコンのようでした


光と影が織りなす模様は
まさに自然のアート


冷たい飲み物を携えて
モカとののんびり散歩は


この厳しい暑さを乗り越える
一つの癒しになっています


蝉時雨や
眩い程の光と影のコントラスト


明日から夏休みに入る学校


いよいよ夏本番を迎え
高温が常態化してきた日々を

上手に乗り越えて行く術を
身につけたいと模索している最中の
モカ家です


皆様も、どうぞ体調を万全にして
この熱い夏を乗り切ってください

それでは、また





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