結局 私は何をやっても「そこ」にはたどり着けない。
楽しいよ。
嬉しいよ。
一生懸命なんだよ。
必死な時もあるよ。
でもね。
いつの間にか「そこ」には
私以外の人がたどり着いているんだ。
誰かのことを思って一生懸命やった事ほど
結果として受け入れてもらえないことがあるの・・・
私はいつも「かけ声」
私はいつも「スタート」
でもね。
いつの間にか誰かに追い抜かれている。
競馬馬で言えば「逃げ馬」
中盤からスタミナが落ちていく。
小学校の時、リレーでアンカーだったことがある。
ずっと一位を保っていたみんなのバトンを受け取って
頑張ったけれど・・・頑張ったけれど・・
途中で抜かれてしまった。
運動会が終わったときのみんなの態度が
とても冷たかったこと
いまでも忘れない。
気が付いてみたら 一人ぽっちになっていた。
あの悔しさ
あの悲しさ
ひとりぼっちで帰る道
ほんとに寂しかったな。
私に足りないものは
あと一歩なのに
くやしいって思うのに。
誰かに話しても解決はしない。
自分で乗り越えなくちゃならない。
中盤からスタミナが落ちないようにするためには
スタートを頑張りすぎないこと・・・
きっと そうなんだ。
楽しみすぎて
はしゃぎすぎる自分。
もう少し計算して生きていかないと
いつまでもいつまでも「そこ」に
たどり着くことはできないんだよね。
こんな私を何というか・・・
きっと
「熱くなりすぎる女」とでもいうのかもしれない。
炭も、熱くなりすぎるとお肉は堅くなって焼けこげ、
結局は誰にも食べてもらえない。
「そこ」にたどり着くためには
急がず、静かに じわじわと燃えることが大切なのだろう。
備長炭のように・・