どこかで誰かが

独り言をつぶやくように思いついたことを書きとめてみたいと思う。
モモの徒然日記なり。

日本人

2010-03-16 21:36:56 | 日記
今日は知人のお母様がお亡くなりになり通夜式に参列させていただきました。

ご住職の法話にしみじみと日本人である事に誇りを持って生きていきたいと思いました。

春は花の季節、いにしえの日本人は花の散り方をこころの目で見て様々な表現をしました。

サクラ散り、梅はこぼれて、椿落つ、牡丹くずれて人は往く。

誰にでも必ず訪れる最期、そのあとに人は極楽浄土へと往くのだというお話。

わたしは、現実に起こる現象をこころの目でみる余裕のある心持でいつもいるだろうか…

先人はいつ何が起こるかわからないということを身をもって教えてくださっているのだと…

明日が1ヵ月後が1年後が必ず来るとは限らないということを教えてくださっているのだと

ご住職は仰っていました。

人生が限られた時間だと気付けば今ここに在りし事に只々感謝です。

平穏な日々を過ごせているのはどなたかに見守っていただいているのだろうと思ってしまい

ます。宗教観はひとそれぞれだと思うけど大いなる方の思いの中で守られて生かされている

ことは共通の想いでしょうね。