どこかで誰かが

独り言をつぶやくように思いついたことを書きとめてみたいと思う。
モモの徒然日記なり。

三助(さんじょ)

2017-03-30 17:44:11 | 日記
今朝、サービス付き高齢者住宅にお住いのYさんから電話を頂きました。

お願いがあるとおっしゃるのでなんだろうと思ったら、鉢植えのパキラを植え替えたいので土と鉢がほしい

とのこと。

頂き物のパキラは小さなジョロの形をした入れ物の中で、窮屈そうにしていて環境を替えて伸び伸びと成長

したいとでも訴えているような感じでした。96歳になられたYさんは車いすでの生活で自由にお買い物に

行ける状況ではありません。

鉢植えのことが気になって気になってしょうがない様子でしたから、時間を作って植え替えをしてきまし

た。即決対応に何よりも嬉しいと安堵された笑顔が穏やかだったので安心しました。


その後の二人の会話です。



〇〇(わたし)さん、三助(さんじょ)って言葉を知っていますか?
公助・自助ともう1つなんだかわかりますか?
共助ですね…と私
公助・自助には限界があるんですよ。しかし共助には限界はない…とYさん。
これからは、共助の精神を皆が理解して生きて行かないと成り立たないよともおっしゃった。

2025年問題を乗り越えるには公助・自助はもちろんだが互助・共助の助け合いの精神が必要不可欠だと思う。
なんとか浸透して、皆が行動を起こせるようになるといいのだけれど…
2025年には、私も66歳になってしまう。
先日、60代半ばの先輩とお話をする機会がありました。
団塊の世代の私たちは、未来に不安を抱えている人が多いのよという先輩の言葉が耳の奥に残っている。

一生懸命に生き抜いた老後は、明るく心穏やかな毎日であってほしいと願う。